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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

台所のDIYリフォームのお話 間仕切り壁の設置その2 階段周りの間仕切り 階段手すり用の芯材を入れて壁移動してボード貼り

2020-06-03 00:47:55 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

キッチンリフォームの続きになります。

 

階段周りの間仕切り壁。

急な階段でドンドンと響くので階段と壁は縁を切っておいて、出来るだけ部屋に響かないようにしたいと思っています。

前回は、壁際に軽天材(LGS)を仮組したところまでで、その続きになります。

 

 

 

 

 

さて軽天材って扱うのが初めてで組み方も全くの無知。

Youtubeを見ても大きな現場の施工や、凝った作りの壁の紹介みたいな動画しかなくて、ランナーを床と天井に走らせてスタッドを立てるくらいしか

分からず、戸枠まわりの処理をどうするのみたいなハウツーものは見つけきれませんでした。

 

ドア枠は天井まで延びるスタッド(柱)に横方向にスタッド、もしくはランナーを走らせないとならず、そこの継手構造はどうやるのか疑問でした。

金切りばさみで切れるのでこんな感じに直交させるのかとやってみました。

 

 

 

 

 

しかし、これでは壁の下地が凸凹(不陸)ですし、工期・効率優先の建築現場で先ずこんな面倒くさいことはしないと思います。

Youtubeを目を更にしてみたらスタッドにランナーを添えているように見えたのでやってみました。

 

 

 

 

 

 

 

さてビス留め(ネジ留め)ですが、専用のタッピングビスがあります。

先端が尖っていてサンダーバードに出てくる「ジェット・モグラ」のドリルにそっくりです。

 

 

 

 

 

 

青島 1/72 サンダーバードシリーズ"ジェットモグラ"

 

 

 

 

ビス留めするのに下穴は要るのか? 何本留めたら良いのか? 何となくは分かるけど何となくしか分からない。

本職の常識を知らないだけに一つ一つ悩みます。

 

最初は下穴をあけてみましたが裏にバリが出てしまい、バリ取りできない面があってよろしくありませんでした。

 

 

 

 

下穴の有無でビスのねじ込み状態を観察してみましたが、手前の鉄板を突き抜けたときに生じるバリが間に挟まって悪さするかと思ったのですがそんなこともなく

両者変わりはないように見えました。

ちなみにこのビス、先端がすごく尖っていて硬度もあって、簡単に鉄板を突き破って食い込んで行ってくれます。

 

 

 

 

 

 

階段には手すりを付けようと思っています。

適切な手すりの高さを知りたくて検索したところ75~85センチ、だいたい80センチが良いとありました。でも実際にその高さを想定してみましたが

低すぎるように感じました。

 

 

 

 

 

 

特に下りの際は高さが低いと前のめりになって危ないようの思えます。ということで90センチとしました。

 

 

 

 

 

 

手すりの受け金具はスタッドにネジ留めするのですが、しっかりネジを効かすには中に木を入れておくと良いとどこかで見たので合板を仕込んでおくことにしました。

軽天材の内寸にピッタリサイズに合板を切り出しました。

 

 

 

 

 

 

芯材となる合板ですが12mmの合板1枚で大丈夫だと思ったのですが、気が弱い性格なので二枚合わせにしています。

これは今までの経験で、一発でやり終える仕事なら合板一枚で十分なのですが、私のような素人が何度もやり直すとバカ穴になってネジが効かなくなるのでそうしています。

 

室内側には吊戸棚も付けようかと思っているのでたくさん用意しました。

 

 

 

 

 

内面にピッタリ密着して仕込めるように簡単な挿入棒を作って仕込みました。

 

 

 

 

 

 

ピッタリ密着してるのを見ると幸せになります。

 

 

 

 

 

軽天材のビスも何本留めればいいのか分からないので多めに留めました。

たぶん両側から二本ずつで良いように思えますがここでも用心深い方に気持ちが行ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

これから仮組した間仕切り壁の骨組みを移動させ階段側のボード貼りと仕上げをします。

天井と床のライナーにスタッドをビス留めしますが、ビス留めするスタッドは両端だけ。これだけでは強度が足りないので室内側にベニヤ板を貼り補強しました。

 

 

 

 

 

天井と床に仮留めしていたビスを取り外して移動させます。

見えてる面が階段側になります。この状態でボードと仕上げをしていきます。

 

 

 

 

 

先ずは下側のボード貼り。

 

 

 

 

 

窓周りにボードを貼る際に角で割り付けすると壁紙(クロス)が切れるのでよくないと言います。

上側のボードが戸枠の上側に掛かる為、横走りするスタッドまで取り付けなければならないことに気付き急きょ追加しました。

 

 

 

 

長くなってきたので仕上げの工程は後程

ではまた


台所のDIYリフォームのお話(35) 間仕切り壁の設置その1 階段周りの間仕切り 初めて扱う軽天材(LGS) 便利なマキタのクイックミニ補助ローラー

2020-05-25 16:21:23 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

娘の頬に頬ずりしたら「ペタペタする」って言われました。  

「化粧水塗ってるから」(シミ予防のヤツ、本当に塗ってる。)って言いましたが、たぶん心に届いていません。

「ペタペタしているのは生きてる証拠。死んだら干からびてカピカピになるので、ペタペタしてるのはありがたいことやで」と苦し紛れに言ったものの・・・・、

全く心に届いてないと思います。

 

 

仕事の帰り道にあるたこ焼き屋さんがあって、時折食べたくなる。でもいつもご飯時。

なので週末はたこ焼き。

 

 

 

 

でもコロナの影響で粉モノが軒並み品切れ。有っても何故か日本製粉(にっぷん)ばかりで日清製粉のは品薄状態。

今日は日本製粉(ニップン)の「皮はパリッと中とろ~り」がキャッチーな「しょうゆ味」。

 

 

 

 

とら母(嫁)は美味しいと言うけど私は日清が好き。

娘は本日、何故が具無しに興味があるらしく、タコも他の具も無し希望。なので二個だけ「一切具無し焼き」を作った。

何に興味が湧くか不思議なお年ごろ。

 

 

 

 

 

キッチンリフォームの続きになります。

キッチンユニットを設置したので次は床を貼ろうと思ったのですが、施工の順番的にいけば次は壁の下地作り。

間仕切りたいのは階段周りと土間からの上り口の二箇所。

 

階段周りの間仕切りについてですが、物置部屋として作られたこの部屋は階段が急で、上り下りするとドンドンとよく響きます。

壁の厚みを厚くすれば軽減されると思うのですが、部屋を出来るだけ広く取りたいので壁の厚みは抑えて、階段と壁は縁を切った壁にしようかと考えていました。

しかし縁を切ろうとすると階段側の石膏ボードはどうやって貼るのだろうかと疑問が湧きました。

階段とほぼ密着していて狭い隙間しかないところに石膏ボードを貼るのは面倒で、友人に聞いて回ったのですがこういった場合は階段に直接壁を貼るのが

一般的みたいです。もしやるとすれば一旦階段を取り外すかなあと教えられました。

 

 

 

 

 

 

部屋を間仕切ったり軽天材を使うのも初めてだったので、Youtubeで色々と調べていたらこんな動画を見つけました。

LGS壁移動

 

 

 

 

土間からの上り口の壁か階段周りの壁、どちらから先にすべきか考えてたのですが、この方法を取るなら上り口の壁が無い時にしかできないので

先ずは階段周りをすることにしました。

 

 

長尺モノを丸ノコでカットするのに、今まで片方をラボジャッキで支えて切っていましたが作業性がイマイチでした。

ラボジャッキってこんなヤツです。

 

 

 

 

本来の用途でないので、それ用を買いました。

マキタのクイックミニ補助ローラー(A-47450)。

 

クイックという名が付くだけあって、ハンドルをクルクル回し続けなくても希望の高さまで一発で上げ下げできます。

 

 

 

 

 

 

ハンドルもドライバーの柄みたいでこじゃれています。それよりもハンドルの向きが微妙に斜め上を向いていて使いやすいです。

 

 

 

 

 

 

で、間取りと言うか、どこで間仕切ろうかと言う問題。

キッチンを出来るだけ広くしようとしたら急な階段の上り下りが余計に歩きにくそうですし圧迫感も増します。

かといって頻度の低い階段に貴重なスペースを割くのもどうかですし・・・。

こういった後から自分で決めないとならないのが一番悩みます。

 

 

 

 

 

で、この間仕切り位置を決める材料としたのが冷蔵庫の幅。

キッチンユニットの端と階段の間仕切り壁との間に冷蔵庫を置こうと思っていて、将来の買い換えに備えて500リットルクラスのものが置けるように

幅を780mmほどにしました。

天井の下地を探して床と天井にランナーと呼ばれる軽天材をネジ留めして、柱(間柱)となるスタッドを差し込むだけの簡単な施工です。

両端のスタッドはランナーと固定しますが、間のスタッドは地震などで石膏ボードが動いたときに追随させるため固定はしないそうです。

なおスタッドのピッチは石膏ボード一枚貼りのため303mmとしました。

 

 

 

 

 

続いて階段に面した壁の方。

同様に軽天材を組むのですが、こちらは軽天材を組んだら一旦外して他で石膏ボードを貼るのでランナーは仮固定です。

ここにはアウトセットの片引戸を付けようと考えていてるため戸枠が付きます。

 

 

 

 

 

 

ここで、ボケを噛ましてしまいました。

ランナーを固定するのに天井は下地に、床は均等割りにネジ固定していたのですが、スタッドを仮組みしてみたら見事に合致してしまって、後々取れなかったり

ネジ留めすることが出来なくなることに気付きました。(黄色のテープが下地の場所)

 

 

 

 

 

 

 

階段に面した壁を作るのに合わせて、階段を下りる際に頭がぶつかる部分も見直すことにしました。

元々が物置部屋として作られたためか、急なだけでなく階段の高さも十分に取ってなくて、階段から降りてくるときにいつも頭を屈める必要がありました。

 

 

 

 

 

 

壁を剥がしてみたら天井裏の分だけまだ余裕があって切り込めば高さをかせげそうでした。

 

 

 

 

 

取りあえず柱一つ分(約10センチ)天井を切り込んでみました。

頭と干渉するのが少し和らいだ気がしますが、もう少し切り込みたいところです。

壁の方ですがスタッドの無いところにネジ留めできるように、天井に一枚下地を追加しました。

 

 

 

 

 

 

下地を追加した分だけスタッドを短くする必要がある為、丸ノコで端をカットしたのですが、見事にムシャゲました。

 

 

 

 

 

 

板厚が0.5mmと薄いため端部のカットは刃に負けてしまいます。

なので中子を入れるか、ランナーならスタッドをはめてからカットするようにしました。

 

 

 

 

 

ランナーとスタッドのネジ留め(結合)はまだですが、とりあえず仮組みまでできました。

次は骨組みをネジ留めして、場所を移動させて石膏ボードを貼ります。

 

 

 

ではまた。

 


丸ノコのケーブルの断線修理(34) 丸ノコの刃で切断

2020-05-10 14:18:41 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

ブログを書いたらとら母(嫁)に文章チェックをお願いしています。

前回のブログを見てもらったときのこと。

クスって笑い声がした。

「どうしたん?」と聞いたら

シース(電線の灰色した外皮のこと)がスシに見えた、と・・・・

シース → スーシ → スシ → 寿司  恐るべし食への身勝手脳内変換機能

宇宙の胃袋を持つとら母の胃袋をなだめるために週末はスシローになった。

 

本鮪赤身(150円)、まぐろ(100円) どちらも美味しい。あなどれないスシロー。

 

 

 

 

 

 

いくら娘

 

 

 

 

 

で、本題。

キッチンリフォームでよく使っている丸ノコ。

親父が使っていたもので銘板には昭和53年4月とあったので製造から42年経ってることになります。

 

丸ノコの最近の主流はベースプレートがアルミ製だとか。

アルミベースは精度が良くて木の滑りも良くて精度よく切れるそうです。

これしか使ったことがないのでアルミベースの良さは知りませんが、確かに鉄板ベースは縁を折り曲げて作った板金モノなので縁のエッジがシャープじゃなくて、

金尺を当ててもビシッと決まらないので使っていて幸せにはなりません。

 

 

 

 

 

 

先日使っていたら途中で止まったり動いたりし出しました。

いつだったか誤って鋸刃を引っ掻けてケーブルを傷付けてしまっていて、そこをこねると症状が出たのでケーブルの断線と思いながら、だましだまし使って

作業が終わるころにはついにうんともすんとも言わなくなりました。

 

グラインダーとか丸ノコのケーブルにありがちな鋸刃を引っ掻けた痕。

黒色した外皮に損傷は見えるけど中の線には傷は見当たりません。これだけ外皮がやられていて芯線が無傷ってのはあり得ないので、使っているうちに捻じれて

見えなくなっているだけだと思います。

 

 

 

 

 

金色(クロメートメッキ)したネジと本体と同じ灰色したネジがあって、メッキのネジを外すと接続部のケースを開けることができました。

色分けしてあって分かりやすい作りになってます。

 

 

 

 

 

 

ブラシがやられていて不調だったり原因が他にある可能性も無くはないので、先ずはテスターで断線しているかの確認。

赤線のケーブルは導通がありましたが白線のケーブルはやはり導通がありませんでした。

 

 

 

 

 

本体からケーブルが出るところについている断線防止のケーブルグランドと言われる保護部材がケーブルと一体なら面倒なのですが、通してあるだけなので

助かりました。

損傷部を切り詰めて再結線するだけの簡単な修理。

 

ボケて結線間違いしないように、元の結線を残したまま一つ一つ順番に結線。オッサンのポカミス対策。

銅線は年数が経っているのでピカっとした銅色をしておらず、少し酸化が進んでいて黒っぽくなっていました。

白線はコンデンサーとモーターのケーブルとねじって繋がないといけないので少し多めに被覆を剥いておきます。

 

 

 

 

スイッチ部は絶縁被覆付きの圧着端子が使われていましたが無かったので絶縁キャップを付けときました。

ここでアレっと思ったのが、スイッチの端子のネジを外したら菊座金が端子台と圧着端子の間に入っていました。

普通なら「端子台に圧着端子を置いて、そこに菊座金が付いたネジで留める」と思ってたんですが、実は世間知らずで本来はこれが正解なのかもしれません。

(黒線の方は触っていなくて、端子台の下に菊座金があって端子に隠れて見えてないです)

 

 

 

 

 

最後にプラグの部分にテスターをあてて短絡が無いのを確認してから通電チェック。

ここで何もせずにコンセントに差し込むのは危険です。

 

 

 

 

 

 

最後に損傷したケーブルを外皮から抜いてみたらやっぱり白線が断線していました。

 

 

 

 

最後にキッチンリフォームの話でいま悩んでいることを一つ。

階段部分を間仕切ろうと思っています。

階段の上り下りの際に割とドンドンと音が響くのでこの対策が出来ればと思い、そのためにキッチンの壁と階段の縁を切っておいた方が良いように思っています。

ただそうすると間仕切りを作る際に階段と密接するため階段側にボードを貼れないという問題があります。

知り合いに聞いてみたものの難しそうで、皆さん諦めて階段に壁を直貼りするか一旦階段を取るしかないのではと言われました。

さてどうするか・・・・。

 

 

 

 

うちに来た時ばかりの亡き寅次郎のカレンダー。

可愛かった。

 

 

ではまた


台所のDIYリフォームのお話 IHクッキングヒーターのコンセントを取付けした際の電気工事の欠陥について(前回のブログの間違い修正)

2020-05-07 01:32:24 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

前回のブログ

「台所のDIYリフォームのお話  台所のDIYリフォームのお話 IHクッキングヒーターの電気工事コンセント取付 単線に圧着端子 疑問に思ったこと」で、

IHクッキングヒーター用にコンセントの取付けする際に、2.6mmのVVFケーブルを「のの字曲げ」して結線したものの・・・、

 

 

これってこれでいいのかなぁと疑問が湧きつつも、かといって単線に圧着端子ってのも良いのかなあと迷いが生じ色々と調べたところ、圧着端子メーカ-の

資料から使用可と言うことが分かり、加えて電気工事屋をしている幼なじみからもネジの緩みを懸念して圧着端子にすると言う話を聞き、圧着端子で結線しなおしました。

 

 

その後、このブログに載せていたホーザンの動画を見て「ケーブル外装が台座の中に入っていないと欠陥です」ということが気になりますとコメントを頂き、

動画を見直して、「ネジから5mm以上芯線が露出していると欠陥」ってところが、圧着端子が裸だと該当するのでは思ってやり直し「追記」として

加筆したのですが・・・・、

 

 

 

 

 

その後、またコメントを頂き、指摘された内容が上記ではないと教えて頂きました。

その内容を追記しようかと思ったのですが「追記」の「追記」では見にくくなるので改めて書いた次第です。

 

実のところ、頭が「芯線の露出」に行っていたので、コメントを読ませてもらって勘違いしているということは分かったのですが、最初は動画を見直しても

何が間違いかを見つけることが出来ませんでした。

 

時間を空けてその日の夜、また動画を見てようやく何が間違いだったかを認識することができました。

では何だったかと言うと、まんま「ケーブル外装が台座の中に入っていないと欠陥です」でした。

 

 

で、「ケーブル外装が台座の中に入っていないと欠陥です」ですが

灰色したケーブルのその灰色したものを外装とかシースと言うのですが、これは心線の保護のためのもので、これを剥ぐと白線や黒線がでてきます。

白や黒は絶縁体で銅線が接触してショートしないようにするためのもので、この灰色のシースを剥き過ぎてしまっているという事でした。

(白線と黒線が露出し過ぎている)

 

引用:HOZAN「【2019年度版】ランプレセプタクルの結線 (2018/2017年度対応)」

https://www.youtube.com/watch?v=RZd3aVTgaSU&t=215s からキャプチャー

(HOZAN様 引用に問題がありましたらご連絡いただければ削除いたします。お手数をおかけしますが宜しくお願いいたします。)

 

 

 

コンセント(写真はランプレセプタクル)の外に白線や黒線が露出しているとそれをネズミがかじったりするとショートして火事になったりするので、

ちゃんと台座部(器具内)に収めなさいということです。

 

引用:HOZAN 第二種電工試験の虎 技能試験対策 > 欠陥事例 「ランプレセプタクル施工時の欠陥」から抜粋

https://www.hozan.co.jp/denko/skill/defect/case.html

(HOZAN様 引用に問題がありましたらご連絡いただければ削除いたします。お手数をおかけしますが宜しくお願いいたします。)

 

 

 

で、またやり直しました。

 

 

 

 

正直、むっちゃ大変でした。

2.6mmの単線って、ホント硬いです。

 

ケーブルを通す穴からネジまで近いし、ケーブルは硬くて全然曲がらないし、全然融通が利きません。

圧着してからケーブルをネジのところまで持ってくるなんてできないので、圧着端子を仮にネジ留めしておいてケーブルを形作って絶縁体をどれくらい

剥くかをけがいておいて、それから線の皮むき。

銅線の長さも、長すぎず短すぎずにケガいて、それから切断。

ちょっとでも長かったり短かったりしたらネジ穴が一致しません。

 

でなんとか完成。

がんばってシースを台座の中まで入れました。指痛かった

 

 

 

歳食って頭が固まってしまっているからか、読解力が無いのか、目の前にあることや、そのまんまのことがパッと分からないんですね。

やだやだ。

 

 

コメントくださった「鳩の巣さん」、これでご指摘いただいたこと直ってますでしょうか。

また、気付かれた点がありましたらコメント宜しくお願いします。

またまたありがとうございました。

 

 


台所のDIYリフォームのお話 IHクッキングヒーターの電気工事 コンセント取付 単線に圧着端子 疑問に思ったこと

2020-05-04 23:39:11 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

お肉が食べたくなったので焼肉しました。

 

 

 

 

 

最近見つけた隣町の精肉屋さん。

ここのハラミとミノがむっちゃ美味しいです。

たまりません。

 

 

 

 

 

いきなり焼肉の写真で失礼しました。で、本題。

キッチンユニットの固定の残件にレンジ台の固定がありました。

他のと違って固定する前にビルトインのIHクッキングヒーターのコンセントを付けとかなければならず、後回しにしていました。

で、その電気工事の際にふと、疑問に思ったことを書こうかと思います。

 

 

IHクッキングヒーター用のコンセントってこんなヤツです。

電気を食うのでコンセントも30Aと普通のコンセントより二回りほどデカいです。

 

 

 

 

 

初めて見たとき顔文字かと思ったわ。

 

 

 

 

普通のコンセントの接続は電線の被覆を10mmほど剥いて、穴に差し込むだけの簡単作業なのですが、こいつはネジ式。

ネジ式と言えば裸電球をつけるランプレセプタクルが思い出されます。これは電気工事の試験にも出るので知ってる人は知っているコレです。

 

 

 

 

 

電線の先っちょを輪っかにしてネジ留めするのですが、電気工事の資格を取るときに参考にしたのがホーザンの動画でした。

ランプレセプタクルの結線ノーカット版 2021年度(2020~2017年度対応)

(HOZAN様 引用に問題がありましたらご連絡いただければ削除いたします。お手数をおかけしますが宜しくお願いいたします。)

 

 

 

電線を輪っかにするのを「のの字曲げ」と呼んでいますが、IHクッキングヒーターのコンセントもこれにならって電線を「のの字曲げ」することにしました。

 

先ず、被覆を剥く長さですがランプレセプタクルの場合が20mmでしたがIH用コンセントの端子ネジはM5と一回り太いネジだったので25mmほど剥いてみました。

 

被覆を剥いて最初に3mmくらいのところを挟んで90度に曲げてるとあるのですが、この曲げが電線を丸めた時にカウンターとなって美しい輪っかにしてくれます。

でもランプレセプタクルの場合は電線の太さは1.6mmと細いので楽に曲がりますが、IHのコンセント用となると30Aと大容量なので太さも2.6mmと太く

曲げようとしてもなかなか曲がってくれず、被覆を剥いたところから3mmのところを挟んで曲げても被覆の所まで曲がってしまいした。

 

 

 

 

 

電線の先っちょの挟んで輪っかを書くように丸めますが硬くて丸めにくく、工具もしなってしまいます。

いきなり本番は無理だろうと練習してみましたが見事にヘタッぴな輪っかになってしまいました。

 

 

 

 

 

 

感をつかもうと何度か練習してみました。

 

 

 

 

 

 

被覆を剥く長さも27mmくらいが一番よくて、8回目くらいになんとか形にすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

電線はVVFという単線のケーブルですが緑色のアース線はIV線といって細い線を撚って一本の電線にした「撚り線」で、こちらは輪っかにしても

きちんと接続することができないので、圧着端子を使います。

 

 

 

 

 

一旦は接続を終えたのですが実はこの作業をする前からVVFの単線を輪っかにすることがはたして正解なのかと思っていました。

単線をネジ留めするということは線接触となっていて、へたって来たりしてネジの緩みが生じると接触不良になってしまいます。

 

一方、圧着端子にするということは本来なくてもいい圧着端子を間に挟むことになります。

それは問題にならない微々たる接触抵抗なのかもしれませんが原理原則で考えれば直結が一番シンプルと言うことになります。

 

これまで単線に圧着端子ってしたことがないので、どうなんだろうとネットで調べみたりしました。

 

こちらの電気屋さんではIHヒーターの入れ替えの際にわざわざ圧着端子でやり直しをしていて、それを売りにしています。

(元の電気工事の輪っかが素敵すぎて、悩んでいる自分がどうかしているのかと思ってしまいますが、世間の電気工事ってこんなもんなのかもしれません。)

 

同じように疑問を持った人がネットで質問されているのをいくつか目にしました。回答には「問題ない」と言う意見も多いですが、「そもそも圧着端子は

撚線のためのもの」だとか「圧着端子を使ったら単線なら折れる」と言うのもありました。

 

一つ有力な情報としてメーカーの仕様書に撚線についても記載があるというものでした。

 

調べてみたらありました。

ちゃんと「撚線」と記載があります。

 

引用 ニチフ(http://www.nichifu.co.jp/j/) 総合カタログ(http://www.nichifu.co.jp/j/catalog/ebook/#target/page_no=19) から抜粋 

(ニチフ様 引用に問題がありましたらご連絡いただければ削除いたします。お手数をおかけしますが宜しくお願いいたします。)

 

 

 

 

電気工事屋さんをしている幼なじみにも聞いてみましたが、いつも5.5スケ(mm2)の撚線の3芯ケーブル(SVケーブル・VVR)を使っているということでしたので、

あえて単線ならと聞いてみたところ「経験上、ネジの緩みが気になるので圧着端子をつかうかな」と教えてくれました。

 

 

ランプレセプタクルならフィラメント式の電球としてもせいぜい100Wで電流でいうと1A。最近はLED電球なのでさらに小さくて10数Wほど。

私も端子のネジが緩んでいるのを見たことがあるので、貴重な現場経験の意見からやり直すことにしました。

 

アース線も被覆を剥き過ぎとか、長すぎとか指摘されそうなのでやり直しました。

 

 

 

 

 

 

電線の末端処理が輪っかでも圧着端子でも、端子のネジはしっかり締め付けないとならないのですがネジがプラスネジなので強く締めるには

しっかり押し付けて回さないとカムアウトしてしまって締め付けられずネジの頭も舐めてしまいます。

元々、レンジ台ユニットの背板って薄っぺらいべニア板だったので、しっかりコンセントが付くようにと裏に合板を当てていたのですが、そのおかげで

ネジを締め付ける際に背板がたわまずに締め付けることできました。

 

 

 

 

 

 

電線を輪っかにして接続して薄っぺらいべニアにコンセントを付けて・・なんて施工は世間では別に珍しい事ではなくて、トラブルもないのかもしれません。

プロから見たら無駄なことをしてと思われる人もいるかと思いますが、素人が手を抜いたらお終いと思っているのでそこは大目に見てやってください。

 

 

経験が無い作業をしていて、今回のようにいろいろと疑問に湧くことがあります。

作業をしていて「これってどうなの」と疑問に思ったことがあれば書きたいと思います。

ではまた

 

ーー追記ーーー(さらに追記あり)

ホーザンの動画を見て「ケーブル外装が台座の中に入っていないと欠陥です」ということが気になりますとコメントを頂いたので考えてみました。

「のの字曲げ」ばかり気にして欠陥についてまで見ていなかったのですが、それによるとネジから5mm以上芯線が露出していると欠陥となると

ありました。これはランプレセプタクルだけでなくブレーカーの結線でも同様に5mm以上露出していたら欠陥となるとありました。

 

引用:HOZAN 第二種電工試験の虎 技能試験対策 > 欠陥事例 「ランプレセプタクル施工時の欠陥」から抜粋

https://www.hozan.co.jp/denko/skill/defect/case.html

 

 

これをそのまま解釈すると絶縁被覆のない圧着端子の場合は欠陥に該当するような気もします。

(ブレーカーに結線する際に撚線なら棒端子を使うと思うのですが、この場合は見るからに危なそうですし、やっぱりこれも欠陥になるように思えます。)

 

のの字曲げでの明らかな失敗と違って、私も同様に圧着端子できちんとやったという気持ちから、欠陥になるという気が抜けてしまっている人も

多いような気がします。

こういったところはしっかりと教育受けた人しか行っていない事なのかもしれません。

 

と言うことで私もやり直しました。

絶縁被覆付圧着端子が無かったので絶縁キャップを被せています。

 

 

 

コメントくださった方、ありがとうございました。勉強になりました。

 

ーーー追伸---

上記の「追記」ですが勘違いして間違った解釈していたため改めてコチラに続きを書きました。

読解力が無いとたまに思うことがあります。反省。

 

以上


台所のDIYリフォームのお話 水屋を置くところの壁の仕上げから 断熱材の入れ方の昔と今

2020-04-18 05:48:08 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

キッチンユニットの据え付けももう少し。

やり残したところもまだありますが、細かなところは後にして先にフローリングを貼ろうとしたのですが、先に間仕切り壁を作っておかないといけないことに

気付きました。

 

間仕切るのは出入口の壁と階段周りになります。

作業性やコストから軽天材(LGS)が良いと教えてもらったので、ネットで情報収集。

見たことはあっても施工は初めてなのでイマイチ何が必要で何をどうしていいかピンときません。

それに加えドアが付くので更に複雑になってしまいました。

 

困ったときの工作仲間。

近所のkagayakiさんのところに相談に行って、その足で二人してコーナンに行って現物見ながらあれやこれや現物を見て情報収集。

そんなことをしていくうちに何となく必要な部材が分かってきたので、とりあえず必要そうな材料を買ってきました。

(実際に買ってきたのはコロナで緊急事態宣言が出るずっと前のことでした。リアルタイムで更新できてません)

 

 

 

 

 

 

軽天材による間仕切り壁に使う材料は柱(間柱)となる「スタッド」とスタッドを受けるために天井と床を這う「ランナー」があります。

出入口の間仕切り壁は引き戸が納まる兼ね合いから10045と呼ばれる100×45mmのスタッド。

階段周りの間仕切り壁は厚みを抑えたかったので6545と呼ばれる65×45mmのスタッドにしました。

 

 

 

 

 

軽天で間仕切りをしようと思ったのですが合板を貼りっぱなしな壁が一部残るので、そこをクロス仕上げにしようと思い石膏ボードを貼ることにしました。

 

 

 

 

 

これを見るとコンクリートの基礎が床よりも高い位置にあることが分かるかと思います。

土台が柱から10mmほど出ていて、ここの処理も面倒になる気がします。

壁の両端の柱は壁の中に埋まっていますが中央の柱は一回り太いため壁よりも出ています。

ちょっと違いますが、昔の家でよく見かけた柱が出ている作りのことを「真壁造り」と呼ぶそうです。

 

どうせなんでこの柱の出っ張りも壁の中に納めることにしました。

 

 

 

 

 

 

この壁には水屋(食器棚)を置く予定にしていて、その幅と壁の幅が同じなため水屋の陰に隠れてしまいます。

でもつい「先々水屋も小さいものに替えたときにコンセントが有ったら」なんて考えてしまって、「要らんやん」という自分と「今なら簡単やで」という

二人の自分が言い合っていました。

こんな性格ではアカン。と、付けないことに決めたのですが、日が変わると何の迷いもなく穴をあけていました。

一生使わないコンセントをまた一つ増やしてしまいました。

 

 

 

 

 

 

コンセントを付けるのに上の小さな合板を剥がしてPF管を放り込み、あけた穴から手を突っ込んで頑張ってコンセントボックスを付けたのですが、

「断熱材、入れないの?」そんな悪魔の囁きにやられた私は、またしても誘惑に負けて合板を剥いでしまいました。

苦労してコンセント付けたのは何だっんだろうかと思いましたが気にしないようにしました。

 

水屋の上には今、Wi-Fiルーターを置いているので、ここにもコンセントを付けるようにしておいたのですが、後になってLANケーブルもセットで必要なのを思い出しました。

同じPF管に通せばいいかと思ったのですが、調べたらどうもダメなようなことが書かれていたのでボックスを2個口に替えて専用にPF管を追加しました。

(電線と弱電流電線を同一の線ぴや管に入れることは弱電流電線が制御線の場合であって特別に定められた工事をする場合以外は禁止されている(解釈第167条第3項) 日本電気技術者協会

 

 

 

 

 

 

断熱材を入れたのですが、この後正しい断熱材の入れ方を調べてみたら間違っていて、これは気密だとか防湿にあまり気遣っていない昔の施工みたいです。

(さすがにここはやり直ししませんでした。)

 

 

 

 

 

 

合板を貼りなおした後、中央の柱の段差を埋めるために先ず、9mm厚のボードを貼りました。

実は右側にもコンセントがあって、水屋に隠れて使われないコンセントが2個あるっちゅうことです。

 

 

 

 

 

土台の部分ですが、左側は10mmほど端が飛び出していましたが、右側は25mmほど出ていて邪魔です。面一(ツライチ)にしといてくれたらと思うのですが

建築的にはこれが普通なのかもしれません。

 

 

 

 

 

水屋の幅がこの壁と同じで、間仕切り壁を設置すると壁の厚み分、壁の幅が狭まり水屋の右がはみ出してしまいます。

おまけにちょうどこの壁に照明用のスイッチを設置したいところなのに、スペースが無くて付けれません。

なのでスタッドを柱に沿わして壁の幅を増すことにしました。

 

 

 

 

 

スタッドの厚み分(45mm)を増やせられて土台の出っ張りも無くせました。

 

 

 

 

 

 

この後、うっかり断熱材を入れ忘れて合板を貼ってしまいました。

気づいたときにはガックリしました。バカやん。

 

正しい断熱材は防湿シートの耳を出してキチンと重ねておいてそのままボードなり合板に挟み込ますらしいです。(断熱材の幅が広すぎてあまりきれいではないですが)

 

 

 

 

改めて合板を貼って、その上に9mm厚のボードを貼って・・・・で、またやらかしました。

追加したスタッドにスイッチボックスを仕込んでおくのを忘れてました。

バカやん。

 

スイッチの開口は後からでもできるのですが、天井に穴をあけてケーブルを通せるようにするにはそのままでは出来ません。

 

ボードを外して、スタッドを外して・・・ホント、バカやん。

 

 

 

 

 

 

ここと出入口にスイッチを付けたいので三路回路になります。

照明はムラや明るさがまだ分からないので、40Wタイプの直管型LEDを2系統に分けて設置しようと思っているので、3芯のVVFが2本通すことになるので

太目の22のPF管を入れておきました。

 

 

 

 

 

 

9mmのボードを貼りました。

これで柱の出っ張りが納まったのでこの上に12.5mm厚のボードを重ね貼りする予定です。

 

 

 

 

 

追伸

水屋が納まるように左側(上り口の間仕切り壁側)も少し出そうと思い、kagayakiさんおすすめのホームセンターに木材を買いに行きました。

少し遠いですが最寄りのホームセンターに無い木材があって、報告までとkagayakiさんにメールを送ったら、送った画像を見て「3mの木って軽トラで持って帰れるんですかと」

返事がきました。

 

4mくらいのものは積むことがあるので(軽天材も4mでした)、「4mですよ」と普通に返事を返しました。

 

 

 

 

 

さ、とっとと帰ろうと思ったのですが、ここのホームセンターはショッピングモールが併設されていてムッチャ大きく出入口も幹線道路から地下道でつながっているほど。

どこから出るのがいいのか分からず、結局来た時にくぐった地下道に向かっていたその時、手前にある高さ制限の看板を通過しようとしたとき「バコッ」っという

音が聞こえました。

そんな大きな音でもなく、振り返ると高さ制限の看板が揺れているのが見えました。 

 

「ああ看板に当たったんや。」

kagayakiさんが心配していたのを思い出しました。

1車線の地下道なので戻ることも出来ず、天井に擦らないか確認しながら地下道を出ました。

 

「この話、kagayakiさん言ったら笑われるなぁ」

そう思いながら道に出たら帰る方向とは逆の車線に出ていました。

「反対やん」

 

買った木材を低くなるように積み直し、念のために戻ってみたら高さ制限のトラ柄した棒がだらしなくぶら下がっていました。

 

ここは正直に言おうということで、近くにいた警備員さんに事情を説明しました。

しばらくすると責任者の人が来て現場を確認し念のためにと免許証とナンバーの写真を撮られ、明日連絡がなかったらスルーしてもらっていいですよとのことで

帰ってきました。

「黙って行かれる人もいるので言ってもらってよかった」と言っていましたが、黙って立ち去って後でややこしくなった時に、あの時正直に言っておけばと

悔やむのも目に見えています。

「ここにはカメラも付いていますので」とカメラを指さしてました。

どこで誰がが見ているか分からないし、今はどこから指摘が来るか分からない世の中。

 

塩ビで出来たバーは紐でくくられていただけのものでしたが。くくり付けられていた看板の棒はいつからかわからないけどちょっと曲がっていました。

 

 

その後連絡もなく、許してもらえたみたいです。

 

ドジばっかりで、バカな私。

ではまた

 

 

 


台所のDIYリフォームのお話 キッチンユニットの固定について

2020-04-09 01:33:03 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

キッチンユニットとそれ以外の床を縁切りして、先々でフローリングを貼り替えやすくしようとしたものの、継ぎ目のあるキッチンユニットの台座部に隙間に

フローリングを差し込もうとしたらちょっと厚くて入らず、改めて隙間を広げたのが前回のお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

今回はその縁切りの続きとキッチンユニットの固定についてになります。

先ず縁切りについてですがキッチンユニットがシンク下が掘り込んであるタイプなので縁切り位置がずれると、ここで継ぎ目が見えてしまいます。

 

 

 

 

 

 

正確に縁切り位置を出すには実際にキッチンユニットを設置すれば分かることですが一人で作業しているので、なかなかそうはいきません。

なので下のユニットを並べておいて、キッチントップを載せたと想定して位置出しをしてみました。

何度となくキッチントップを測ったのですが、組み立てたときの微妙なズレや壁の垂直の狂いなどで位置が合わず、シンク下の床板を作り直さないと

いけなくなりました。ただこの床板はシンクの排水に加え食洗器の給排水があるので作るのも結構面倒、気持ちが萎えます。

 

 

 

 

 

穴がずれたらやり直しなので合板を少し大きめに切っておいて、先ずは食洗器の給水口を穿孔。

バカ穴にしておけば楽ですが、大きい穴はやっぱり間抜けに見えますし、穴のセンターからずれたところに配管が来たら、それこそ気持ちが「どよ~ん」と

なってしまいます。

なのでドンピシャな位置でもって適度な穴径であけたいのです。

 

 

 

 

 

この適度な穴径ってのですが、絶妙なクリアランスを持った穴径はまるで黄金比のように心地よさを与えてくれます。

シンメトリーの美学って言うのがあって左右対称など均衡のとれたものが美しいというのもあるらしいので、形やバランスは心の安定にもつながるみたいです。

ただこれも度が過ぎて我慢できないくらいになると強迫性障害と言う精神疾患になるらしく、ほどほどでないとあかんなあと思う今日この頃です。

 

 

 

 

 

さて実際にキッチンユニットを置いてみて縁切り位置を墨出しするのですが、実際に下のユニットにキッチントップを載せてみたら色々と不都合が見えてきました。

先ずキッチントップですが端っこに折り返しが付いていて、キッチントップに下のユニットが抱き込まれるような作りになっていました。

見た目も自然で「ああ、きっとこう合体させるんだろうなぁ」って思うような納まりです。

 

 

 

 

 

 

 

ですがキッチンユニットの両端には仕切りパネルがあって下のユニットにネジ留めされているのですが、これだとキッチントップが出っ張るため

斜めに付いてしまいます。

 

 

 

 

 

ネジ痕からショールームで組んであったのを再現させてみましたが、それで言うとキッチントップの端とユニットの端は面(ツラ)を合うように組んでありました。

この場合、下のユニットは端っこの折り返しに納まらないので、その分だけキッチントップが前に出てしまいます。

 

 

 

 

 

 

下からキッチントップと下のユニットとの納まりが見えるのですが、パッキンの切り欠きや他との取り合いを見ると、やっぱり面一はおかしいように思えます。

 

 

 

 

 

また、面一にするとユニットが端に寄るので、その分ユニット間にも隙間が生じてしまいます。

 

 

 

 

 

 

「面一はやっぱりおかしいなぁ」と思ったのですが、ビルトインのIHクッキングヒーターの開口を見ると、面一の方がピッタリと一致してたりします。

 

 

 

 

何じゃこりゃってな感じです。

合致点がどちらにも複数あって、どう組むのが本当なのか、いいようにもてあそばれてしまいました。

ショールームで組んだ人はどう思われたのか気になるのですが、組み立ててナンボなので、いちいちこんなこと気にしなかったのかもしれません。

 

 

で、端を面一にするか、しないか。

それによっては設置位置も変わってきて果ては縁切り位置も違ってきます。

さてどうするって感じです。

 

気持ちをもてあそばれた私が出した結論は、やっぱり組んだのを見たときの心地良さから各ユニットを密着させて折り返しの内側に納めることにしました。

端の仕切りパネルが傾く件は隙間にスペーサーを噛ませて帳尻合わせすることにしました。

 

 

 

 

 

 

こうやってようやくシンク下の掘り込んだところのカット位置を決めることができました。

シンクのユニットは板厚が薄いため飲み込みシロも5mmくらいしかとれず、僅かなズレでも影響が出てしまいます。ココが一番厳しいところでした。

 

 

 

 

 

食洗器のユニットは板厚もあるので飲み込みシロを10mmほど取れました。

 

 

 

 

 

慎重に測ってケガいたものの、どこかでミスってたら一から作り直し。

チェックしてまたケガいたら前回と微妙に違ってたりして、嫌な作業です。

 

 

 

 

 

 

縁切りするってチョ~めんどくさい。

 

 

 

 

 

 

シンク下の掘り込みさえなければもっと簡単だったのに。

まあこれでシンクを退けずにフローリングを替えることができます。

(たぶん実際にはやらないとkagayakiさんのツッコミがあると思いますがその通りです。万が一に備える、そう保険みたいなものです)

 

 

 

 

 

床の施工が終わったのでキッチンユニットの固定をしようと思ったのですが、さてキッチンユニットってどうやって固定しているのか疑問に思いました。

置いているだけってことはないと思うのですが、キッチンユニット自体にはそれ用の金具やネジ穴はありませんでした。

ユニットの底板に穴をあけて床にビス留めするには距離があって結構長い木ネジが必要になります。

壁に固定させようとしても背板はペナペナなべニア。所々地はありますが、ドライバーが入らなかったり壁の方に下地が無かったり。

 

そんなこといちいち気にせずに適当にビス留めでもいいのかもしれません。

テレビのビフォアーアフターを見ていたらキッチンを解体する時って単に引っ張ってるだけで撤去できてるので、そんなものかもしれません。

適当にするならキッチンユニットを組んでから壁にビス留めですむのですが、気持ち的にそれができないので床に固定することにしました。

 

 

キッチントップを下ろして各ユニットを切り離すと、せっかく決めた位置が分からなくなるのでコーナーのユニットを固定して基準としました。

 

 

 

 

 

 

一旦バラバラにするしかないですが、こんなにゴチャゴチャになるとまた後退したような気になります。

 

 

 

 

 

 

L字金具は百均で2個100円で売っていたやつ。

 

 

 

 

 

 

隣に来るユニットはL字金具を踏むのでトリマーで座繰りました。

何かしようとすると手間も一緒に増えてる気がします。

いちいちめんどくさいと感じます。だからみなさん壁にバリバリバリっとビス留めしてお終いってするのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

キッチンユニットの固定も目途が立ったので、次はフローリングを貼っていこうと思ったのですが、その前に間仕切りをしないとならないことに

気付きました。

出入口の大きな間仕切りと階段周りの間仕切りです。

 

軽天(LGS)でやるのが手っ取り早いと聞くので、先ずは情報収集から。

 

 

 

それではまた

 


台所のDIYリフォームのお話 キッチンユニット下のフローリング床の飲み込み高さ調整 キッチンの床の貼り替え 床の後貼り 

2020-03-26 23:38:11 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

キッチンユニット周りにキッチンパネルを貼ったのが前回のお話

 

 

 

 

 

次はキッチンユニットを据え付け。

今回床はフローリングにしようと思っているのですが、犬がオシッコをしてしまってそれが継ぎ目に染み込んでしまったり、傷んでしまった時に

フローリングを交換したいと思っても、普通ならキッチンユニットがあって面倒になります。

なのでキッチンユニットがある部分の床とその他の部分の床で縁を切っておいて、あとからフローリングをやり替える際にキッチンユニットを分解せずに

交換できるようにしておくことにしました。

縁の切れ目は目立たないようにキッチンユニットの足元に少し飲み込む(差し込む)ように縁切りしたのですが、実際にフローリングを差し込んでみたら

悲しいかな狭くて入りませんでした。

 

 

 

 

 

12mm厚の合板とフローリングが同じ厚みだと思い込んでいたのですがフローリングは12.5mmほどあって、おまけに合板も実測11.5mmほどしか

ありません。

 

 

 

 

 

 

策としては敷板(スペーサー)を入れて浮かすか、差し込む部分を削ってしまうかなのですが、スペーサーを入れる面積よりも削る面積が少なく思え

手ごろそうだったので削ることにしました。

各ユニットは両側面の板で荷重を受けていて前面は化粧的なもの。なので前面側は一律に削っても問題ないですが側面部分は部分的に削らなければなりません。

 

側面部はトリマーで削ろうとしましたが、安定して保持できなくて綺麗に削れないと思ったのでフライス盤で削ることにしました。

 

 

 

 

 

 

大げさな作業のように見えますが、段取りや安定性、仕上がりを考えるとやっぱりフライス盤が適していました。

 

 

 

 

 

 

 

前面部は一律削ってもいいので、テーブルソーで切ってもいいのですが我が家のはテーブルが小さくガイドも短いので安定して押し出せず長いモノを

綺麗に切るのには向いておらず、試しにやってみましたがやっぱり蛇行した切断面になってしまいました。

 

 

 

 

 

 

結局これもフライスで削りなおしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

削ってフローリングを飲み込ます隙間を確保しました。

 

 

 

 

 

 

削ってしまったのでまたニスを塗らなければなりません。

並べてそれっぽくなったキッチンユニットがまたバラバラ。

仕事から帰って来て一度目を塗って、風呂上りに二度目。晩御飯を食べ終わって三度目。娘を寝付かせたら四度目を塗って、寝る前に最後の五度目。

 

 

 

 

 

 

今日は右半分を組み立てて明日は左半分を組もう・・・

 

 

 

 

 

 

工作友達のkagayakiさんからは「3歩進んで2歩下がるで1歩進みましたね」って言われますが自分的には「1000歩進んで999歩下がる」の1歩のように思えます。

 

 

 

 

 

 

リフォームという規模の大きなことをしているのに、やっていることは細かな事ばかり。自分の性格を疎むこともありますがそれが自分なので仕方がないこと。

一つ一つ目の前の課題をこなすしかないと思いながら続ける日々。

 

差し込んだフローリングがスッと入った。

苦労が報わる一瞬。

 

 

 

 

 

 

 

幼なじみが遊びに来た時にキッチントップを運ぶのを手伝ってもらいました。

2.7×1.8mのL型キッチンなのでそれなりにデカいです。

隣の母屋の狭い廊下に置いてあって途中の開き戸の高さは低くて1.8mなく、そのままでは通りません。

L型なのでどうしようかと思ったのですが、さすがだと思ったのは私があれこれ指示する間もなく、色んなところに目をやって気遣いながら

「起こして通そうか」ってことになってV字に立てながらドアをクリアして難なく運ぶことができました。

これは現場でいろいろと経験しているからこそできるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

試しに乗せてみました。

リアル感が増してキッチンぽくなったように思えました。

 

 

 

 

 

それっぽくなったと言ってもまだ設置位置の確認や床の縁切り、それにユニットの固定があります。

キッチントップが乗っかったのでいろんなことが見えてきました。

分からなかったことがクリアになっただけでなく、課題もまた見えたりして・・・・

 

続きはまた今度。

ではまた。

 


台所のDIYリフォームのお話 キッチンパネルを貼ってみた 入手しにくかったアイカのプライマーJW-900N

2020-03-15 05:07:41 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

キッチンユニット周りの壁をキッチンパネルで仕上げるためカットを行ったのが前回までのお話

扱ったことのない材料なので切るのもヒヤヒヤ、緊張しながらの作業でした。

 

 

 

 

 

 

キッチンパネルの貼り付けですが、施工説明書に具体的に書かれていて、貼り付けは接着剤と両面テープを使って貼りなさいとなっていました。

両面テープは専用のもので接着剤が乾くまでの仮留めの役目をし、その貼り方も周囲30mmをあけて仮留めテープを貼り、中央には格子を描くように

貼るように指示され、使用量もキッチンパネル一枚で一巻となっていました。

 

接着剤も専用のものを用い塗布パターンも例として書かれていて、塗布量も高さが4mmで3×8サイズで一本を使えと具体的に書かれてあり、

接着剤のノズルのカットは一目盛目が目安となっていました。

ボンドに関してはシリコンシーラントでも貼れると聞いたことがあり、実際の現場では職人さんの経験でそういった材料で施工しているのも普通に

あるのかもしれません。

ネットで検索しても今の検索ランクの上位は殆どが広告で、その次が広告収入を狙ったハウツーサイト。これが曲者で個人がDIYでやってそうな

文章ですが写真はプロが用意したようなクオリティの高い写真が合間にさしこんであって、それでもって具体性のない内容やメーカーの説明書を

丸写ししたような内容ばかり。

昔のような実際の作業をした個人のHPも皆無に近く、素人のDIYブログもほんの少し。

そういった状況なのでこんな施工説明書は正しい作業をするうえでありがたい存在に思えます。

 

引用:М工法 セラール・アイカメタル不燃 施工ガイド+納まり図  http://www.aica.co.jp/pdf/products/guide/02Mkoho.pdf アイカ工業

 

 

 

 

 

施工説明書に従って両面テープ貼り。

両面テープの粘着性がどんなものかと試しに剥がしたら、すごくネチャっとてノリ残りが多く、これは一旦貼ったら剥がせないなあと感じました。

 

 

 

 

 

 

突きつけた方が見栄えもすっきりして良いかと思ったのですが施工説明書には突きつけ施工は出来なくて3mm以上の目地を取るようにと書かれてありました。

湿気を含みやすい素材らしく膨張したときの逃げを残しておくためなのかもしれません。

目地をきれいに付けるのに接着剤だけなら壁に貼ってから微調整も可能に思えましたが強力な両面テープがあるので一発必中な気がしました。

なので下側に貼った合板の他に窓側の壁に3mmのアクリル片を貼っおき、それに突き当てるように位置決めして目地を付けるようにしました。

 

その後、両面テープを貼って接着剤を塗布した状況での貼り付けを想像しましたが、接着剤や両面テープが壁に付かないようにするためには合板に乗せる際に

パネルを少し手前に傾けて裏側を浮かしておかなければなりません。

でも寝かしすぎると窓枠と干渉するためなかなか難しく、本番でまごつかないようにとら母(嫁)と貼る練習を何度もとやりました。

 

 

 

 

 

 

 

接着剤は他のメーカーからも出ていて製造元も辿れば同じなのかもしれませんが、値段もほんの少し割高なだけでしたので、メーカー指定のものを

使いました。

 

 

 

 

 

 

 

施工説明書には接着剤を塗布してから10分以内に貼るようになっていたのですが、接着剤が体に付着しない様に気を付けながら両面テープの剥離紙を

剥がしていたら思いのほか手間取ってしまい少し焦りました。

そのことがあってから両面テープを貼ったら角の部分の剥離紙を少し剥がしておくことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

両面テープ以外のところを押すとパネルがへこんで接着剤が浮いてしまう「泣き別れ」が起きるということで、とら母にでも分かるように表面に

マスキングテープで目印を貼っておきました。

 

かなり緊張しながらも何とか無事貼ることができ、二人してガッツポーズしました。

初めてのキッチンパネル貼りはこんな感じでの作業でした。

 

 

 

 

 

 

 

二枚目のキッチンパネルの貼り付けですが、切断はアクリルカッターや手引きノコでは面倒でミスりそうなのでチップソーでカットすることにしました。

 

電動のこぎりは回転方向の関係で裏側から切る(刃が表側から裏側に抜けることで表面に剥離割れ(貝殻割れ)を防ぐ)ため、表側でカット面をけがくと

裏表逆になるのでミスを誘発します。

幼なじみはそんな理由から表側から切ってるらしく、切り口は大丈夫と聞いても問題は特にないと言っていました。たぶん切れが悪い刃を使わない

ヤツだから大丈夫なんだと思います。

 

そういった当たり前のことをケアしない人が現場で作業すると切り口が汚いことになってしまうんだと思います。ジョイナーはそんな切り口の悪さも

隠してくれるので施主は気付くこともなくいれるんだと思います。

 

養生テープはノコを引いたときにの傷防止です。独特な臭いとけっこうな粉塵がたちましたが楽に切ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

まとめてカットしたかったので窓周りの細々したモノをまとめてカットしましたが、おかげで素材の感触も少し分かってきました。

 

 

 

 

 

 

キッチントップが窓の下端よりも高いため、新しく窓枠を作ってそこにキッチンパネルを貼ります。

ここでも位置合わせしやすいように下端に基準の合板を貼っておいてパネルの採寸、カットを行いました。

 

 

 

 

 

 

L字のキッチンユニットのコーナー部なので電子レンジや電気ケトルを置く予定なので複数のコンセントが付きます。

 

 

 

 

 

 

大きさもあまりないのでキッチンパネルを仮固定してから下地と同時に基準の穴を貫通させておいて、キッチンパネルだけを先に抜いておいて、

その後キッチンパネルを外してから合板と石膏ボードの二枚重ねの下地を抜きました。

キッチンパネルと下地との開口の不一致を気遣いしないでいいので精神的に楽です。

 

 

 

 

 

 

 

一枚目の貼り付けと同様、右端にアクリル板の目地スペーサを貼っておいてから壁に貼り付けました。

 

 

 

 

 

 

吊戸棚のある壁は下地が合板のため、施工説明書に従ってプライマーを塗布することにしました。

無くても大丈夫と言う話も聞いたのですが、「素人は下手に真似せず基本に従う」それが私の信条です。

でもこのプライマーが曲者。入手性が非常に悪いです。

大手のホームセンターでもキッチンパネルは売っていてもプライマーは扱っておらず取り寄せ商品扱い。価格は1500円ほどなのですが

荷姿が2缶入りで、2缶プラス取り寄せ送料が掛かります。

関東のネット材料屋さんなら1缶でも売ってくれるのですがメーカー直送で配送エリアが関東のみ。問い合わせると割高な送料が掛かるけど

配送は可能と返事がきました。

1缶で何枚もパネルが貼れるほどの量なにに普通の値段で1缶だけ買うの事が出来ません。

代用品が何かあるのかもしれませんが知識も情報もないため、プライマーよりも高い送料を払って関東の材料屋さんから入手しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウレタン樹脂系と書かれていますが、中身は不明。

刷毛塗するとすぐに粘性が上がり刷毛が固まるような感じになります。刷毛の手入れについて聞くとウレタンシンナーと言われましたが、固まった刷毛を

手入れできる状態ではなかったので使い捨てにしました。

独特な臭気で、しいていえばスプレー糊みたいな感じがしました。

乾燥後はタックもなくサラリとしています。

他のプライマーのように養生期間とか塗布完了までの時間指定もなく、シリコンシーラント用のプライマーみたいに一日で使い切れということも

書かれておらず今の気温なら4時間ほどの乾燥で大丈夫と言われ、埃などが付着するので翌日までに塗ってくださいとのことでした。

(合板の下端と左端、色が濃いくなっているところが塗布した面)

 

 

 

 

 

 

位置基準の合板の設置とレーザー墨出しを使ったコンセント開口位置のマーキングと、一連の作業も慣れてきました。

 

 

 

 

 

 

 

窓周りと両端がまだですが主だったキッチンパネルを貼ることができました。

 

 

 

 

キッチンパネルを貼る間、キッチンユニットや吊戸棚が邪魔になっていたので、取り付けられる吊戸棚から順次取り付けて作業スペースを確保しました。

何度この重い電動昇降吊戸棚を上げ下げしたことか。リフターがあったので一人でも出来ましたが、他人と作業したら絶対に嫌がれただろうと思います。

 

 

 

 

 

吊戸棚が付かないと下側のキッチンユニットの設置ができないという玉突き作業。

先に進めたいと思っても慣れない作業をこなさないと他に進めないのは精神的につらいです。でも逆に一つ解決すると次に進めるのでこんな瞬間は

少し気持ちも晴れてモチベーションが上がります。

 

 

 

 

 

 

 

キッチンユニットの両サイドは床から天井まで一枚のキッチンパネルを貼らないとならず、大きいため扱うのも大変になります。

 

 

 

 

 

 

 

上側に貼ったキッチンパネルと下側に貼ったキッチンパネルに均等に目地を付けるためにレーザーできっちり墨出しして基準となる板を貼ります。

床側もフローリングの仕上がり面から5mmほど浮かせるようにアルミ板を敷板として置きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キッチンパネルが長いとうねってしまい、下と上を基準に合わせて貼ると途中が浮いて貼られてしまいます。写真にはありませんが上と下を繋ぐように

合板を取り付けて下側から順に接着させていきました。

 

 

 

 

 

 

シリコンシーラントによる目地打ちですが素人でもできますが、上手い人との違いは手早さもありますが使用量も違うなと思ます。

上手い人は無駄なくコーキングガンで塗布しておいてサ~っと一発で仕上げます。

私のような素人がやるとムラになった所にコーキングを詰めなおしてまたヘラで均す。それの繰り返してなんとか見栄えのいい目地が打てます。

無駄駄になったコーキングがその差なんだと思いました。

 

他人の家にいったときなどにトイレや壁のクロスのコーキングの見るようにしているのですが、どれだけの人が自分の家のコーキングを気に

されているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

手間と時間が掛かりましたが何とか窓周り以外のキッチンパネルの貼り付けが終わり、邪魔だった吊戸棚を付けることができました。

玉突き作業の次は下側のキッチンユニットの設置になります。

 

 

 

 

 

続きはまたこんど。

ではまた


台所のDIYリフォームのお話 初めてのキッチンパネル。初めてのカット。 初めて扱う素材は気を遣います

2020-03-08 03:47:26 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

キッチンユニットの嵩上げ台座もそこそこ完成してきたので、壁にキッチンパネルを貼ることにしました。

 

 

 

 

 

電気工事屋をしている幼なじみからいろいろ教わりながら作業しているのですが、壁は汚れに強いキッチンパネルを貼るか材料屋さんに当てがあるならステンレス板でも

いいよと教えてくれました。

行きつけのステンレス屋さんは随分前に無くなってしまったし、ステンレスの壁って何かレストランとかの厨房みたいな感じがしたのでキッチンパネルを貼ることにしたのですが、

さて「キッチンパネル」って何?ってな感じでした。

聞いたことがあるようなないような。古い我が家の現台所はタイル貼り。それまで他人のキッチンなんて気にもしなかったので知識は皆無。

ホームセンターに行けば普通に売っていましたが、前情報の通りに結構な値段がします。普通の合板と同じ3×6サイズで7千円ほど。床から天井まで

貼ろうとすると3×8サイズとなり8千円ほどします。

 

3×8サイズとなると軽トラの荷台からはみ出るのですが、割れやすいと聞いたので合板を繋いで荷台を延長し3×6サイズを1枚、3×8サイズを3枚、専用の接着剤に

仮止め用の両面テープ買ってきました。

費用は4万円ほど。キッチンユニット以外で一番高い材料代になりました。

反りがでるので立てかけずに床に平置きしなければならず、置いておくのも邪魔なものでした。

 

 

 

 

 

 

キッチンパネルを貼る前のチェックで二枚重ねで貼ったボードに一ヶ所、コンセントの開口をし忘れていたことに気付きました。

記憶をたどっても図面を見てもそこにあるはずのコンセント。

まあコンセントは多いから一つくらい無くてもいいかと思ったのですが、天井裏を覗いて見えたPF管を見たら、やっぱり見つけたらんとアカンやんって思ってしまいました。

 

一枚目を貼ったときの記録写真を見るとちゃんと開口してあるのが分かります。

 

 

 

 

 

 

 

吊戸棚の付く壁は重さに耐えるように合板を二枚重ねにしていますが、レンジ周りは消防法の制約でボードを二枚重ねにしてあります。

気付いた時には時すでに遅し。二枚目を剥がして場所を特定するにも吊戸棚を外さないといけないし、何十本も打ったネジを外すのも面倒。

なので作業中に撮った写真を参考に開口場所を探し出すことにしました。

目星をつけて大体であけて探してもいいですが、コンセントの開口も無駄がないようにあけてきたので、何か適当にあけてそこから探るようにボードをガリガリ切るのは

性に合わないので、一発必中でいけるるように写真に写ったけがいた線やネジの頭を頼りに位置を割り出しました。

 

 

 

 

 

 

 

有ると便利なコンセント開口治具。

中心位置に治具を置いて、二か所をホールソーで抜けば、あとは穴を繋ぐようにノコで切るだけなので開口がすっきり簡単にできます。

 

 

 

 

 

ホールソーを入れる瞬間。

面倒でも吊戸棚を下ろして二枚目のボードをめくるのが正解かと頭の中で錯綜しまくりです。

物理的には失敗してもその部分だけボードを貼りなおすことは容易ですし、上にキッチンパネルを貼るので何ら問題ないのですが、思っていた通りにできなかったという

「失敗」を許せない思考があって、「あかんかっても何とかなるさ」と思える性格がうらやましいしです。

これって一種の病気みたいなものなので直さないといけないといつも思ってはいるのですが・・・・。

 

 

 

 

 

 

けがいた線が残っていたのと写真があったおかげで無時開通。

良かったと思う反面、次こんなことがあっても「まあいいか」と思えない実績を積み上げただけだったようにも思えます。

 

 

 

 

 

 

さてここからが本題のキッチンパネル貼り。

キッチンパネルを貼る壁ですが、幼なじみからキッチンパネルを貼る際にキッチントップや吊戸棚に少し飲み込ます(入り込む)ようにしておくと、

キッチンパネルの切り口が汚くても影響しないと教えてもらったので、吊戸棚はスペーサーを入れて壁から浮かせて取り付けてあります。

こういうことを「パネル先付け納まり」と言い、設置してある吊戸棚やキッチンユニットに合わせてキッチンパネルを切って貼ることを「パネル後付け納まり」と

言うと施工説明書に書いてありました。

 

 

深く気にせず「パネル先付け納まり」にしたのですが、その名の通り先に貼らないといけなくて、そうなると今ついている吊戸棚を全部下さなければならず、

ちょっとテンション下がりました。

 

kagayakiさんから「もう下したらダメですよ」と言われたのを思い出しながら、泣きながら外しました。

 

 

 

 

 

 

キッチンパネルは「アイカ工業」というメーカー製で断トツのシェアだとどこかに書いてありました。

初めて扱う素材でしたがちゃんと施工説明書が同梱してあり助かりました。それによると角部はクラックが入りやすく複数枚で割付せよとあり、

窓周りなどでクロスが裂けないないようにプラスターボードを窓枠角で割り付けしないようにカットする工法と全く違うと知りました。

コンセントの開口なども6Rで丸みをつけろと具体的に指定してあったりと、粘りがない材料というのが伝わってきました。

 

 

 

 

 

キッチンパネルのカットですが左端は窓枠の一部となるため上下の角のカットが必要。吊戸棚より一段レンジフードが上がっているので段付きにすること。

後はコンセントの開口。

コンセントの開口位置について壁の端から何センチ、天井から何センチとしてもいいですが、たぶん間違うだろうと思ったのでレーザーで墨だしして

直接キッチンパネルに書き込むことにしました。

 

 

 

 

 

 

寸法出しや貼り付けがしやすいように、下端に合板を貼ってそこに乗せて作業するようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

割れやすいと聞いたものの、どれくらいで割れるのかも分からないので、おっかなびっくり、恐る恐るの作業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試しに不要なところをホールソーで抜いてみたのですが切削時に独特の匂いがしたのが第一印象でした。

例えるなら電気のプリント基板(それも安い紙フェノール(ベーク)基板)が焼けるときの匂いに似ていました。自分で回路を組んで初めて通電させたときに

失敗してショートさせてしまった時の苦い思い出を彷彿させる匂いです。

 

 

 

 

 

 

表面は硬く、キーンという音がしながら切れて表面層を抜けるとガサガサと石膏を削るように粉を噴きながら切れていきます。裏面はまた違う素材で

表面ほどではないですが少し硬い材質で出来ています。

刃は表側から入れろと書いてあるのは硬くて脆いためで、裏側も当て板をしていないと突き抜けた際に切り口が少し欠ける傾向がありました。

 

 

 

 

 

DIYでキッチンパネルを貼った人のサイトを見るとカッターで簡単に切れるとあったので、アクリルカッターで切ってみましたが、言うほど簡単ではなく

何度も何度も切り込みを入れる作業はそう容易いと思えず、全然嘘やんと思ってしまいました。

 

 

 

 

 

窓枠の部分のカットは手引きのノコでやってみました。こっちの方が早いですがそれでも距離が長いと結構しんどいだろうと思います。

本来なら切り込みを入れずに分割するように割付しないといけないのかもしれませんが、合口は3mm以上隙間をあけて目地を付けてコーキングにするか

ジョイナーでつなげよとあり、あまり継ぎ目を付けたくなかったなかったのと、窓枠に入り込む面積が小さく下地の合板も一枚で仕上げてあるので

地震がきても大して応力も掛からないだろうと思ったので、分割割付にしませんでした。

角は念のためにΦ16のホールソーで抜いて大きめにR(8R)にしてあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

コンセントの開口はキッチンパネルの外形のカットを先に済ませておいてそれを実際に壁に押し当てて、レーザーを当ててけがきました。

開口はホールソーの刃を表面からだけでなく念のために裏面からも入れました。

表面を切るときの黒板を爪で引っ掻くような甲高い音はあまり気持ちいいものではありません。

 

 

 

 

 

 

カットし終わったキッチンパネル。

「不慣れ&高価な材料」が相まって、カットするだけでかなり気を遣いました。

 

 

 

 

 

 

 

仮付けして様子見です。

 

 

 

 

 

 

窓枠の納まりもなんとかうまくできました。

 

 

 

 

 

 

このあと、これを貼るという作業があるのですがやったことがないだけに不安でいっぱいです。

続きはまた次回。

ではまた。