
5月2日(金)不登校のお子さんをもつ保護者の皆さんと立憲・市民フォーラムの会派議員4人で懇談しました。
国分寺の不登校を考える会ではオープンチャットに届いた意見などをもとに昨年11月に市の教育委員会に不登校支援に関する質問書を出されています。
市の現状では2022年度小学校で84名、中学校で130名が不登校とカウントされていてコロナをはさんでこの5年間で倍増しました。
お話ではこの数字の7割の子どもたちはほぼ家にいて外に出られないそうです💦
国分寺市でも昨年から不登校対応巡回教員の配置やサポート教室の役割拡大、バーチャルトライルームの開設、リーフレットの作成などに取り組んでいますが、まだまだ不十分です。
金銭面でも負担が大きいうえに給食費の無償化の対象外になっているし、フリースクールなども高額です。
学習面でも一人一台端末は支給されてもオンラインで授業を受けられるケースと受けられないケースがあるようです。
また、出席にはなっても学校に行っていないのでテストが100点でも成績は良くないようです。
文科省から不登校児童生徒の成績評価については適切にするよう通知が出ていますが周知が遅れているようです(-_-;)
トライルームやサポート教室についても多くのご意見ご要望をいただきました。
不登校の子どもたちは増え続け、保護者の5人に1人が離職し、さらに11人に1人が希死念慮を抱いたというショッキングな数字も出ています。
近年、学びの多様化やチャレンジスクールなども出てきていますが対応策はなかなか難しいようです。
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そこで、どうしたら良いかという話になりました。
まず、安心できる学校であってほしいということでした。不登校の子だけでなくみんなが安心できる学校。子どもの味方になってくれる人がいる学校。子どもオンブズマンも必要。
不登校の子はいろいろなので一中のサポートルームを全校に設置してほしい。合理的配慮を周知してほしい。
当事者のニーズをもっと聴き取ってほしい。親は意見を言いにくい。
学校だけでなく多様な選択肢があればよい。
学校区を廃止してほしい。
など多くの意見がでました。
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不登校の問題は個々人で違うようですがとても深刻です😿
待ったなしの対策が必要だと痛感しました!
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