耶馬溪・青の洞門 2005年08月13日 | 旅 10日、大分県・耶馬溪にある青の洞門に行ってきました。 今から250年ほど前に諸国遍歴の旅の途中にこの地を訪れた禅海和尚は、山国川沿いの断崖絶壁にかかる鎖渡の桟道で、通行人が足を踏み外して命を落とすのを目撃しました。仏道修行者として、ここに隋道を掘ろうとノミと槌をふるい、30年かけて342mにおよぶ墜道を貫通させたと言われています。 なお、この話を題材に菊池寛は、大正10年『恩讐の彼方に』を書きました。 青の洞門全景。 禅海和尚銅像。 墜道内部。 « 関門橋 | トップ | やまなみハイウェイ »