「DOKURO エンジンバルブシャンパングラス flauto」
クルマ好きなら欲しくなる、姿を見せたエンジンバルブの輝き。
旧い日本車を愛するカーマニアなら、「DOKURO」というブランドを聞いたことがあるかもしれない。DOKUROは自由に七つの海を渡る海賊を意味し、世界を開拓する精神を表している。日本精機はこのブランドで世界に知られるエンジンバルブ専門メーカー。海外で乗られている日本車向けに補修用のエンジンバルブを生産・輸出している。このエンジンバルブをステムとフットに使ったシャンパングラスが「flauto(フラウト)」だ。これはものづくり企業経営者が集う「大阪ケイオス」と大阪大学とのコラボ事業の一つ「端財ハッカソン」から生まれた。「普段は姿を見せないけど、エンジンには欠かせないバルブを世の中に見せたかった」と代表の髙橋祐子さんは語る。デザインは株式会社リプルエフェクトの山田敬宏さん、グラス部分は大阪・和泉のガラス工房「Fresco」の職人が、一つひとつ手吹きでつくりあげた。グラスとバルブのステムとの結合部はバルブにゴムのパッキンを2本巻き、ガラスが浮いているよう。持ち手から台座にかけては、女性のうなじを思わせるような曲線美。大量生産にはない品質の高い手吹きグラスだけに、乾杯時はグラスの音が澄んだ音色を響かせ、特別な瞬間を演出する。
棒状の金属素材を真っ赤になるほど焼き入れし、金型を使って高圧プレス加工する「熱間鍛造」によって、DOKUROのエンジンバルブはつくられている
日本精機株式会社 大阪市生野区中川 5-13-5
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/624/ より
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