いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

< 郷土料理 > 埼玉 つとっこ

2024-09-14 07:25:03 | 郷土料理

 「つとっこ」

 主な伝承地域 秩父地域

 主な使用食材 もち米

 歴史・由来・関連行事
 栃の葉とわらひもでもち米を包んで炊いた「つとっこ」は、古くは武士が戦場へ持っていく携帯食であった。当時は穀物を包み、食べる前に蒸して食べられていた。昭和初期には、野良仕事の際の昼食として、また子どものおやつとしても食べられていた。青々とした栃の葉が手に入る5月の節句の行事食でもある。

 食習の機会や時季
 秩父地域では、新緑の頃、みずみずしい栃の葉を使い5月の節句の行事食として作った。栃の葉で包んでいるため保存性があり、農繁期の食事としても重宝された。

 飲食方法
 もち米は洗って、一晩水につけておく。小豆は崩れない程度に煮ておく。水気をよくきったもち米と小豆をよく混ぜ合わせて、重ねた栃の葉の上にのせて包みわらで縛る。鍋に平らに並べ、かぶるくらいの水をゆっくりと加え、指で押してやわらかくなるまで45分ほど煮る。もち米とうるち米を半々にしたり、きびなどの雑穀を加えたりしてもおいしい。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 家庭で一般的に作られる。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/33_24_saitama.html より


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <B級ご当地グルメ> 静岡 ... | トップ | <珍しい野菜> エシャロット »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

郷土料理」カテゴリの最新記事