ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

『副業』を考えてみます

2019-08-26 10:44:34 | コラム



最近、大手企業が「兼業」または「副業」を解禁する動きが出始めました。

以前から、リクルートやYahoo などは「兼業」は認められていましたが、「みずほ」グループでも、一定の条件の下「兼業」が可能となるとのこと。
これからの社会、「兼業解禁」の流れが加速してくると思われます。

今朝は、「副業・兼業」の社会的意味について考えてみたいと思います。

主たる職場で、定められた時間に仕事をするのが『主業』!
帰属している組織の仕事に関係無い事は「サボタージュ」とみなされ、ひたすらPCに向かいながら長時間「作業」仕事に専心することが、評価者たる上司から「頑張っている」と「評価」される組織社会。

「価値創造」に向けた「考える」時間は、ボォっとしているように見られ、「サボるな!」と圧をかけられる組織風土。

日本社会では、まだまだこうした組織がたくさんあります。

管理職や経営職の方々、そして人事部の意識は、自社の社員を「時間労働者」と見做し、就業時間内の行動は、休憩時間を除き「仕事時間」として『拘束』したがる傾向があります。
裁量労働制を取り入れているところでも「時間」基準!

一つの組織に属し、就業時間内の労働で生み出せる「価値」とはどのようなものでしよう。

企業の「価値創造」の源泉は「社員」ですから、「社員」の創造的能力を引き上げ、作業価値やイノベーションを誘発させるには、内集団(我が社)の中で、時間に拘束された環境では限界があります。

組織社会では、社員に研修プログラムを受けさせたり、自社内でOJTローテーションを通して社員の育成を図りますが、あくまで自社の「器」内での事です。

世間は広く、社会価値観も多様ですが、自社内での仕事人生を送り続けていると、知らず識らずのうちに「井の中の蛙大海を知らず」的な状態になりかねません。

大企業で終身雇用制度の下、定年まで勤め上げた方は、良きにつけ悪しきにつけ、帰属している組織の『組織色』に染まりますから、定年後、人生100年時代を生き抜いてゆくには、60歳を過ぎてからだと、多様で複雑な社会の風味に馴染む事が厳しい現実が待ち受けています。

私は『副業』『兼業』の意味とは、人間100年人生を生き切ってゆくのに不可欠な「ライフシフト社会システム」の一つだと思っています。

主業を持ちつつ「副業」を持ったり、「兼業」の機会を経験することで、働く人にとって、社会の価値観の多様性を体感できることができます。
結果、人間力をが高まり、生きる強さを体得できます。

そして、自分が属する組織社会の色合いや、ワークスタイルへの疑問とバイアス度合いが客観的に認知できるようになります。

何よりも、他の社会や組織に身を浸す事が、発想力や創造力、そして人脈力・ネットワーク力とコーディネート力を高めるきっかけにもなり、主業仕事の生産性を高めることに繋がります。

組織側から見ると「副業・兼業」に関しては、ネガティブ要素はいくらでも挙げられますが、よりポジティブなものを見据えた取組が必要な時代になっています。

『ソーシャル・キャピタル』創造へのコミットメント!

2019-08-25 15:26:08 | コラム


夏恒例の『24時間テレビ』を観ながら、朝方の風に秋の気配を少し感じる日曜日。

先週の西日本での活動を振り返りながら、改めて自分のPSR(Personal Social Responsibility )、言い換えれば(ちょっと大袈裟ですが)人間個としての『ソーシャル・コミットメント』を心に刻んでいます。(まぁ、いつもの妄想癖なのですが....😅)

HLD Lab の創業理念と目的の一つである『ソーシャル・キャピタル(S.C)価値創造』、要は、社会・地域における人々の信頼関係や結びつきを表す概念である S.Cが蓄積された社会では、相互の信頼や協力が得られるため、他人への警戒が少なく、治安・経済・教育・健康・幸福感などに良い影響があり、社会の効率性が高まります。

「社会資本」とは異なる『社会関係資本』であり、人々が交流する「場」に価値を認めて「資本」とみなす概念とも言えます。

ヒューマン・キャピタルが「個」の資本とすればソーシャル・キャピタルは「個々の繋がり」資本とも言えます。

人々が集まりコミュニティを形成すれば「知」「情」「感」がブレンドされて新しい価値が生まれます。

ブレンドの仕方で「知性と感性」の味わいや香りも異なりますが、価値創造に繋がる無形「資本」として注目されています。
こうした資本が「社会幸福資本」!

私は、「ソーシャル・キャピタル」価値の源泉は、人間ネットワークであり、人間ネットワーク力を高め価値創造に繋げでゆく為には、それぞれのオブジェクト単位で、参加者にとっての「内発的動機付け」が必須要件になると思っています。

私自身、「ソーシャル・キャピタル」をプロデュースしてゆくミッションを『社会幸福創造事業』ととらえて、『株式会社HLD Lab(Happy Life Design Lab)」を通し活動してゆく事をコミットしたいと思います。
私のPersonal Social Responsively です。

具体的には、幸福価値創造事業コミュニティを組成して、組織社会の課題分析・整理、コンサルティング提言、コーチング、そして実装・定着化に向けたインプリメンテーション&クロージングサービスまでの価値提供をしてゆきたいと考えています。

シニア世代の方も参加を呼び掛け、価値創造に見合う「対価」流れを一緒に作り出してゆく計画です。
「2000万円不足」は心配無用! の社会創造に向けた 私流のソーシャル・コミットメント!
明日からまた、新たな活動が始まります^_^

「センスメイキング」で「場」つくり

2019-08-17 11:54:14 | コラム


台風一過で気温も上昇してきましたね。

今日もお盆休みなのですが、一件だけ仕事の打ち合わせのがあり、神田までプチ旅行してきました。

往復の時間に、つらつらとHLD Lab 事業構想を考えてていたのですが、「センスメイキング手法」を活用した「わくわく組織」「幸福価値創造」、そして「ウェルビーング・ソサエティ」の「場」のプロデュースを、日本社会へ紹介し、その応用的活用法の「コンサルティング&インプリメンテイション」を価値創造活動としてゆく事を思いつきました。

どうやるのか!

元々、私がやってきた手法と似たアプローチですが、よりアーティスティックな「場」つくり術です。

かの、ノーベル経済学賞を受賞した「ポール・サミュエルソン」氏が語ったフレーズです。

『経済学は精密科学ではなく、芸術と科学を組み
合わせたものです。』

とても示唆に富む言葉!と感じます。

そして、私が想う「場」つくり学!とは

『価値創造活動(仕事)とは、精密科学や理論と実証プロセスではなく、芸術&アートと人文・自然・感性科学をウエルブレンドされた幸福価値創造プロセス』

「センスメイキング」が不可欠です^_^

忘れてはならない日!

2019-08-05 08:17:13 | コラム



今年も8月6日がやってきます。

ローマ法王 ヨハネ・パウロ2世が広島を訪れた1981年2月から38年、今年11月にフランシスコ法王が来日され広島と長崎を訪れます。

私は1979年から1983年までの間、日本興業銀行広島支店で勤務していましたので、当時 広島幟町教会の世界平和記念聖堂に来られた時の事と、日本語でのスピーチが脳裏に焼き付いています。

38年の時が流れました。

私事ではありますが、この年1981年11月に世界平和記念聖堂で結婚式を挙げた事もあり、38年の歳月は感慨深いものを感じています。


世界には16億人のカソリック教徒がいます。
この世界には、キリスト教を始め、イスラム教や仏教等「信仰」を生きる拠り所とされる人々が沢山います。

私は、宗派色々あれど、共通する「信仰の原点」は「愛」と思っています。
「愛」には様々な形がありますが、「人類愛」こそが人間社会にとって大切なものではないでしょうか。

隣国との関係が心配です。

相変わらず世界では「戦争」の火種が燻っていいます。

自国ファーストの意識が強くなっています!

人間の「集団意識」は複雑です。

ナショナリズムや利己的な意識を持つことは、「人間の性」であり、理想郷の実現は簡単ではありませんが、唯一の「融和財」は「愛」!などと考えながら、8月6日の意味とローマ法王の来日の意義を感じている朝です。





【休日コラム】真夏の週末

2019-08-04 16:08:30 | コラム


猛烈な暑さが続いています。

昨日は、土用の丑の日を外して鎌倉「つるや」でエネルギーチャージ!

ここの「肝つく」をつまみながらの日本酒🍶は最高なのです。

昼酒を頂く「心の贅沢」は、鰻重の味わい共々「笑顔」と「笑心」の妙薬でした^_^

そして、今日は久しぶりに買った「Newton 」を読みながら、サイエンス エンタテイメントの魅力に想いを巡らせている真夏の日曜日です。