振り返れば、鳥海山。
秋田県旧東由利町大琴を走る国道107号から、出羽丘陵へ方向転換。
ここから山に入るのは、たぶん、初めて。
地滑り地帯によく見かける抑止杭があった。
月山の周りもそうだけど、眺望の開けた緩斜面の山間部によくある。
ずーと遠くまで幾重にも続く山並みがいい。だんだん薄くなる青のクラデ―ション。
放牧場のような原っぱがあちこちにみられるけど、冬を前に山を下りたんだろうか・・・
あの台形状の山は何だろう。
そんなことより、また、中途半端なところをウロウロするはめに・・
道が下り坂になり、しばらく行くと、見覚えのある三叉路。
ここに繋がるのかあ。
木立が多くなったあたりに集落があった。さっき見た案内板に従えば、「滝」。
東由利町辺りの地名には、宿、蔵、・・等、一文字単語の名称が散見するんだよなあ。
そのことについては、少しだけ興味はある。
山村の暮らしへの漠然とした憧れが今も残る。若い時分ほどではないけど。
現実の日常はどうだろ。雪は多い?飲み屋酒屋はある?酒の肴はどうしよう・・・
このへんで目が覚めて、また、漠然とした憧れに帰る。
空腹の胃袋が行く先を思案する思考回路に割り込む。中途半端に山に入ったのもそのせいだ。
この先は国道105号だ。最後の思案時、岩倉温泉が「ちどりの中華そば」に負けた。
大内JCTから日本海東北道へ。象潟ICで降りる。
この先は未完成。日本で一番遅れてる高速道路。出来たところも高速では走れないけど。
大型トラックはじめ、ほとんどの車は、ひとつ手前の金浦ICで降りる。
国道7号へのアクセスが遠すぎる。象潟に用があっても、大半は金浦ICで降りると思う。
景観はいい。お得意の鳥海山と日本海に沈む夕日を目玉にしたサービスエリアにはいい。
ちどりの中華そばは、お山の向こう側。
燧ヶ岳にトップの座を譲ってしまったけど、ボク等は鳥海山が東北で一番高い山だと習った。
その割に地味なんだよなあ・・・比較に意味ないけど、岩手山とくらべちゃう。
キラキラ、キラキラ・・・
いい表情してる。
滝温泉が廃業してからだいぶなりますが、解体されていないのですね。三十数年前に職場の忘年会で泊まったことがあります。
昨日は手に汗を握る試合でした。FWが強化されたのが大きいのかなと思ったりしています。
何もできませんが、その後の釜石が気になります。
「釜石」は、ボク等にとって特別の響きを持ってますから。