サーバー変更に伴いホームページのアドレスが変わりました.
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正月三が日も明け今日は4日.明日から仕事始めです.
昨年夏,北海道-東北ツーリングで出会った方からいただいた船舶用のプロペラ.
部屋に飾るための展示ステーを作ろうと時間を見つけて作っています.
年内に完成させようと頑張ったのですがまだ製作途中.年末年始と旋盤を回しております.
プロペラの先端のテーパー状のとがったやつ.
名前を教えて頂いたのですが聞き漏らしてしまい調べたら「プロペラボンネット」もしくは
「プロペラキャップ」というらしく,プロペラを固定するナットの蓋の役割をしていて,内部には
ナットやネジの腐食防止のためにグリスが封入されているそうです.
で,この部分を模したものを作ります.
テーパー状にとがってるので厚いアルミのブロックから削りだしとなりますが角ブロックしか
手持ちに無く,旋盤で切削しやすいように先ずはコンターマシンで四隅を切り落とします.
コンターマシンの能力としては切れる厚みですがノコ刃のピッチが細かすぎて,なかなか切れません.
1センチ切るのに5分.途中で居眠りするぐらい時間が掛かります.
本来なら四爪チャックというので旋盤にくわえますが,無いので端にボスをネジ止めして旋盤に取り付けます.
切削していくと綺麗な外周面となってくるので,見ていてちょっと嬉しくなります.
旋盤のトップスライドの角度を変えて先端のとがった部分を切削します.
ここだけは自動送りが無いので丁寧に手送りしていきます.
形状に対して加工方法を考えて作業を進めてきたのですが,どうもとんがり具合が足りないなあと
思い始めました.
何とか出来ないかとあれこれ切削していくうちに最後にする反対側の穴あけがするための
「つかみシロ」までテーパー状にしてしまい,つかめないようにしてしまいました.
失敗です.大バカ者です.
空しくできたボンネット
はぁ~ってかんじです.
気を取り直して作り直し.
今度は十分にとがった形状になるようにもっと厚いブロックで作ります.
前回は厚さ40mmに対し今回は倍の厚さ80mm.
さてこれはさすがにコンターマシンで切れません.
さてどうしようか・・・・
つづきはまた今度.
以前エアーホースリールを修理したと書きましたが,あの後スイッチが入ってしまいジャンク品の
ホースリールをオークションで買ってしまいました.
程度の良さそうなものもあれば,見るからにきたないものも.
暇を見つけて修理します.
年末年始に少し古いネタですが修理の話をホームページに書きました.
良かったらご覧になってください.
OKU-TEC garage
「工作の部屋」の「ホンダリードのエンジンカバー軸受け部の欠け修理のお話」
ではまた