鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

ヒメジャノメ

2006年05月31日 | その他
5月28日、庭でヒメジャノメを見た。
ヒメジャノメは毎年庭で見られる。
過去5年間のデータを調べてみると、5月24日~6月13日に庭で初撮り。
たいてい雨上がりだったように記憶している。

たぶん家の庭で育っているのだろうと思うのだが、幼虫を見たことはない。
幼虫の食草はイネ科の葉のようだから、ぜひ見つけたいものだ。

コシアキトンボの羽化

2006年05月29日 | その他
善福寺では一番優勢種のコシアキトンボ。
どこにでもいる珍しくもないトンボです。
昼前ごろに行ったのに、羽化したてのものがたくさんいました。
普通は朝に羽化するのだと思っていたのですが、
雨上がりだったからでしょうか。
それに、池からはなれた木で脱皮しているものが多いのもびっくりです。
トンボといえば、湖面からのびた水草などの茎で脱皮するものとばかり思い込んでいました。
ヤゴの状態でずいぶん歩き回っていることになります。
中には羽化に失敗した個体もいました。
羽化は危険がいっぱいの瞬間ですね。

オオヨシキリ

2006年05月28日 | 野鳥
先週の日曜日、善福寺の下池でオオヨシキリの鳴き声を聞いたが、
先週は姿を捉えることができなかった。
今日、雨上がりにまた善福寺へ行くと、同じところで盛んに鳴いている。
しかも、先週よりたびたび葦の穂先へ姿を現してくれた。
かなり遠いがシャッターチャンスは何度かあり、
証拠写真程度のものを撮ることができた。
下池全体を縄張りにしようとしているのか、
葦の茂みから茂みへ飛び移って、池を何周も回っていた。

シジュウカラの子育て

2006年05月23日 | 野鳥
井の頭では、少なくとも3箇所、シジュウカラの巣が発見されている。
どの巣も人間が覗き込めるぐらいの高さの木のうろだ。
そのうちの一つでは、巣から頭を出した巣立ち直前の雛がカラスに襲われたそうだ。
人間にもわかるほどだから、カラスなどの天敵にも容易に見つかってしまうのだろう。
シシュウカラは10羽ぐらいの卵を孵すらしいので、
カルガモ同様、無事に育つのはそのうちのほんのわずかなのだろう。

私たちが観察した親鳥は、餌運びで疲れたのか、よろよろしていて、
羽も汚れていた。
子育ては重労働なのだろう。

やっとサンコウチョウのお出まし

2006年05月16日 | サンコウチョウ
朝、Tさんよりメールが入り、井の頭に2羽のサンコウチョウが出たとのこと。
幸いにも15日は土曜出勤の代休だったので、
取るものもとりあえず、かけつける。
森についたとたんに「ホイホイホイ」の声が聞こえた。
三々五々常連さんが集まってきて、あたりは探鳥会の様相。
サンコウチョウは森の奥の茂みの中を、時折ひらひらと飛び回るのが見えたが、
じっとしていないし、遠いので、なかなか撮影はできない。
かろうじてワンチャンスに撮った写真がこれ。
証拠写真にはなるだろう。
昨年は4月末から5月上旬に何回か入ってきたのだが、
今季はなかなか現れなかった。
16日にはもう抜けたそうだから、見られてほんとにラッキーだった。