goo blog サービス終了のお知らせ 

単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

同胞

2025-02-09 | 暮らし・ジョギング

 

寒波のゆるみが見えてきた。

報道では「数年に一度の大寒波」と伝えていたけど、ここはいつも通りの冬模様だった。

今朝も三日連続で除雪車が稼働していましたが、三代目んち前に置かれた雪はこんなもん。

 


 

気温と降雪量は大したことなかったけど、強い北西の季節風だけはとても不気味だった。

ブロック増設のおかげで今回は耐えたけど、強風だけは台風はじめ一年中避けられないこと。

今後は 屋根職人的補修は諦め、”力には重さ” という土木屋的発想でどんどん積み増しするだけ。

 


 

先日の新聞に、その題名がずうーーっと思い出せなかった映画のことが載っていた。

「オレ、これから映画の撮影があるから」と、得意気に研究室を出ていくオダワラ君。

自啓寮にエキストラの募集があり、応募した彼は「中の橋」を行き交うただの通行人のひとり。

本人しかわからない後ろ姿が一瞬映っただけの実際の映像に、彼は決まり悪そうだったなあ。

 


 

”ドウホウ” と読むボクに、同胞(ハラカラ)だよ教えてくれたのは、役者のオダワラ君。

70年代の山田洋次作品が映し出す当時の空気感が無性に懐かしい。

落ちこぼれ故の気後れからか、級友や研究室の仲間とは何となく距離をとってきてしまった。

この歳まで、ずーーーっと盛岡での四年間を引きずるとは、当時のボクは考えもしなかった。

ここまでくれば、足腰立たなくなるまで、みんなで盛岡に集まり、当時のボク等に戻ろうよ。


せめてあと5年

2025-02-05 | 暮らし・ジョギング

 

昨夜から吹き続ける強風でも何の異常もなければ、当分は大丈夫でしょう・・・

早朝7時前、多少楽観的気分で三代目んちの屋根に上がった。

げっげぇえーーーー!!

 


 

ブロックの位置が変わり、不気味な音を立ててアルミ製の屋根板が風に煽られていた。

事の初めは十年前、その時は二代目が応急的な釘止めを依頼し、ずーーっとそのままできた。

「変な音がすると思ったら、Oka ちゃんちの屋根が・・・」

幼馴染の隣のユリちゃんから電話をもらったのが、一週間前。

 


 

慌ててその辺のコンクリート・ブロックを三個、滑り止めの横木をかませて据えたんだ。

年中風が当たる北西の角、そんなもんじゃこの大寒波の強風には抗しきれなかった。

早速、ホームセンターから新たに6個を調達し、突先に横木をかませ追加した。

さあ、これで9㎏×10個=90キロの巨漢が寝そべっているようなもんだ。

 


 

実は去年、二代目の応急措置が危うくなり、職人に依頼したのにまったく来やしねえ!!

二代目の頃から出入りしていた板金屋さんが廃業し、その方の紹介だったんだけどね。

板金屋に限らず、大工、水道屋、電気工務店・・・頼んだところで、今は暖簾に腕押しよ。

 


 

数年に一度の大寒波襲来!! テレビでは大雪の映像を流してながら大騒ぎしている。

ボクんところも、降るよ!降るよ!と騒がれている東北地方の日本海側だけど、こうだよ。

もちろん風は強い。だから、七十過ぎたジジイが屋根に上がるこの騒ぎさ。

 


 

作業を終えて、ほんの少しの時間だけど周囲を見渡していると、思い浮かんできたねえ。

小学生の頃かなあ・・・何をするでもなく、よく屋根に上がっていたよなあ。

ボクが幼かった頃、二代目が建てたんだから、もう築70年にもなるんだね。

10年・・・いや、せめてあと5年でいいから、耐えてくれよ。

おうっと、危ねえ! ボクまで飛ばされてしまうぜ、さっさと下りよう。


アンテナにバツ印

2025-02-03 | 暮らし・ジョギング

アンテナ横のバツ印に気づいたのは一昨日、二月一日の朝でした。

まさにジョギングシューズを履こうとした時、一気に走る意欲が削がれた。

受信も発信もできない状態?電波障害の有無を問い合わせても問題ないってさ。

 


 

 ”もうそろそろスマフォは如何?” のおせっかいメールも、ちょこちょこ送られてくる。

4G電波はまだなくならないとはいえ、大きなシミが出たままの画面・・・ついに来たか。

ジョギングは中止、ネットで予約をとり、昼過ぎにショップに出向いた。

 


 

若い女性の店員が「スマフォはお嫌ですか?」(きっと偏屈なジジイだと思ってんだろな)

そんなことないよ、新しいことを覚えんのが面倒なだけと答え、スマフォの説明を受けた。

何~~だ、パソコンの子機みてえなもんじゃねえか、操作に慣れさえすれば・・・

 


 

ものの見事に返り討ちにあった。

前のはこうじゃなかったと愚痴るボクに、ひと足先に機種変した奥さんが金言をくれた。

「前はこうだったと言っちゃダメ。前のことは忘れて、ああこうなんだって覚えるだけ」

効くなあ・・・これからのボクは何事にもそうあらなくちゃなんねえな。

一番の誤算は、旧機の赤外線装置がお釈迦で、データの移行が出来なかったこと。

当分は手作業で、みなさんのデータの打ち込みに励みましょう。

まだまだ悪戦苦闘の日々は続くんだろうな。


着ぶくれ

2025-01-27 | 暮らし・ジョギング

 

内川の川辺にモズを見つけ、気付かれないようカメラを向けた。

今だ!とシャッターを切った瞬間・・・否、その直前、逃げられた・・・残念!!

 


 

おっ、今度はヒヨドリかあ。

動くなよ、ジッとしてろよ・・・で、再び逃げられた。

難しいね、この距離で捉えるのは。

 


 

路面のあちこちに薄氷が張っています。

家を出るまで気づかなかったけど、今朝は久し振りに氷点下の朝となった。

そういえば、昨夜は星が煌めいていたもんね。

 


 

もう雪はないだろうと期待して赤川堤に帰って来た。

予想以上に乾いた路面にホッとしたよ。

 


 

おかげで、行きも帰りもノン・ストレスで走り切ることが出来た。

調子に乗って、復路は軽くインターバル走で・・・とも思ったけど、自制した。

痛めてから五か月経つけど、まだ右の側副靭帯の痛みが消えない。

 


 

ああ、いたいた!!

帰りの内川にさっきのモズが・・・今度は逃がさないよ。

 


 

着ぶくれしたかのような、まんまる姿の冬のモズ。

夏に見るシュッとした精悍な姿とは違うけど、冬の空は寒いもんね。

 


 

もう撮ったでしょ?と言わんばかりに飛び去り、再びすぐ近くの枝に留まった。

今度は逆光でうまく撮れなかったけど、”まんまるモズ”も可愛いね。


変遷

2025-01-19 | 暮らし・ジョギング

 

一週間ほど経って、なんとかゆっくりできる時間を取り戻した。

正直、肩の荷が下りた感もある・・・・この感情って不謹慎かなあ。

 


 

二代目が亡くなった時から、自称自嘲の三代目ということにはなっていた。

今、二代目のすべてが消えて、とうとうボクの代になってしまったという実感がある。

容赦のない時の流れには、誰も抗えない。

 


 

百年以上も前、西の方からひとりここに流れ着いた「初代」について、ボクは何も知らない。

月山の山並みが故郷の葛城山に似ていたから・・・という話を二代目から訊いたことがある。

七年前に亡くなった二代目から、ボクんちのファミリーヒストリーを訊いておけばよかった。

 


 

ボクんちの変遷なんて、悠久の流れの中に無数に生まれては消える泡沫のひとつほどもないね。

泡沫ストーリーがいつ始まってその後どうなるかなんて・・・でも、ルーツは知りたかった。

今日は本当によく晴れた! もう冬は明けた、立春を前にして春ってことが時々あるからね。

さあ、体中の筋肉や関節が錆び付いたような不快感を早々に払拭しなきゃあ。


銀嶺

2025-01-12 | 暮らし・ジョギング

 

銀嶺月山・・・、どっかの日本酒の銘柄にもあったなあ。

冬に快晴の日が少ない当地ですが、毎冬何日かは白く輝く月山を観ることが出来ます。

 


 

市街地の南端、ボクの生活圏で月山が一番美しく見えるポイントです。

願わくは、もっと空が青かったらなあ・・・・

 


 

今日は午前中から薄日の射す穏やかな日和でした。

雪除け作業の疲れも癒えたと思い走り始めたのですが、筋肉が意のままに動いてくれない。

 


 

特に走る前の腕立て伏せでは、序盤から両の上腕二頭筋に激痛が走った。

雪国の日常作業にボクの体力が追いつかなくなった・・・なんて、1ミリも思ってないけど。


お疲れさん

2025-01-11 | 暮らし・ジョギング

 

ボクんちの前をロータリー型の除雪車が通ったのは、早朝二時。

始動時刻がいつもより早いなあと思いましたが、だいぶ降ったんですね。

結局、一月九日・十日の両日、ボクも早朝からたっぷり二時間、雪除け作業に汗しました。

 


 

早朝何時からでもボクはイケるんですが、市道県道の除雪終了を待たないといけません。

ボクが三代目んちとその近くにある駐車場の雪除け作業を開始したのは、午前6時半。

前面道路に置かれた雪の塊を除けていると、再び除雪車が来て・・・なんてこともある。

 


 

同じ日本海側の秋田と新潟に挟まれているのに、ここ庄内はほとんど雪が降らなかった。

久し振りに除雪車がたっぷり置いて行った雪の壁は、暖冬のせいか恐ろしいほど硬くて重い!!

お隣さんちと三代目んちの駐車場だけで二時間、汗びっしょりのなかなかの運動量だぜ。

 


 

若い男が、息を切らして大きな雪の塊をスノーダンプで運ぶボクをじーっと見ている・・・

「あの・・・Y新聞(地元紙)ですが、頑張っているところ写真に撮ってもいいですか?」

あなたは何処のご出身ですか?と尋ねたら、「神奈川ですが、まだ二年目なんです」

どうりでねえ・・・随分、非常識なこと訊くもんだなあと思ってさあ。

 


 

二日間連続、早朝二時間を超える雪除け作業はさすがに疲れた。

結局二日目は、三代目んちとボクんちの分を残してしまい、今日に回した。

おまえは何年頑張ったんだっけえ・・・やり切ったね、お疲れさん、そして、ありがとう。

 


 

値上がりしたねえ。

これこそ雪国生活の必需品、価格に余りあるほど役には立つ。


2025走り初め

2025-01-06 | 暮らし・ジョギング

 

世間の仕事始めに合わせ、ボクも今日から2025年を始めようと思います。

体調の回復度は80% ぐらいかなあ・・・残る20% は怠け過ぎたせいのダルさかも。

 


 

2025年赤川堤から初めて仰ぐ月山は、いつも通り静寂の中に鎮座しています。

今年も一日でも多く頑張って走ってみます・・・心の中でお山に語りかけてみたりした。

 


 

ボクの走り初めとなる今日は、運よく今年に入って一番穏やかな陽気になった。

同じ時刻、同じ場所からの眺めですが、陽の光を受ける鳥海山には何の屈託もない。

 


 

折り返しの羽黒橋から再び赤川越しに月山を見やる・・・相変わらず、何も語らずかあ。

八合目付近の陽が当たって輝いている辺りは、高山植物が群生する弥陀ヶ原湿原かな。

 


 

昨年暮れからインフルエンザ(たぶん)に罹り、正月三が日が過ぎるまで何も食えなかった。

自分でも記憶がない60キロを切る直前まで体重が激減した時は、正直ゾッとした。

筋トレ・ランニングは10日振りでしたが、思いの外、身体が軽くて気持ちよく走れた。

体内に溜まっていた不浄のものが、体中の汗腺から脂汗となって滲み出てきた感じがします。

さあ、2025年は・・・先のことは考えない方がいい。考えたとて良いことなんてねえし。

せいぜい歳に妥協し歳に抗いながら、一日一日紡いでいくだけだよ。


たぶんインフル

2025-01-03 | 暮らし・ジョギング

 

たぶんインフルエンザでしょう、昨年29日から悪寒と物凄い倦怠感に襲われました。

熱はピークでも38.1度でしたが、とにかく体がダルくて食欲も全くなし。

ワクチンを接種した奥サンでも症状はボクより軽そうですが、完治はしていません。

この六日間ほとんど何も食わなかったので、体重が3キロも落ちてしまいました。

体重ぐらいはすぐに戻りますが、いつもの生活を取り戻すのにはもう少しかかりそうです。


強く腕を振って

2024-12-27 | 暮らし・ジョギング

 

ザッ、ザッ、ザッ、ザッ・・・・

ボクが雪を踏みしめる音を警戒して、岸辺のカモたちは川の中央へスーーッと移動した。

ゆっくりくつろいでいるところを騒がしたようで、物凄い迷惑かけた気がしてくるぜ。

 


 

ここにきて内川の”カモ密度”が高くなってきた感じがする。

冷たい季節風が吹き付ける水面でこそ、カモたちは生き生きしているように見える。

この時季特有のいぶし銀の様な色彩に浮かぶオメダヂは、凛々しくてかっこええなあ。

 


 

昨日の雨で雪は解けたと思い、一か八かで赤川堤に来てみました。

雪国の人なら、所々黒っぽいグランドの雪面の様子で、今の気温がどれくらいか分かるはず。

そう、氷点下までは行かない、二度前後かな・・・でも、北西の風がまあまあ強いっすよ。

 


 

よろよろ千鳥足のように残る足跡は、さっき走ったばかりの往路でのボクの足跡。

雪道はいい具合に力が抜けて、気負うことなくゆっくり走れるのがいい。

例えるなら、練習着に着替えた直後、グランドに出て走り出す時のテンポとスピードかな。

ただ折り返した後は、季節風を正面からまともに喰らい、更にスピードが落ちた。

不敵な笑みを浮かべ、せめてテンポは落とすまいと強く腕を振り振り走るジジイひとり。