路上復帰の道

持ち帰ってすぐプラグ外し（使用プラグＮＧＫ Ｂ７ＨＳ）
プラグホールより潤滑油を多めにスプレーしておいた

当時指定プラグはKLG /F50（もしくはＦ100）
ＮＧＫの対照表をみるとＢ５ＨＳ（もしくはＢ８ＨＳ）となるのだから、まんざら間違ってないが、公道復帰時には５番に下げたいと思う
ちなみにＫＬＧスパークプラグとは英国のらしい、詳しくはこちらから

狙いは錆びて固着気味かもしれないピストンリングや
油切れなシリンダーのダメージが時間をかけて少しでも軽減できればと



昨日朝一番に娘のエッセの車検

１１月にディーラでメンテナンス済みゆえ余裕で合格
写真は旧車の車検で一番ドキドキする排ガス検査の図



戻ってやっとカプリオーロ７５に向き合う

独特な廃車臭の原因なガソリンを抜く（５Ｌ位入ってました）



タンクの中の状態は外観とは真逆なほど綺麗
錆びも見えないほど♪



オイル交換もしました
真っ黒なドロンとしたのが少し・・・えっこんなに少ないの？って位

興味深いのが画像下のドレンボルト
ドレンボルトにフィルターがついてるんですが、吸出し口がここにあって
吸出し口に差し込むようにドレンボルトを戻すとゆう凝った作りに

キャップも自動車のようなゲージがついてて、とても立派



盲点はドレンのガスケット
再利用もしくは（過去のバイクのも現車たちのもあるし）どれかのが使えるだろうと見たら
どれも使えず、厚手の紙ガスケットを２枚重ねて切り出してとりあえず・・・

オイルは抜いたのとおなじで２Ｌも入らないぐらいでゲージ上面までになりました

ガソリンも綺麗にしたし、オイルも変えた、プラグも綺麗にして
初爆誘発の為にプラグホールからパーツクリーナー入れたらかかっちゃうんじゃない？
って事でカメラを三脚にセットして



初爆はしました

もうその時点で「おっしゃ！」ってはずが、この後もここどまり
っていうかパーツクリーナーをキャブから入れるとかかるだけ

って事はガソリン供給出来てないキャブが怪しい

でもなぁ～こんなキャブ見たことも今が初めてだし、壊したらどうすることも出来ないし
やっぱＳＨＯＰに・・・って眺めてたら



手がかってに動いてしまって外してしまいましたが
シンプルで整備性の良い感じ



あっドロドロ！あっ詰まってる！ってなことをするためにはずしていったら
簡単にバラバラになりました

ここもあそこも無我夢中でパーツクリーナーで掃除して、細いワイヤーで通してみたり
最後はキャブクリーナーでお掃除
何となくですがモンキーとかについてるキャブと大差ない雰囲気



ついてたキャブレターはDell' Orto MA16B

これはカプリオーロ７５に使われたもので、資料のとおりなのだが
ノルマーレならはデロルト１５Ｂ

この１６Ｂってのは１９５２年から５５年までのSport用であり、資料通りメインジェットも９２番がついてた
もし僕のがスポーツならば５７年とゆう年式が間違ってるが、形状がスポーツではないので
後からキャブだけ入れ替えられたのか、エンジン丸ごと変わってるのかはわからないが
良い方向のキャブレターが付いてたことは嬉しい（参考資料サイト）


ホンダカブ系エンジンで遊んでた経験が今生きまして、戻して願う気持ちで始動を試みた結果は

オホホホホ～天才かも♪♪♪

ポールtoウィンと同等なほど嬉しくて、ガッツポーズしてました（ご近所さんに見られてても仕方ない）
尚この動画は一度始動して異音や問題が無いか確認後のため、絶対かかるって自信がある状況

エンジンがかかるようになり大前進です♪