２月の気温見通しと・・・

１月28日に発表された１ヶ月予報によると、今日の極寒から一転、２月はぐっと気温が上がりそうだ。

上の図は、東日本の850hPa（上空1500ｍ付近）の気温平年差の時系列（気象庁HPより引用）。予報の初期値に縦線が引いてあり、その左は実況値、その右は予想値(細線はアンサンブル予報各メンバー、太線はアンサンブル平均)を示している。
これによると、１月中は平年より寒い日が続いたが、来週になると気温が急上昇し、２月は平年より高めで推移する予想となっている。

ようやく極寒が一段落し、春が少し見えてきそうだ。（その分、花粉が心配だが・・・）

-------------------------------------------------------------
皆さまには、これまで当ブログをご覧頂きありがとうございました。
勝手ながらしばらくの間、ブログを休養します。

関ヶ原

東海道新幹線に乗っています。
写真は関ヶ原付近の様子。ここは、冬型の気圧配置のときの雪雲の通り道だけあって、しっかり積雪しています。
いわゆる交通の難所であり、注意が必要です。

極寒いつまで？？

気象庁の発表する異常天候早期警戒情報によると、来週は再び極寒の予想が出ている。


図.アンサンブル平均による850hPa（上空1500m付近）気温予想図（1/26～2/1平均）
※　等値線は、７日平均850hPa気温を示し、その間隔は３℃。
※　塗りつぶしは、７日平均850hPa気温平年偏差を示し、その間隔は右の凡例(単位℃)に従っている。
【気象庁HPより引用】

これによると来週は、平地でも降れば雪になる目安「－６℃」ラインが、本州の南海上から九州南部まで南下する見込み。
厳しい寒さは、まだしばらく続きそうだ。

極寒列島と春の兆し・・・

遅ればせながら・・・、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


今日は強い冬型の気圧配置の影響で、全国的に厳しい冷え込みとなった。


実家のある山口県宇部市では、珍しく10cm程度の雪が積もった。（写真は今朝撮影）
宇部空港では氷点下5.8℃と観測史上最も低い記録。



東京都心でも、今朝は氷点下1.1℃と今冬初の氷点下。
このような極寒の中、東京都府中市にある府中郷土の森へ出かけた。


お目当ては蝋梅。一面ほのかな甘い香りが漂う。


陽の多くあたるところでは、早咲きの梅も局所的に開花。


唐梅。


八重野梅。


八重野梅（拡大）。


極寒の中でも、着実に春に向かっていることが実感できた。

新潟アメダスの秘密

新潟地方気象台の露場です。
そして気象台の屋上には、お決まりの風向風速計（測風塔）が…。でも、写真を撮っていません。なぜでしょう？

実はこれは飾りにすぎず、別の場所で観測しているんだとか！？


風向風速及び日照の観測場所は、新潟市の鳥屋野潟公園内にありました。


（引用：Yahoo!地図）

気象台からかなり離れたところにあるので、データの取り扱いに注意が必要です。
（気象台近くに高層マンションが建てられ、影響を及ぼすようなったことが移設の理由らしいです）