6月13日(火)に一般質問しました。
5、先生の働き会改革について
教員勤務実態調査の速報値が4/28に公表された。
先生の令和4年度の在校時間の全国平均は小学校で10.45時間、中学校で11.1時間、国の残業時間の上限月45時間を超えているものが小学校で64.5%、中学校で77.1%、さらに過労死ラインの月80時間を超えているのは小学校で14.2%、中学校で36%だった。
当市の先生の在校時間、勤務時間はどれくらいか❔
⇒国と比較すると当市の方が短い。比較的良好な結果。詳細を詰めていないので概算だ。
この調査は平成28年と比べていて小学校で30分、中学校で31分減っているそうだが国分寺市は減っているのか❔タイムカードを導入したのが令和2年か3年と聞いたのでそれ以前はわからないか❔
⇒平成28年には調査していないが平成30年に調査をしている。それによると本市では30分以上縮小している。
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先生の働き方改革、在校時間の短縮についての取り組みは❔
⇒平成31年1月に働き方改革推進プランを作成した。具体的には1、在校時間の把握と意識改革を目的とした出退勤時間の管理、2、業務の効率化と情報管理の一元化を目的とした校務支援システムの導入、3、学校徴収金の口座振り込み、4、学校閉庁日の拡充、5、学校を支える人員体制の確保としてスクールサポートスタッフの配置などさまざまなことをおこなっている。
この働き方推進改革プランがどの程度進んでいるかの報告はどこかでしているのか❔
⇒どこかで報告している状況にはない。一歩一歩進めている。
推進プランには評価と見直しという項目がある。目標値がわからないが今は30分なら見直しをする予定はあるのか❔
⇒今現在は見直すことは想定していない。
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そもそも残業代が給与に4%含まれているという給特法の改正についてもいま議論されている。この特別措置法ができた1971年当時は平均残業時間が月8時間だったことから4%が妥当とされていたが今は残業時間が大きく増えていて実態と合わなくなっているのは確かだ。今後、国家でも議論されると聞いている。
先生の働き過ぎは誰が見ても明らかだ。最近は教員の希望者も減っていると聞いている。
そこで教員不足について、今年4月の段階ですでに担任がいないケースも全国では見られるようだが当市ではどうか❔
⇒4月時点での教員の欠員は生じていない。
今後2学期位になると先生の休みも増えてきて厳しい状況になるのは毎年のようだ。
働き方改革を一歩一歩でも進めていただきたい。
子どもたちが健やかに育つためには先生の果たす役割はとても重要だ。
働き方改革が進んで先生も子どもたちも伸び伸びと気持ちよく学校生活を送れるように希望する。