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< 郷土料理 > 埼玉 やきとり

2024-09-06 07:00:41 | 郷土料理

 「やきとり」

 主な伝承地域 東松山市

 主な使用食材 豚のカシラ肉

 歴史・由来・関連行事
 東松山駅を中心に「やきとり」ののれんを掲げるお店が数多くある東松山市は、北海道の美唄市、室蘭市、福島県福島市、愛媛県今治市、山口県長門市、福岡県久留米市とならんで日本7大「やきとり」の街と呼ばれる。東松山市の「やきとり」は、鶏肉を使った一般的なものではなく、豚のこめかみから頬にかけてのカシラ肉を使うのが特徴。かつてカシラ肉は食肉としてはあまり使われず、加工食品の材料になることが多かった。その後、地域の大きな工場で働く従業員の食をささえる存在になった。「やきとり」は、カシラと長ネギを交互に刺し炭火でじっくりと焼き、塩味で提供されるが、お客の好みでつける味噌だれが味の決め手。味噌だれはお店によって味わいが異なり、お店の個性が表れるポイントでもある。

 食習の機会や時季
 新鮮なカシラを使う。子どもから大人まで大人気だが、労働者の間で食べられてきたこともあり、赤ちょうちんを下げる居酒屋で提供されることが多い。

 飲食方法
 串にカシラとネギと交互に刺し、炭火でじっくりと焼き、塩を振って仕上げる。お好みでつける味噌だれは、白味噌をベースに唐辛子やにんにく、ごま油、みりん、果物のすりおろしなどを混ぜて作る。肉の切り方や刺し方、味噌だれなどは、飲食店によって個性が表われる。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 東松山駅周辺を中心に市内の約50軒の飲食店で味わえる。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/33_16_saitama.html より


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