はがきのおくりもの

 思い出したくなったら、ここに帰っておいで!!!
 元気を補給したら、顔を上げて、歩いて行くんだよ!

教職員版 <8>

2008年07月16日 | ぷらいど創造講座 2000

ぷらいど創造通信 教職員版 第8号  平成12年11月16日(木)

振り返り用紙から

    とても楽しかった  まあまあ楽しかった
第4回   3(23%)      10(77%)
第5回   5(63%)       3(37%)

    とても意義があった まあまあ意義があった
第4回   2(15%)      11(85%)
第5回   4(50%)       4(50%)

 受講者が、第1回23名、第2,3回17名、第4回13名、第5回8名と減少。継続は力ですが、継続することは難しいようです。私自身、決然とした気持ちで続けています。

「わたしの一部始終」指導案

<ねらい>
 生まれてからこれまでの出来事やそれに伴う感情を振り返り、子ども時代の自分にどんなふうに声をかけるか、考えさせる。子ども時代に別れを告げようとしている生徒たちに、今の自分をつくってきた体験や感情を見直し、これからの自分づくりの手がかりとする。

<インストラクション>
◇今日は「わたしの一部始終」というテーマで、これまでの出来事やそれに伴う感情を振り返ります。
◇人生には、楽しいこと、うれしいこと、苦しいこと、悲しいことがあります。そうした過去のすべての体験やすべての感情が、今の自分をつくり、未来の自分をつくっていきます。
◇今の自分をつくってきた体験や感情を改めて見つめ、これから自分をどうつくっていくかの手がかりとしたいと思います。

<エクササイズ>
◇シート15の説明書を読みながら、シート16にマイ・イベント、マイ・感情、感情曲線の順で記入していきます。
◇まず最初に、マイ・イベントについて<体験・イベント例>を参考にしながら、記入してください。各年齢に1つ、多くて2つくらいのイベントを入れてみてください。
◇辛いことや悲しいことを思い出すので、あまり過去を振り返りたくないなという人もいるでしょう。無理はしなくていいですが、今の自分をつくっている体験や感情を見据えることは大切です。
◇自分が親になったとき、子どもにどうしてあげたいか。自分と同じような体験をしている子どもにどう接してあげたらよいか、と考えてみてください。人生に無駄なものはありません。苦しさや悲しみを糧にして、人の心の痛みをわかる人になっていってください。
◇次に、それぞれの体験・イベントのときに、どんな気持ちがしたかを書いてみましょう。赤ちゃんのときなど、覚えていないときのことは、そのときの気持ちを想像して書いてみてください。できるだけ具体的に表現してみましょう。
◇次に、それぞれの体験・イベントで、感情がどう動いたかを曲線を使って表現します。感情の起伏を曲線で表現するのです。気持ちが充実して高まっているときは直線より上になるように、感情が落ち込んでいるときには下になるように、曲線を描いてください。

<シェアリング>
◇では、次にシート16をもとにして、これまでの人生で最大の体験・イベントについて発表してもらいます。話し合いをするために、4人の班をつくり、お互いに握手を交わしましょう。
◇班の中で、これまでの体験やイベントで最大と思えるものを順番に発表してください。発表を聞いて、「エールの言葉」を送りましょう。
◇話し合いを始める前に、次の注意を聞いてください。
 ①シートに書いたことで、「人に知られたくないこと」は言わなくて結構です。
 ②他の人の体験・イベントを聞いて、励ましや感動の気持ちをエールの言葉として送りましょう。
 ③話し合いが進むと声が大きくなりすぎることがあるので、気をつけましょう。

<まとめ>
◇話し合いはこれで終わりにします。班の人に感謝の意味を込めて握手をしましょう。
◇今日の講座で感じたことを、振り返り用紙に記入しましょう。



 高校生くらいで自分の人生を振り返ってみるのもいいかもしれません。今の自分を冷静に観ることができるかもしれません。

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