鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

今季のルリビタキ

2016年02月25日 | ルリビタキ
冬鳥があまり多くなかった今季の公園で、リルビタキだけは少なくとも3個体見られた。

例年より早く下りてきたルリビタキのオス(12月)まだ紅葉が残る公園にて









それなりに青くなっていたオスだが、年が明けて公園の別の場所で見られたオスよりは色が薄い。

真っ青な個体









この個体は、出てくる場所がかなり限定的だった。
ひとりでじっくり観察していると、「こっちへ移動して、あの実が食べたい思っているのだな」というように、なんとなく行動パターンが見えてくる。鳥は少人数で距離をとりながらじっくりと見るのが面白い。

鳥が少ないので、このルリビタキにたくさんのカメラマンが集まっているときがあるが、そういうときは、外して、誰もいない時期を見計らって観察することにしていた。
そうすると、たいてい夕方ちかい時間になるので、感度を上げた荒れた画像になってしまうのが難点だが。

もう1個体。若いオス





暖かい日に囀っていたという話と、肩のあたりがうっすらと青いことからオスと知れる。
1年目の若い個体なのだろう。真っ青になるには3年かかるらしい。

これら3個体は、夏日のような暖かい気温の日のあと、どれも姿が見えなくなった。
例年は3月中旬ぐらいまで公園に残っていることが多いのだが、移動先でまた寒くなってびっくりしているかもしれない。



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