4月30日(金)たまたま本屋をのぞいたら、面白そうな本があったので買って読みま
した。タイトルは少しふざけていますが内容は真面目な内容でした。
書いたのは、写真家で秦野市議会議員の伊藤大輔さんです。
たまたま引っ越した先で15ヘクタールの農地が開発されることになり反対運動に
かかわったのがきっかけで「議会に行って直接、俺が話をつけてやる」となった
そうです(-_-;)
選挙は準備期間1か月、費用12万でしたが誰でもこれで当選するわけでしありません。
秦野市議会の公務は年間38日だそうです。
平均年齢が62才でシルバー民主主義が横行していて年老いた男性議員が道をあけな
いそうです。
伊藤さんは当選したらすぐに過去30年分の秦野市の財政データを徹底的に分析し、
秦野市の財政事情が手に取るようにわかるようになったそうです。
議会でも徹底的に議論を求めているので市議会では大いに刺激になっていると思い
ます。
私は議員はいろいろな人がなる方が良いと思っています。
性別、年齢、職業や立場、考え方がそれぞれ千差万別なのが市民なのだから、なる
べく市民の意見をきちんと反映させるためにはさまざまなタイプの人がいてしかる
べきです。
しかしながら議員には誰でも簡単になれるわけではなく普通の人にとって選挙のハ
ードルは高いと思います。
東京や首都圏を除いて、地方議会では議員のなりて不足が大きな課題になっています。
どうすれば良くなるのかすぐに答えは出ないと思いますが、多くの人が地方議会に
チャレンジすれば活性化されていくことでしょう。
ちなみに秦野市の議員の平均年齢は62才だそうです。
私は62才ですが、国分寺市議会では定数22名中上から5番目です(-_-;)