うまいッ! 「太くてやわらか とろっとしたワラビ~岩手県~」 2016年06月12日
番組内容
岩手県西和賀町で栽培されているわらびは、天然物より太くてやわらかで、しかもアクが少ないことが特長。トロリとした食感も魅力です。産地を訪ね、その味の秘密に迫ります。また、産地では、これまで途絶えていたわらび粉の精製を再開。町内の和菓子店がわらび粉100%のわらび餅を売り出して人気を集めています。さらに、摘み取り体験ができる観光農園でもリピーターが増えるなど、わらびで活性化を目指す町の取り組みを紹介。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201606120615001302100 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「ワラビ」
ワラビ(蕨、学名: Pteridium aquilinum)はシダ植物の1種。コバノイシカグマ科。かつてはイノモトソウ科に分類されていた。草原、谷地、原野などの開けた日当たりのよいところに群生している。酸性土壌を好む。山菜のひとつに数えられている。新芽は、ワラビナ、サワラビともよばれる。
春から初夏にまだ葉の開いてない若芽(葉)を採取しスプラウトとして食用にするが、この若芽は毒性があるため生のままでは食用にできない。伝統的な調理方法として、熱湯(特に木灰、重曹を含む熱湯)を使ったあく抜きや塩漬けによる無毒化が行われる。また、根茎から取れるデンプンを「ワラビ粉」として伝統的に精製し市場に出荷されているが、とれる量が少なく(原料のわらびの根の重量比約5-6%しか取れない)製造に手間がかかることから、生産量が少ない貴重品となっている。
この名は同時にシダ類の代表的な名として流用され、たとえばイヌワラビ、クマワラビ、コウヤワラビなどがある。また、アイヌ語でもワラビを「ワランビ」「ワルンベ」などと呼称しており、日本語由来の言葉と考えられている。
*Wikipedia より
自慢の食材 『西わらび』 更新日:2021年05月27日
とろうまっ!おらほの「西わらび」
「西わらび」ってどんなわらび?
この記事に関するお問い合わせ先 農業振興課
*https://www.town.nishiwaga.lg.jp/soshikikarasagasu/kankoshokoka/3/3/2/1/951.html より
岩手のごっつぉ食べらんせ Vol.015 西わらび
西和賀町は奥羽山脈のほぼ中央に位置し、豪雪地帯として知られる。肥沃な土壌は、春になると強い日差しを受けて雪解け水が染み込んで発芽を促す。養分をたっぷりと吸収したわらびは、茎が太く、繊維が柔らかくて、ねばりが強い。色合いが鮮やかで、アクが少ないのも特徴だ。「西わらび」のブランド名で人気を集めている。
岩手県和賀郡西和賀町出身。1947年生まれ。農山漁村文化協会に勤務後、38歳で地元・西和賀町にUターン。町役場に56歳まで勤め、2001年からわらび作りを始める。西和賀わらび生産販売ネットワーク会長。
茎が太く、繊維が柔らかくて、アクが少なく食感も抜群。西わらびならではの味わいを引き出すのが、土壌と地形だ。西和賀町は豪雪地帯であり、肥沃な土壌は、春になると強い日差しを受けて雪解け水が染み込んで発芽を促す。たっぷりの養分が、わらびを大きく育て、ねばりが増える。また、錦秋湖のあるこの町は、谷であるため、日差しを程よく遮ることで繊維が固くならない。
地域資源である西わらびの栽培が本格的に始まったのは2002年のことだ。2009年には、西和賀わらび生産販売ネットワークを設立。生産者と加工・販売業者、関係機関・団体が連携することで、西わらびのPRと販路拡大につなげている。
西わらびの栽培は、山でわらびの根を掘り、畑に植えてから成園化するまでに約2年を要する。最盛期は5月から6月と短い。生産者の一人、湯沢正さんは、最盛期には午前4時から収穫を開始。午前6時までの約2時間に集中して作業する。腰をかがめて覗き込みながら、食べ頃のサイズを摘み取り、次々に籠へと入れていく。
「高齢化・過疎化が進む中、西わらびの生産者は増えています。それは、設備投資がほぼいらず始めやすいこと。そして、西わらびにはブランド力があり、街の人たちが魅力を感じているからです。ぜひ多くの方々に味わってほしいですね」
*https://www.iwate-syokuzaiclub.com/iwatenogottuo/15_2/index.html より
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