はがきのおくりもの

 思い出したくなったら、ここに帰っておいで!!!
 元気を補給したら、顔を上げて、歩いて行くんだよ!

ぷらいど創造通信 <16>

2008年07月17日 | ぷらいど創造講座 2000

ぷらいど創造通信 第16号 平成12年11月24日(金)

「わたしの一部始終」振り返り用紙から...

<過去の出来事や感情を振り返って、気づいたこと、発見したこと>

 うれしかった事や楽しかった事が多かったけど、さみしかった事の思い出は鮮明に思い出せた。(3年Sさん)

 楽しい事より、つらかったり、苦しかったりした事の方が、よく記憶に残っているように思った。(3年Tさん)

 つらかったこともあったけど、楽しいと感じた時間のほうが多いと思いました。(3年Aさん)

 ツラかった事、苦しかった事も、今となってみれば良い思い出なのが不思議。(3年Wさん)

 けっこう楽しい人生を送ってきているなぁと思った。その時はわからなくても、将来、ほとんどのことが楽しい思い出になるんだと思った。(2年Dさん)

 まず、17年間は短いな、と感じました。「中学卒業」から感情曲線が上昇になっているので、この調子でがんばりたいです。(2年Eさん)

 楽しい時期とあまり楽しくない時期の差がすごかった。高校3年は一番いい年になった。(3年Vさん)


 「冬来たりなば春遠からじ」「朝の来ない夜はない」「陽はまた昇る」「夜明け前が一番暗い」などと言われる。辛くて、苦しくて、悲しくて、独りぼっちで、出口が見えなくて、永遠に暗い今が続くと思えるときがある。死にたいと思うときがある。苦しんでいるときには見えない。見えないけれど、春は必ず巡ってくるし、朝は必ず訪れる。
 昔の人の言葉からだけではなく、あなたたちの言葉からも、ホントにそうだとわかる。


<子ども時代の自分に、声をかけてあげたいこと>

 沈んだり、悲しかったりしても、前向きに考えていけばうまくいくと伝えたいです。けがには気をつけてといいたいです。(3年Sさん)

 これからの将来の事を考えて行動しなさい!!(3年Wさん)

 もっと「素直」になるべきだ!(3年Tさん)

 楽しいことが待ってるからつらいことがあってもがんばれ!(3年Aさん)

 年がたてば楽しい思い出になるから、Fight!(2年Dさん)

 もっと早くからいろいろなことを経験しよう!!(3年Vさん)

 「よくがんばったね」とほめてあげたい。(今より努力をしていたから)(2年Eさん)


 ここにある「子ども時代の自分に声をかけてあげたいこと」はすべて、未来のあなたから現在のあなたへのアドバイスでもあると思う。実にいいアドバイスだ。
 二十歳までに人生の種はすべて蒔かれる。二十歳までに見た夢は一生の夢。二十歳までに感じた疑問は一生の疑問。二十歳までに求めたものを一生かかって求め続けている気がする。
 二十歳までの「時」はギューッと詰まっていて、喜び、悲しみ、楽しさ、辛さ、戸惑い、悩み、混乱でいっぱい。ほろ苦さとともに思い出す時代ではあるが、騒々しくて情熱に溢れている。



 「二十歳までに人生の種はすべて蒔かれる」って、奥井が書いてますけれど、本当にそうだなって思います。
 大事にしたいものって、意外と若い頃からあまり変わりません。若い頃は自覚していなかったことが、歳をとって自覚するようになったくらいです。
 例えば、人を好きでいること。最近、自分は人を好きでいたいんだなってつくづく思います。人を好きでいることが、若い頃からの私のテーマだったことに改めて気がついたようです。

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