単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

満更でもない

2020-12-16 | 暮らし・ジョギング

 

おおーっ! また来たんだねえ。

やっぱり、ここはいいところだろ。

 


 

流れるままに下流に移動する二羽を追いかけ追い越し、橋の上で待った。

ボクに気づいてるはずだと思うけど、不用心なほど橋のすぐ下まで寄ってきた。

 


 

バサッ!バサッ!バサッ!バサッ!

ものすごいド迫力!! 衝撃波のような音と振動に、ただただ感動した。

 


 

突然のテイク・オフは、ほんの少しだけボクが身を乗り出したタイミングと符合する。

ボクのせいかなあ・・・、白鳥は低い高度のまま、上流の方向に飛び去って行った。

 


 

悪いことをしたなあ・・・と思いつつ、白い道をゆっくりゆっくり走る。

なんだかんだ言って、冬期間を通して継続できたことがない。

何故か、今季は出来そうな気が・・・しないでもない。今のところは。

 


 

羽黒橋のすぐ上流にある小さな中州。この中津の四季折々の風情が好きだ。

ひょっこりひょうたん島のような、何か物語をイメージしたジオラマに見えてくる。

 


 

おいおい、とうとうここにも手を掛けちゃうのかよう。

ここをねぐらにしているもんもいるんだぜ。

時季が来れば、ニセアカシヤだって季節を知らせるいい香りがしてくるし。

 


 

穏やかだった天候が、ここで急変。

いきなりの突風、そして、地吹雪。

帰路は走りなれた道の方が・・・と思い、赤川堤を選んだのは失敗だったかな。

 


 

先を行くおばあさんは、いつも携帯ラジオを鳴らしながら散歩する、ここの常連さんだ。

こんな日も、ここを歩くってかあ。平然と歩を進める後ろ姿・・・・凄すぎるぜ。

 


 

川向うの白煙のような低い雲は、ゲリラ豪雨ならぬゲリラ豪雪か、それとも地吹雪か。

上空に覗く青い空とのコントラストの妙を目の当たりにして、気持ちが高揚した。

 


 

内川の堤に戻ってみると、あの二羽の白鳥の姿があった。

さっきは悪かったなあ。今度は長居をせず、そーっと退いた。

 


 

西風に向かって大きく翼を広げているのは、どこか滑稽な感じがする河鵜だ。

結構、長い時間、広げたまんま微動だにしない。なにやってんだろう。

 


 

人間の世界では、寒波だ、大雪だって、大騒ぎだよ。コロナもあるし、年末だし。

ここのみんなにとっては、なんのことやらの話だね。

ボクも寒い寒いと言って、閉じこもっていちゃあ、ダメですね。

冬は嫌!春が恋しいけれど、重い腰あげて外に出れば、鉛色の冬景色も満更じゃあないね。