12月17日(土)第21回人権の集いがリオンホールで開催されました。
国分寺市と国分寺地区人権擁護委員の会の共催です。
第一部は中学生人権作文市長賞の表彰式と発表でした。
市内の中学生6人が受賞し当日参加した人が表彰されて作文を発表しました。
毎年本当にこの中学生の作文には感心します👏
自分の体験をもとに人権意識の芽生えなどは素晴らしい体験です。
おめでとうございました🎉
☆
第二部は俳優の宇梶剛士さんの講演で、テーマは「転んだらどう起きる❔」でした。
宇梶さんは国立に住んでいて有名なので参加者も多かったです。
「イランカラプテ」とのアイヌ語の「こんにちわ」から始まりました。
まずご自身の出自であるアイヌ民族のお話から始まりました。
ご両親の出会いから、お母さんのアイヌ民族の活動、多忙なお父さんのことなど。
ご両親が忙しくてほとんど家にはいなくて他の助けを必要している人たちが家にいたこと。
唯一の希望である野球の道を勇気を出して暴力の実態を訴えたのにもかかわらず閉ざされてしまったこと。
淡々とお話されていましたがすごく悔しかったと思います。
そして暴走族へ入り、少年院に入って、そこでお母さんからの差し入れのチャプリンの自伝を読んで俳優になろうと思ったそうです。
その後も平坦な道のりでなくご苦労があったそうですが、そんなことは感じさせないお話しぶりでした。
野球部の友だちも恨まずご両親も恨まず自分だけで立ち直ったのは本当に感心します。
当事者の体験からの話しは本当に心に響きますね✨
最後はアイヌ語で
ありがとうございました。
また会いましょう。
でした。
☆
夜のテレビ東京のアド街ック天国は「国立市」でそちらにも宇梶さんは出ていました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます