本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
おすすめ情報発信します。

初めて読んだ椰月さんの本

2015年08月21日 | 小説
心身ともに病んでいた20代の青年「あおの」が主人公の、本を読みました。
これだけ書くと、なんだか暗い内容の本か?!と思いがちですが、違います。
ファンタジーとリアルな現実がないまぜになった、独特の雰囲気の面白い物語でした。

「消えてなくなっても」 椰月美智子

     

物語の舞台は「河童山」にある「キシダ治療院」
そこの主「節子先生」と小説家志望の女の子「つきの」、そして「あおの」
この3人の奇妙な共同生活が、なんとも不思議で楽しそうなんです。

河童のキヨシ、なんてのも出てきます(笑)
このキヨシの語る言葉が、いいんですよー。
「会えなくなるから友達じゃなくなるのか、そんな友達ならはじめからいらない」

以前から読んでみたかった椰月さんの作品。
文章がリズミカルで、とても読みやすかったです。
他のも読んでみたいな~と思ってます。

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