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喜志の宮から 二上山の日の出 2019.9.4.-厄難除神事 

2019年09月05日 | 朝日・夕日

 2019.9.4.5:55 富田林市宮町三丁目 式内社 美具久留御魂(みぐくるみたま)神社 通称「喜志の宮」

年に2回、4月6日5時56分頃と9月6日5時52分頃に、ここ喜志の宮さんから、鳥居越しに二上山の日の出が見られます。

 

 5:52 その日の前後3日間が見頃で、曇りや雨の日も多いので天気の良い日に来てみてください。

無料駐車場も神社前にありますよ。

 

 5:52 この日はまだ9月6日の2日前なので雄岳の内肩あたりに日が昇りました。

すこし薄雲が出ている方が深みのある写真が撮れますね。

 

 実はきょうの10時30分より新しい神事「厄難おき変え神事」が上の本殿横の南北神社と熊野貴平神社の間で行なわれます。

これは、昨年のこの日、大阪府を襲った台風21号が富田林市にも大きな被害を及ぼしました。美具久留御魂神社も多くの木々が倒れ、被害を受けました。ところが...

 

 台風21号の暴風雨で本殿裏の幹径50cmを越える大木の枝が折れ、南木神社と熊野貴平神社の社に向かって倒れました。

直撃を受ければ、社は破壊されるところでしたが、写真の通り二社の20~30cm程の隙間をすり抜けて落下したため、ほとんど無傷でことなきを得ました。

〈画面をクリックすると拡大します〉

 

 なんと、この矢印の隙間ぎりぎりに落下したことになります。

偶然と言えばそれまでですが、「日頃の行ないが自分の運命を決めている。」と思っている私には、御神威が「大難を小難におき変えた」と思えてなりません。

〈画面をクリックすると拡大します〉

 

 暴風雨の中、この隙間に大木の枝がほとんど屋根に触れずぎりぎりで落下したのですね。

このことを由縁として、毎年9月4日、奇(き=喜志)しくも、喜志の宮さんから二上山の日の出が拝めるこの日を「厄難除け祭り」の日と定め、「厄難おき変え神事」を執り行うそうです。

 「厄難おき変え神事」は御神威の高いこの場所で行なわれます。

 

9月5日は厚い雲に覆われて、見れませんでした。

続いて、9月6日 5:53 うす雲が二上山の周りを覆っています。

きょうは見ることができるか...

 

 5:41 ギャラリーは多く集まりましたが、どうも雲行きが怪しい。

 

 「きょうはあきまへんな...」

 

 9月7日 5:31 きょうは行けそうと早くから来てみたら、現地ではうす雲。

はたしてきょうは見れるのか...

 

 5:51 うす雲でぼーっとしています。

もう出ているのかな...

 

 5:52 あっという間に昇りました。もう露光オーバーで撮れません。

 

 5:53 瞬間をとらえようと熱心な参拝者。年々、参拝者が増えてます!

 

関連記事特集】喜志の宮さんからの日の出 2018春 2018.4.9.

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 日の出 デコメ絵文字2019年9月7日 ( HN:アブラコウモリH )

 

 


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