組織を離れて1ヶ月が過ぎました。
この間、暮らしのペースが変わったことによる、新たな日々の時間マネジメントとワークスタイルを試行しながら、今までの人生の棚卸しと、これからの社会活動の構想を考えてきました。
今日は、私のセカンド・クリエイティブ・ライフシフト構想についてお話ししたいと思います。
日本の組織社会を定年退職したシニア世代の方々の多くは、仕事人生からの「卒業」あるいは「終着」と思われているかも知れません。
「40年間がむしゃらに組織で働いてきたんだから、これからは家族や大切な人との時間を大切にして、ゆったりと人生を楽しんでゆこう!」
と思われるのは素晴らしい事です。
私自身もそのように思っています。
ただ、組織を離れても、社会との繋がりから離れてしまう訳ではありませんから、新たな社会との接し方を考えて、「人生を楽しむ時空の旅はこれからが始まり!」と考えてみるのも、シニアライフを送ってゆく上で大切な事と感じています。
私自身、今までお世話になってきた方々や、ご縁を繋いでいただいた組織社会との新たなる関係を「セカンド・クリエイティブ・ライフシフト」というスタイルで恩返ししてゆくことにより、新たな社会価値創造に貢献してゆきたいと思っています。
具体的な活動計画をまとめてみました。
1.ライフシフト・コンサルタント
キャリアコンサルタントが、組織社会での転職や起業を目指し実践してゆく人『ワークシフター』への助言をする役目であるとすれば、ライフシフト・コンサルタントは、「仕事」だけでなく「人生」の道先案内人として、人生チャレンジャーたる『ライフシフター』をサポートしてゆく活動です。
2. 「場」つくりプロデューサー
「場」とは『人間社会』の時空間です。 私たちが生きている社会とは、人との繋がりであり、組織やコミュニティ、そして世間との「契約」です。
人間誰もが複雑な人間関係、悩み、しがらみ、思惑、ストレス....etc と対峙しながら暮らしています。
「場」つくりとは、こうした、誰もが抱える暮らしの中の「スティグマ」を軽減し、生きる喜びや楽しみ、そして、仕事といえどもワクワクできる「心地」を感じられる環境、時間、空間意識、感性をプロデュースしてゆく活動です。
その目的は「幸福社会」をつくる事。
簡単な事ではありませんが、行動する事が大切だと思っています。
3. 社会「知」のバウンダリースパナー
社会に存在する様々な「知識資産」や、個々人が持つ「知見」や「経験価値」をキュレーションして、新たなる価値創造の糸口をやヒントを見いだし繋ぎ合わせてゆく役割です。
ソーシャル・トランザクティブメモリーのシステムを、ビッグデータ解析テクノロジー、AI&IoT Tech、そして産官学 其々の意識の境界を無くしながら有機的に連結して、新たなる社会価値のイノベーション機会をプロデュースしてゆく役目です。
4. 戦略&イノベーションマネジメント・コンサルティング
・クリエイティブ・コミュニティ構築のデザイン
・組織内エンゲージメント力の向上支援
・風土変革支援とクロスファンクショナル組織の構築支援
・サービサー等に対する、アプローチ先組織の意識決定プロセスファシリテーションとキーファクターアドバイス
・感性マーケティング支援
・ダイバーシティマネジメント支援
・グローバル企業の管理業務統制手法のデザイ二ング
・ウェル・ビーイング&ヘルスケア・ファシリティマネジメント支援と実践的な運営デザイン
といった、私の経験を社会価値化してゆく取り組みです。
さて、さて、どこまで社会貢献できるか!
これからがチャレンジです。