ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

「レジリエンス意識の醸成」が必要な時代に!

2022-03-18 08:29:00 | 日記


一昨日の地震は、揺れの時間も長く恐怖を感じた方も多かったのではないでしょうか。
福島では震度6強!
11年前の悪夢がよぎった夜でした。

一方世界情勢は、戦渦に巻き込まれた多くの方々が「地下シェルター」で不安な時間を過ごしています。

コロナも相変わらずの状況で、まだまだ終息の気配は感じられない日々です。

この世界では何が起きるか分かりません。

戦争は人災!

地震は天災!

パンデミックは人(天)災!

共通することは、日々普通暮らしを送っている人々の「人生」が歪められ、人間の「尊厳」が蹂躙されている現実社会。

『防災』や『防疫』意識はあっても、どうすれば良いのかの完璧な答えはありません。
出来るところからの「レジリエンス対応」を、社会実装させる『意識』を持ち「行動」してゆくことが大切かと思う日々です。

ウクライナ報道で、「地下シェルター」で空爆を退避している人々の姿が伝えられますが、私たち日本社会では「地下シェルター(防空壕)」を用意している住宅やオフィス等のビル施設などは殆ど無いのでは! 
(官邸や一部政府機関などの防災施設くらいでしょうか!)

日本で暮らす私たちは「地下シェルター」など存在そのものに意識が及んでいないのではないでしようか。
「日本は戦争とは無関係でミサイルなど飛んでくることなどあり得ない!」 と多くの人々は思っています。

不要の「地下シェルター」などは、家やマンションを建設する場合にはコスト増になるだけなので「タラレバ」は排除されます。

1000年に一度⁈の頻度しかない「津波」に備える防波堤は、「想定内の範囲」でしか(コストの問題もあり)敷設しません。

原発は安全のはず! でも…..「想定外」の事態に為す術もなく….その代償は計り知れぬものに。
11年経った今も、冷却が不可欠の状態のところに、震度6強の大きな揺れが一時の停電を引き起こし間一髪セーフ。

想定外とは「まさか!」と同義

「まさか」には、私たちの意識や常識感への『慢心』を顕わす言葉でもあります。

「備え有れば憂いなし」は多くの人は理解しますが、その「備え」の程度に関しては、さまざまな事情が交錯し「妥協点」が見出されるのが社会の常。
「妥協点」が適切かどうかは、痛みを体験することで実証されますが、その時は「事既に遅し」となる事も。

VUCA の時代、私たち一人ひとりが「レジリエンス)とは!わー考えながら行動してゆく事が大切と思う朝です。
今日も渋谷QWSで活動します。^_^

テ・ファーリキ! NZの幼児教育を学ぼう

2022-03-13 19:21:00 | 日記
ニュージーランドの教育スタイルに注目しています。
「テ・ファーリキ」!

「モンテッソーリ」や「シュタイナー」、日本の「七田式」教育のスタイルは色々ありますが、共通している点があります。

それは「教える」のではなく『遊び』的な子供の自由意志を尊重する「自然体教育」

「英才教育」と「情操教育」!
どちらが「良否」ではありません。ウェルバランスが大切です。

こうした教育スタイルを「メタバース✖️DX」で実現してゆく取組を進めてゆきたいと思います。


「権力中毒(The Intoxication of Power)」の考察とHLD Labの活動

2022-03-13 17:51:00 | 日記


人間は誰もが、多かれ少なかれ「認められたい」という承認欲求感情があるもの。
インスタ映え「いいね」を貰いたい意識です。

そして、承認欲求と顕示欲が増長してくると、自分は相手よりも優位であることを「権力誇示」する「マウンティング」の傾向が顕れてるケースも。

組織・集団の中では、本来「権限・責任」に紐ついた「役職やポジション」が「権力誇示」への優位性収奪と「蜜の味」という事を知ってしまうと、それに固執する輩が登場します。

社会では、『偉い人』や「カリスマ」「絶対権力者」とか呼ばれたりする立場になると「俺様」意識が「普通」となってくるもの。(勿論、この中でも素晴らしい人格者は沢山おられますが)

「俺様!」的な「傲慢意識」は、自身の周りの「辛口助言者」を排除し、ハラスメント嵐を吹かせ、心地良い言葉や「Yes,sir!」のイエスマンを侍らせ「裸の王様(皇帝)」と化してゆくのはよくある話。
この「権力への固執」はある意味で「権力中毒」とも言える人間心理⁉︎
日本社会も例外ではありません。

組織や国が蝕まれてゆく典型です。

人間社会の歴史を振り返ってみると、こうしたケースは数多くありましたが、外部要因により本人が「目覚める」か、内部告発等による「強制的是正」により、人間集団が健全化してゆく過程を辿るのが一般的。
でも、一部例外は今回のように「軍事力」で強引にイデオロギーを押し付けるケースもありますが…

人間は「権力」を持ち続けていると「意識」の「機能不全」を引き起こします。
思い通りにない場合は「強権」を発動し「軍事力」で「自己の正義」を貫くのも「中毒症」故なのでしょうか?

何が「正義」なのかの思い巡らせて意味がありません。
世界の情勢を見渡してみると、今を生きる人間一人ひとりの「尊厳」を蹂躙する行為を止める事‼︎

と思うものの、The Intoxication of Power「権力中毒」に侵されている「皇帝」には、誰が何を言っても聞く耳持たずです。

この状況に憂いを感じ、心を痛める世界の声をどのように伝えれば良いのでしょうか。
「中毒患者」に制裁や締付けをし過ぎると、更なる憂いを誘発させることにもなりかねません!
今、私たちは「戦い」で決着をつけようとする人間社会の現実を見せつけられていますが、私は、この現実を、決して「対岸の火事」と思ってはならないと思っています。

どの組織社会にも内在(潜在)し、人間の心に巣食う「権力中毒症候群」の遺伝因子は誰もが持っていることを再認識しながら、次もまたこうした事態が起ることを肝に命じて、今を対処してゆくことが求められます。
「力」を「力」で制する事にならぬように「人間の知恵」が試されています。
簡単ではない事は誰もが認識しています。

『幸福な地球』『幸福な人類』創造に向けたHLD Labの活動は微力かもしれませんが、「意識活動」を続けてゆきたいと思う日々です。

「大企業組織」の考察  その2

2022-03-12 13:57:00 | 日記


暖かい春の土曜日ですね。

今日は「組織風土」や「企業文化」について考えてみます!

歴史を重ねてきた大企業には「組織風土」や「企業文化」が醸成されているものです。言い方を変えると「コーポレートカラー」といったもの。

会社という「内集団」に属し、組織の「色合い」に染まった時には、とても心地良く感じられるものです。そして組織側からも「同調的成果」とも言える「目標達成」を、社員Aやチームαが成し遂げた場合には、「目標未達成」の社員やチームより『高い評価』を与えることが「普通」の組織システムです。

この「目標」に対する「達成評価」は、誰もが明確にわかるものであれば納得感がありますが(例えば車や保険のセールス実績等)、管理部門などの目標vs成果は、客観的な数値比較ではなく、評価者(通常はラインの上長)の『好き嫌い』的主観評価になりがちなことも否定出来ません。

このような場合に、「人」は組織(上司等)に同調的迎合姿勢を示すことにより、「一定評価」を受けることで大組織の中で「生きてゆく知恵」を身に付けてゆきます。

「組織風土」や「企業文化」には、人間の集合体としての『組織』に、暗黙的に「同質的価値観」を醸成させてゆくサブリミナル効果があります。
組織の「連帯感」を醸成し、一体的な事業運営を進めてゆく大切な要素です。
でも、組織内で「同質的価値観」を共有しているうちに、「異質」に対する違和感と排除意識が、「あたりまえ」となる感覚は組織にとって注意信号です。
「確証バイアスの罠」です。

大組織の傾向として、言葉では「多様性(ダイバーシティ)」の重要性を唱えてはいても、「多様性」を組織の心底意識として受け止め(インクリュージョン)ができないことがあります。

その理由のひとつは、「多様性」という感覚を「同質化集団内の常識」の範囲でとらえているからかもしれません。
「多様性」とは、超絶的な個性や発想、そして、同質的人間集団の中では「非常識」とも思われる物事価値観です。

さまざまな「価値観」を受け止められる「組織意識」の柔軟性を持つことが、ダイバーシティマネジメントの本質でもあります。
組織の「風土や文化」は、とても大事な組織「場」の要素ですが、「同質的」になり過ぎてしまわないような「場」つくり!
言い換えれ「インクリユージョンマネジメント」を合わせた「ダイバーシティ&インクリユージョン」が重要なのです。