北海道の小中学校は、夏休みが短く あと1週間も残っていないようです。
本州が 地獄的な猛暑の時に、北海道は比較的涼しい夜がやってきますので
勉強もはかどるのではないか?・・・と思いますが。
さて、前回の問題。
その前に、内角と外角の関係について
前回ヒントに出しました 内角と外角の図を見て、
正多角形の外角は、簡単な計算でわかるんだ~と、気がつきましたか?
△OABも △OBCも 2等辺三角形で、合同です。
その底角を b°とすると、内角は 2b° で、
2b°は△OABの内角の和180°から a°を引いた角度です。
2b=180-a
そうしますと内角∠ABCは2b°ですから 外角∠CBPは、
180-2b で、外角∠CBP=∠AOBとなります。
ここまで、分かるかな?
これはもう大発見なわけで、正多角形の外角は
辺の数をnとしたとき、360÷n で分かってしまうわけです。
正六角形の外角は、 360÷6=60 で、60°
正八角形の外角は、360÷8=45 で、45°
正十角形の外角は、360÷10=36 で、36°
もういいか・・・・
そして前回の問題
正多角形で、その内角が 外角の7倍であった。
この正多角形の辺の数は、いくらか?
これを式にしますと。
2b=a×7、 2b=180-a より
180-a =7a
これを解いて、a=45/2=22.5
正多角形の辺の数は、360÷22.5=16 より 答え 16
*360÷45/2=360×2/45=(360/45)×2 として 約分すれば計算は楽ですね
もうこれで、正多角形の外角は、暗算でも分かるようになってきました!
正多角形の内角は、先に外角を暗算してから、180-外角で計算した方が
早いかも~