及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

12月議会一般質問

2016-12-21 09:51:13 | 日記
11月28日に一般質問しました。

1.振り込め詐欺について

○知人から振り込め詐欺がゼロになったと聞いたが実態は?→26年は24件、1億5223万、27年は13件、

2751万、今年は8月から10月までの3ヶ月がゼロ。○減った原因は何か?→さまざまな防犯活動をやっ

ている。街頭キャンペーン、警察によるATMの警戒、自動通話録音機などの効果があると分析している。

○改善しているニュースも広めていただきたい。



2.事故について

(1)JRのホーム事故

○10月9日午前0時ごろ、西国分寺駅中央線の下りホームで視力に障がいがある方が線路に転落した。

この事故について市に連絡はなかったのか?→一般的な交通事故とは異なり、JRの鉄道用地内の人身事故

については市への連絡体制はない。

○事故の後、たとえばホームドアの設置などの安全対策についてJRに要望したか?→していないが、

東京都市長会からホームドアの設置について東京都の予算編成に対する要望事項として要望している。


○ネットニュースでホーム転落事故の多い路線の2番目が中央線だった。中央線沿線の市区町会をつくり、

簡易式でもよいのでホームドアの設置を要望すべきだと思うがいかがか?→中央線のホームドア化の予定は

ない。市長会の要望でホームドア整備計画を優先的に整備するように強く要望しているところだ。

技術開発も進めていると聞いている。

(2)立川の自動車事故

○運転者が市内の方だった。市が何かできなかったのか?→家族から相談される場合に何らかの支援をする

場合はある。

○高齢者の運転免許返納については、どうしても運転する必要がある人については一定、配慮すべきだと思う。

自動ブレーキなど高齢者向けの車の開発などを進めてほしい。



3.待機児童について

(1)○来年度の入所見込みはいかがか?→24日から新規入所受付を開始した。来年は今年の102名より上回ると

予測している。

○今現在の待機児童数は何人か?→10月1日現在189名。

(2)6月議会で対策について、定員の弾力化と分園方式を考えていると答弁された。また新たな保育園をつくる計画も

聞いているが今後どうするか?→何園かで定員の見直しをした。分園化は今のところできない。

来年4月にむけて3ヶ所の保育園の建設を進めている。今年度トータルで302名増で、来年4月の総定員は2634名の予定。

3.4.5歳も含めてなので、0.1.2の待機がすべての見込めるかというと難しい。

(3)○以前から0.1.2歳の小規模保育所をつくったらどうかと言っている。多摩26市で8市だけ。

1市は来年つくるし、待機児童が少ないところはつくる必要がない。小池知事は待機児童ゼロにも力を入れている。

小規模保育所の年齢制限もなくなるようだが、それでもつくらないのか?→年齢を伸ばすと今の認可保育所と同じ形になる。

今年33名の小さな認可保育所を整備した。そういうものを整備する方向で考えなおしたい。

○預ける人にとってはいろいろな保育園があったほうがいい。選択肢の一つとして小規模保育所をつくるべきだ。

待機児の年齢は0.1.2、特に1歳児。3歳以上は定員割れで幼稚園の入園申し込みも減っていると聞いている。

今のままでは来年も待機児童は増える。再検討していただきたい。



4.障がい者施策について

厚生委員長になり障がい者団体や関係者からいろいろと要望をいただいているのでまとめて質問する。

(1)条例制定について

○4月から差別解消法が施行されている。市として条例制定に向けて具体的な計画をしめしていただきたいが

いかがか?→市の取り組みとして、職員研修、庁内紙の発行、啓発活動をおこなっている。

条例については他市の状況を確認確認するなど研究しているところ。

(2)職員対応要領について

○差別解消法では不当な差別的取り扱いは官民ともに禁止されているが、合理的配慮は行政のみが義務で、

民間は努力義務になっている。自治体としては職員対応要領をつくらなければならないが、進行状況は?

→原案を作成している最中である。障がい者団体から意見を聞いて年度内に策定するべく準備中。

○今現在の対応はどうなっているのか?→手話通訳者を配置したほか、各課に対応例や障がい特性が

書かれたハンドブックを配置している。

(3)地域自立支援協議会について

○ようやくできた。第一回会議が12月19日に予定されている。今後の効果的な活動を大いに期待したい。

(4)障がい者の広報について

○以前は手帳を取りに来た時に一緒に障がい者団体のパンフレットを渡してくれていたが、民間の団体を

市が紹介できないという理由で今はやってくれないらしいが、どうなっているのか?

「障害者のしおり」を配っているようだがどうか?

→「障害者のしおり」は市が作成して手帳の交付時と転入時に渡している。パンフレットについては

いろいろと経過があったようだが、部として会報、チラシに関する配架基準を整理して、担当課の窓口付近の

ラックに障害者8団体の最新の会報を配架しているので、自由にとっていただける。

○高齢者や子ども関係では施設や団体を紹介する冊子がある。障がい者団体もいろいろあると思うので

まとめて冊子をつくることを検討してほしい。



5.国分寺まつりについて

○11月6日に第33回国分寺まつりが開催されて大盛況だった、3年前から出店を拒否されている団体があり、

問題が続いている。これまでの経過を説明してください。→平成26年の第1回役員会で出店要項と

参加要項の改正をして、それに該当するのので第2回の実行委員会役員会で参加を断った団体が

でてきて3年続いている。

○今の状況は?→東京弁護士会から人権救済申立て事件として、照会があり市として回答し、要望を受理している

。内容を精査して必要な対応を図っていきたい。

○まだ回答していないのか?→働きかけと広報についての要望であり、回答を求める書式になっていない

。検討中。

○9月30日に国分寺市議会議員11名の連名で東京弁護士会に市として速やかに回答するようにと市長あてに

要望書を出しているがこれもそのままか?→要望書と連動しているのでまだ回答していない。


○常識的に考えて、それまで出店を認めていたものを変更するのであれば、最低限度そのことについては

説明すべきだ。この状態は不正常であると言わざるをえない。

○市は実行委員会の意思を尊重しているといろいろと回答しているが、実行委員会が説明責任を果たす

ような働きかけをするべきだ。自治基本条例の31条では市は市民からの意見、要望、苦情を受けた時は、

速やかに調査し、責任をもって応答することにより市民の権利と利益の擁護に努めなければならないとある。

3団体の方は明らかに困っていていろいろと要望している。

○ここまで来るとなかなかすぐに解決は難しいと思うが、まず話し合って一歩でも解決に向けて進んでほしい。

仲立ちは市にしかできない。→こちらからの働きかけについては検討中。

○「言葉は争うためではなく、理解しあうためにある。」



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