冬の小鳥で人気があるのは、なんといってもルリビタキやジョウビタキだ。
色がきれいでかわいいこともさることながら、単独行動をしているので、個体識別ができるからだと思う。
そして、縄張りをもって行動するので、だいたいその場所に行けば出会える。
きれいな鳥はほかにもいろいろいるが、たいてい群れで移動しているので、個体としては捉えにくい。
今年はしかし、公園内に数個体逗留しているのだが、遭遇率が低かったし、特に成熟したきれいなオスには出会えなかった。
そんななかで、なんとかじっくり観察できたのが、この個体。
近いにもかかわらず、ちょんちょんと石の上を飛び移りながら、かわいい姿をおしげなく見せてくれた。
写真を撮っていると、通りがかりの人が気づいて、「なんという鳥ですか。」と尋ねてきたので、「ルリビタキといいます。オスがきれいな瑠璃色をしているんです。」と説明。ほんとうは、この個体は微妙に青いので、若オスの可能性が高いが、説明が面倒なので、省いた。すると、「じゃあ、オスはカワセミですか。」と言われて、びっくり。「カワセミは別の鳥で、オスもメスも青いです。」としどろもどろに返事した(汗)。
また、別の人も、「カワセミがいるのですか。」と聞いてきた。
カワセミは認知度が高い。でも、ルリビタキもかわいいですよと言いたい。
こちらは、別の個体。メスに見える。(背景が網なのがちょっと)
こちらは、オスだが、遥か彼方の豆粒映像で、画質も悪い。
つい最近、そろそろお別れかなと思っているとき現れたこれも別の個体。
なんとなくファインダーで覗いたとき、青っぽく見えた。若オスかもしれない。
というわけで、きれいなオスとの出会いはほとんどなかったが、ルリビタキはやっぱり冬の小鳥のアイドルだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます