刈和野辺りを目途にと来てみたら、国道341号には「この先、通行止め」の看板。
看板から先は狭くてカーブの多い山道。今年の大雨で被災したのかもしれません。
迂回路で走るこの道は初めてですが、とっても爽やかで気持ちがいい。
後方の低い山並みは、今越えてきた出羽丘陵。
平成の大合併でこの辺りも秋田市だという看板もありましたが、旧雄和町ですね。
道路沿いにあった投句箱と湧き水との組み合わせ。
説明文によれば、雄和町は子規に師事した石井露月の出身地で俳句の町。
湧き水は出羽丘陵高尾山からの湧き水で、そこに露月の句碑もあるんだそうです。
雄物川に架かる新波橋。
地図を見れば一目瞭然ですが、この辺りの雄物川は激しく蛇行している。
刈和野といえば、ぎばちゃんこと柳葉敏郎さん 。
ご自宅のある刈和野は橋を渡って20分ほど。この方向ですかねえ。
他人事ながら、相当の決心だったんでしょうね。のどかなところですからねえ、ここらは。
雄物川を渡って・・と思ったけど、面倒になり、渡らずにそのまま南下。
ふと思い出した温泉「ユアシス」でひとっ風呂。ここ二十年は来ていない。
雰囲気が殺風景で味気ないと感じて、一度来たきりだったけど・・。
意外といい。受付の女性の爽やかさで、ボクの悪しき先入観は全くもって失せた。
泉質だって日本海側に多く見られる食塩泉で、循環だろうが塩素消毒だろうが、いい。
玄関前のベンチで湯冷まし休憩。
鳥の鳴き声、おばさんの世間話、稲刈り機械、たまに通る車の音が、聞こえる音の全てです。
の~んびりしていて、いいなあ。思いの外、ハマってしまった感じ。
国道7号で庄内に入り、遊佐町の食堂「ちどり」の中華そばで遅めの昼食。
なに?! 岩手大学が1部残留・・・、硬式野球の話か。
野球はなんとかなったようだけど、、あっちの方はどんな調子なんでしょうか。
学業が忙しいとか、勉強優先とかで、週何日も練習できないという噂ですが・・。
ならば、お願いです。せめて、トンペイだけには、勝って下さいネ。
刈和野までは行けなかったけど、距離的にも気持ち的にも優しいコースでした。
雄和ふるさと温泉ユアシス、訪ねる回数は増えてくると思います。