朝の習慣とハガキ道楽が、日常的に私が行ってきたことです。このことが、私が実践してきた校長の仕事の④、⑤や、校長が最優先で取り組むべきこと④「よさを引き継ぐ」を根底で支えています。
④ 自分の学校や日本の学校教育のよさを伸ばすことを優先順位第１位に、課題を解決することを優先順位第２位として、日々考え続けること
⑤ 考え続けたことのなかから、大きな方向性を見出し、教職員や生徒、保護者などに示す、あるいは自分たちで見出すよう仕向けること
では、学校改革について、話を進めましょう。
やっと学校経営論らしくなってきたと思う人もいるかもしれません。しかし、私は学校改革の優先順位は第１位ではないと考えて、学校経営に取り組んできました。ですから、私の「校長が最優先で取り組むべきこと」には、学校改革や課題解決は入っていません。それは、課題があれば解決したくなるものだからです。優先順位第１位にしなくても、校長は誰でも気になります。
最優先で取り組むべきことに、「よさを引き継ぐ」ことは入れました。よさを引き継ごうと思っていないと、課題にばかり目がいってよさを見失ってしまうことが多いからです。