はがきのおくりもの

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定時制 平成21年度3学期 終業式校長講話メモ

2010年03月29日 | 卯の花高校物語 2009

 定時制では、今年度から就職支援アドバイザーや学習支援員を導入したので、生徒たちは少しだけ外部的な人たちと接することができました。いろんな人たちと接する機会を作って、コミュニケーション能力の育成をしたいと奥井たちは考えているようです。
 そんなことも講話に入れて話したと奥井から聞きました。


○ 平成21年度が終わる。1年が終わり、また1年が終わり、諸君もいずれ卯高を出て行く。
○ 卯高を出て行くときには、諸君にはぜひ力をつけて出て行ってほしいと思う。
○ 諸君がいずれ出て行く社会は、しばらくは大変厳しい状況にある。
○ グローバル化といって、世界の経済が全部つながってきた。日本の労働者の賃金が、他の国々の賃金とつながってきた。誰にでもできることは、日本より賃金の安い国の人たちと同じ賃金になりつつある。つまり、誰にでもできることしかできない人は、賃金が安くなって、物価の高い日本では暮らしにくくなってきた。
○ 諸君には、社会に出たら、自分の力で食っていける人になってもらいたい。家族を養うことのできる人になってもらいたい。
○ だから、将来のことをよく考えてもらうし、勉強もしっかりとやって実力をつけてもらおうと思う。社会に出てやっていけるような力を何としてもつけたいと思う。
○ 人と協力してやっていけること、約束事を守ること、自分の気持ちをコントロールすることなども大事だ。
○ 4月から新しい年度が始まる。諸君が社会に出て、自分の力で食っていける人になってもらえるように、家族を養うことのできる人になってもらえるように、厳しくやさしく諸君を鍛えたいと思う。
○ 4月から、心機一転、また頑張ろう。4月には元気な顔を見せてくれ。

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