鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

カイツブリ2020 備忘録④

2020年10月19日 | カイツブリ類

ボート池エリアは、営巣にふさわしい場所が少ない。抽水植物もないし、何しろボートが近くまで来るので、巣が壊される可能性が高いのだ。

それでも、ボートが入れない一角があって、そこでは2014年の最初のかいぼり以来、ずっと営巣が続いている。

今年度は、そのエリアで激しい縄張り争いが始まった。3月21日のことだった。

その後なかなか営巣は始まらなかったが、5月上旬、2か所で巣作り抱卵が始まる。

1つは、たぶん縄張り争いで勝ったペア(Dペアと呼ぶ)で、ボートの入らないエリア、もう1つは、以前営巣したが、ボートの被害にたびたびあってきた場所を選んだペア(Eペアと呼ぶ)だ。

 

Dペアは、縄張り争いに勝ったにもかかわらず、なかなか営巣を始めなかった。水面に浮かぶ桜の枝に巣材をひっかけて作る方式だったが、あっちに作ってみたり、こっちに作ってみたり、雌雄の気持ちがなかなか一致しない。

▲桜も散った4月6日、相手の背中に巣材を載せる?

▲水面に出る桜の細い枝にイトモをひっかけた巣で交尾(5月3日)

▲それでも5月7日には卵が1つ

▲5月7日には卵が2つ。9日には3つ。

順調にいけばそろそろ雛が孵ると思われる頃、異変が…。

▲卵がない!(5月22日)

▲あわててまた交尾をしたり、他の場所に巣材を運んだり。

▲3度目の巣は、卵を4つ載せたまま流れる。

▲再挑戦  7月2日

何度巣作りしても、もう少しで孵るかと思われる頃、卵が無くなる。

そして、その原因は、やはりアオダイショウだった。

▲巣に乗るアオダイショウ

その後、このペアは何度も巣をつくるが、卵を1個産むとすぐにアオダイショウに襲われ、また挑戦するという繰り返しを10回近く行った後、ついに営巣を諦めた。卵は総計20個は産んだと思われるが、すべてアオダイショウのお腹の中に入ってしまった可能性が高い。アオダイショウもすっかり味をしめ、卵を産むのを待っていたかのようだった。

こうして、2014年からずっと営巣が続いたこの場所で、初めて雛が1羽も孵せない年になってしまった。

ペアが代替わりをして経験が浅かったからなのか、単に不運だったのか。来年この場所で営巣するペアはいるだろうか。

 

 

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カイツブリ2020 備忘録③

2020年10月19日 | カイツブリ類

Cペアが営巣した場所は、昨年も利用されたヒメガマを中心にした抽水植物の根元。岸側からはよく見えない。

池の対岸からなんとか巣があるのを確認できるだけで、卵の数や孵化した雛の様子などもよくわからなかった。

営巣中であることを確認したのは5月7日、6月9日に4羽の雛がいることをやっと確かめられた。

その後、雛は3羽に減ってしまう。理由はわからない。

 

7月18日ごろ、Cペアは池の中央に浮巣を作って2番子の繁殖を始める。

しかし、巣は流されたり(7月20日)、卵はスッポンに食べられたり(7月29日)で、失敗に終わる。

▲池の中央にあった巣が、卵を載せたまま橋のたもとまで流されていた。(7月20日)

スッポンは昨年までも巣の近くで何度か目撃されていた。卵を食べたという話もあったが、証拠がなかった。

今年は、カイツブリを長年観察されてきた方が、卵をくわえているのを見たと言うので、決定的な証拠が得られたわけだ。

▲池にたくさんいる大きなスッポン(過去写真)

スッポンは味をしめたかのように、その後他の浮巣でも狙われ始める。

Cペアは、結局またもとのヒメガマの根元で再営巣。(8月3日確認)

8月20日に4羽の雛が孵った。

こうして、Cペアは、8羽の雛を孵した。(そのうち1羽は早いうちにいなくなる。)

結果お茶の水池区域で3ペアが24羽の雛を孵した。

これらのペアは、どれも最初は抽水植物の根元で営巣した。抽水植物の巣は安定していて、孵化率が高い。それにもかかわらず、2番子を不安定な水草の浮巣で育てようとしたり、BペアがAペアの巣が入れ替わったのはなぜだったのだろう。(ちょっとした小競り合いがあった)カイツブリの営巣場所の選び方は何が基準になるのだろうか。

次は、抽水植物のないエリアで営巣したぺアの子育てを。

 

 

 

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カイツブリ2020 備忘録②

2020年10月17日 | カイツブリ類

Bペアの場合

Bペアは、Aペアとほとんど同じころ、公園のメインの橋のすぐ傍、ヒメガマの根元で営巣を始めた。

かいぼり後に自然に生えてきたヒメガマだが、ここにカイツブリが巣を作ったのは初めてだ。

▲ヒメガマの根元で営巣、卵を一つ産んだところ。4月24日

新型コロナ・ウィルス感染の緊急事態宣言下であるにもかかわらず、橋からとても近かったので、いつも人だかりができていた。

「ここから覗かないでください」という貼り紙がつけられていたが、覗かないでと言われると覗きたくなるのが心情のようで、みんな必死に覗いていた。なので、私自身はなるべく近寄らなかったため、その後の詳しい経過は見ていない。

1羽目の雛が生まれたのは、5月17日らしい。私が雛4羽を確認したのは、5月25日だった。

一家は割と早く巣を離れ、池の対岸の方で見られることが多かった。

▲5月30日の雛4羽(孵化後13日目ぐらい)

すくすく育つ雛たち(6月21日 生後35日ぐらい)

そして、Bペアは、Aペアが初めに営巣したあたりに二番子の巣を作った。(そのころAペアは、浮巣に移っている)緊急事態宣言も終わり、巣の傍に行けるようになっていた7月上旬だった。

▲卵が5個(7月24日)あることを確認

▲雛が孵る(8月3日)

▲雛3羽目確認(8月4日)

猛暑の時期だった。親が羽を小刻みに動かして、卵や雛に風を送っているのは、暑さ対策だろうか。

 

 

▲8月12日 5羽の雛が無事に孵る。

▲餌はヤゴ

▲8月18日の雛たち

Bペアは、2回とも抽水植物の根元で営巣し、9羽の雛を無事に孵した。

巣の場所を変えたのは、なぜだろうか。やはり初めの巣は橋にあまりにも近く、落ち着かなかったのかもしれない。

Aペア・Bペアが営巣した池は、「お茶の水池」と呼ばれる同じ区域だったが、この区域には、もう一か所抽水植物が茂る場所があり、そこでCペアが少し遅れて繁殖を始める。

つづく

 

 

 

 

 

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カイツブリ2020 備忘録①

2020年10月09日 | カイツブリ類

昨年は6ペアが48羽の雛を孵すという未曽有の大繁殖を遂げた地元の池のカイツブリ。今年はどうなるのかと興味津々だった。

結果、今年は4月27日に初めの1羽が孵り、8月25日に最後の雛が孵って、計45羽の雛が孵ることになった。

▲最後に孵った雛のうちの2羽(9月10日撮影)

まずは、ペアごとの繁殖の様子と、特記すべきできごとを記録として残したい。長い話になる。

Aペアの場合

最初に繁殖を開始したAペアは、浮島の抽水植物の根元に巣を作った。毎年作られている場所だ。新型コロナ感染のため、近寄れない場所だったので、卵の数などはよくわからなかったが、4月末2羽の雛が誕生した。

▲浮島抽水植物の根元で営巣開始(4月9日)

▲すくすく育つ2羽の雛(5月17日)

Aペアは、その後抱卵した場所から離れたところ(池の岸辺のすぐそば)に水草で浮巣を作り始める。

初めは雛たちもその巣で休憩したりしていたが、やがて抱卵を始めた。

▲新しい巣か(5月22日)

▲新しい浮巣で休む雛たち(5月25日)巣を補修するまね(?)をしていた。

Aペアは、一番子の世話をしつつ、5個の卵を産む。

▲やがてその新しい巣で二番子の繁殖が始まる。

▲1番子たちもまだ給餌を受けていた。(5月30日)

1番子たちは、その後もなんとなく新しい巣の近くで暮らしていた。

▲6月6日、卵5個を確認

▲二番子誕生(6月21日)

4羽まで順調に孵化したあと、巣は強風のために流される。

▲巣が流れて護岸にくっついた状態で、5番目の雛が孵る。

▲さらに巣が流れ、雛たちは巣から離れたところに。

▲一番下の子が力尽きて死んでしまう。(様子を見ていた人がいる。)4羽になってしまう。

▲孵化後47日ぐらいの雛3羽。

こうして、Aペアは7羽の雛を孵した。そのうち1羽は早い段階で死んでしまった。

浮巣が流れてしまったことが要因だったと思われるが、過去の例でも、5羽の雛が順調に育つのは稀だ。

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夏鳥2020

2020年08月27日 | サンコウチョウ

話は大幅に遡る。

この春、夏鳥たちの渡りが始まったころは、新型コロナウィルス感染防止の緊急事態宣言下だった。

ステイホームと言われ、公園へ行くのは、散歩ぐらいは許される状況だったからなのだが、それでも季節は人間の営みとは関係なく進み、オオルリ・キビタキ・サンコウチョウが公園を通過していく。それを目にすればついつい写真を撮りたくなるのが人情。でもそういう人がこれもついつい密に集まってしまいがちなのも実情。

なるべく遠くから、ちょっとだけ撮ってがまんしたので、写真はまさに証拠写真でしかない。

▲キビタキ

▲オオルリ

▲コサメビタキ

▲サンコウチョウ

夏にはアオバズクも見られた

今、秋の渡りがすでに始まっているので、今年の記録として残しておく。

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明暗を分けたアオサギとカワウの繁殖 カワウ編

2020年06月03日 | 野鳥

今年のアオサギの繁殖は残念な結果に終わってしまったが、少し遅れてカワウも営巣を始めた。

これも、私が観察し始めてからは、初めてのことだった。私がカワウの営巣に気付いたのは2月下旬のことだった。

ポンドサイプレスで営巣するカワウ(写真は3月7日に撮ったもの)

これに先立つ昨年の12月のこと。繁殖カラーになったカワウが、樹の枝をくわえているのに気づいた。

杭の上にとまるカワウに木の枝を差し出す。

上のカワウが枝の反対側をくわえる。上がメスか。

これがカワウの求愛儀式なのだろうか。

このあと、カワウは何度か枝をくわえては、どこかへ飛んでいったのだが、あとを追うことはできず、そのまま忘れていた。

そして、アオサギの巣を観察していた時、すでにかなり出来上がっていた巣をやっと見つけることができたわけだ。

この樹は、いつもカワウが止まっていることが多く、糞がたくさん落ちていて「頭上注意」と貼り紙がされていた樹だったので、カワウがいてもあまり注意を払わなかったので、気づきが遅くなったのだ。

メスが抱卵姿勢になっているのを確認したのは、3月下旬

オスは、時々新しい木の枝などを運んできて、巣を補強したり傍に寄り添ったりまめまめしい。

4月下旬、そろそろ雛が誕生してもおかしくないと思っていたころ、卵の殻が落ちていると聞いて見に行った。

(写真がぼけてしまった。)

なんとか雛の姿が見たいと思ったが、巣が高くて見えない。

私が初めて雛の姿を撮影できたときには、すでに3羽いた。(5月上旬)

雛たちの鳴き声は、思いのほかかわいらしい。しかし、末っ子と上の子の大きさの違いが目立つ。

どんどん差がつく兄弟たち

翼の羽が伸びてきて、羽ばたく様子

私が末っ子の姿を最後に確認したのは、5月17日。21日には2羽しか見えないと連絡があった。

5月30日。親と変わらない大きさになった2羽の雛たち。(左は親)

末っ子は、兄弟たちに負けて十分に餌がもらえず力尽きたのか。こういうことは、野鳥の子育てではよくあることなのだろう。

上の2羽はすくすく育ち、巣立ちも間近いのだろう。

近年初めてのカワウの繁殖は、こうして成功したと言える。

カワウがコロニーをつくると、騒音や汚れ、匂いなどで人間に敬遠されることも多いが、今回は人間たちも暖かく見守ってきたのも成功の要因だったかもしれない。

巣立ち後どのように成長していくのか、機会があったら、観察を続けたい。

 

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明暗を分けたアオサギとカワウの繁殖 アオサギ編

2020年06月01日 | サギ類

昨年は地元の公園で(私が観察し始めてから)初めてアオサギが繁殖に成功した。

今年はどうなるだろうか。

1月13日、ふと見上げると、昨年繁殖した樹に、アオサギと姿と巣があるではないか!

昨年は初め違う樹で営巣を始めたが、カラスに卵を捕られたあお、再度挑戦したのが、この樹だった。昨年成功したので、今年は迷わずここにしたのだろうか。

ところで、今年は、アオサギがどうもこのペア以外にもいるようだった。上の写真を撮っていたとき、別の個体が、近くでカラスと対面している。

ちょっと面白いので、後半あわてて動画にしてみた。(後半ボケてしまった。)

https://www.youtube.com/watch?v=aqdWvIfH0c4

 

2月22日には、営巣中のペアを合わせて、全部で5羽のアオサギがいるのを確認した。

樹上の巣に2羽

その下の島に2羽。他日このペアが交尾行動を取っているも目撃された。

もう一羽別のところに

樹上の2羽は、少なくとも2月27日には抱卵態勢になっていた。

別のペアが別の場所で営巣し始めたという連絡があったが、探してみても見つからない。うまくいかなかったようだ。

私が見たのはこんなシーン。

1羽のもとに、別の1羽が枝をくわえてもってきて見せている。これは求愛なのか。

その後、さらに可笑しな場面が見られた。

地上で抱卵しているみたいだと言われて行ってみると、

どうも、ボールを暖めているように見える。ボール以外に卵があるのかどうか立ち上がるのを待っていたが、私は見られなかった。

粘って観察した人によると、卵は無いようだった。

私が樹上のペアの抱卵状態を最後に見たのは3月27日だった。

少なくとも2月27日には抱卵していたとすれば、そろそろ雛が孵ってもよい時期だ。

しかし、その後、新型コロナウィルスの感染問題が起き、この観察場所へは入れなくなった。

4月3日、遠くから二つのペアの様子を見たが、樹上のペアは抱卵をやめている。どうしたのだろう。

観察を続けていた人の話では、3月29日の雪で、何か問題が起きたらしい。(この日は東京で最高気温4度だった。)

地上のペアも2羽で所在なげにたたずんでいるばかり。

4月3日~4月11日、ときどき巣に戻っているが、卵を暖める様子はない。そのうちいなくなった。

その後、別の場所に巣を作っているという話も耳にしたが、それも見つけることはできないまま、今日に至っている。

ただ、アオサギは池でよく見かけるので、私たちが立ち入れないどこかで繁殖している可能性はかすかにあるだろう。

ときどき見かけるアオサギ

最近の定位置

今年も泳ぐアオサギ

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冬の鳥2020 補遺

2020年04月30日 | 野鳥

この冬の珍客 メジロガモのハイブリッド

地元の若きバードウォッチャー(中学生)が見つけた雑種。

かわったカモがいるということで、写真に撮ったものを野鳥の専門家に送って、鑑定してもらったところ、メジロガモとホシハジロの雑種だろうということになった。

あとで見直すと私も写真に撮ってしたことがわかったが、違和感を追求するできず見逃していた。

この雑種は、近隣の公園でも目撃されていたそうで、あちこち行き来していたのかもしれない。

とてもよく潜る。

カイツブリがメジロガモ雑種のあとをつけて潜るのが面白かった。

▲3月中旬のメジロガモ雑種。飛来したてよりはきれいになった感じ。

すぐいなくなるかと思ったら、結局一冬居ついて、後半はホシハジロのそばによくいるようになり、ホシハジロたちとともに去っていったようだ。自分はホシハジロだと思っていたのだろうか。

ミソサザイ

ミソサザイは、毎年地元の公園のどこかに来て越冬していると思われるが、今年も何度が目撃された。

特に3月中旬、よく姿を現すようになり、囀りも聞かれた。

でも、見られた場所は川のゴミたまりのような場所だった。

ミソサザイは、山の渓流の苔むした岩の上で囀る姿が合っている。でも、今年はその姿を見るのも無理かもしれない。

 

アオジ

今年もひっそりと群れで越冬していた。

キセキレイ

地元の公園には数個体見られた。今頃山に帰ってまっ黄色になり、子育てに励んでいるのだろう。

キクイタダキも、樹の高いところをホバっているのが何度か見られたが、写真を撮るような距離ではなかった。

これも、富士山辺りで毎年見ているのだが、今年は無理かな。

 

 

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低調だった冬鳥たち

2020年04月19日 | ツグミ

この冬、地元の冬鳥(陸編)は、ちょっと低調だった。

その冬鳥たちとも、そろそろお別れ。

まず、ツグミ

▲例年のように飛来したては樹上どまり

▲木の実を食べつくすと、地上に降りて採餌

▲珍しく複数個体が水場に来た。複数でシロハラを追い払う場面もあった。

そんな様子を観察していた時、一つうれしい発見があった。

▲背中の羽の先に白い斑があるツグミがいた!(2020年3月13日)

実は1年前に、同じ場所でこのツグミを撮っている。

▲2018年1月31日のツグミ

無事にまた渡ってきていたのだ。

今までの観察結果から、渡りの冬鳥はピンポイントで同じ場所に来るらしいとわかってはいたが、やはりうれしい。

シロハラ

 

▲この冬は紅葉が遅かったので、12月中旬にこんな写真が撮れた。

▲シロハラも木の実がなくなると、地面に降りて採餌するようになる。

▲年も明けると、人が来てもあまり逃げない個体が増える。この太白腹は特にそうだった。

▲眉斑の白さが目立つ個体もいた。

シメ

アトリ

たいてい群れでやってくるアトリは、今年1羽しか見つけられなかった。カワラヒワやアオジと行動を共にして一冬滞在していた。

群れからはぐれたのだろうか。

という具合で、地元で(私が目にした)冬鳥は種類も数もとても少なかった。

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ベニヒワ遠征

2020年04月12日 | 野鳥

今年の冬唯一電車に乗って出かけた鳥見は、ベニヒワ

ベニヒワは、渡り鳥(冬鳥)で、冬に北海道や東北地方で越冬しているが見られる。

冬に北海道へ鳥見に行ったことはないので、今まで見たことがなかった。

昨年アラスカに行ったとき、繁殖地のベニヒワが見られるかもしれないとちょっと期待していたが、はるか遠くの豆粒ぐらいの大きさのものを目にしただけだった。

アラスカの夏羽のベニヒワ(らしき影)

最近は珍鳥情報を知っても、大勢が集まるところへは行きたいくないと思っていたが、久しぶりに出かけてみた。(百人ぐらいは集まっていたかな。)

たった1羽が2時間に一度ぐらい出てきて、ハンノキのタネを食べるという。

ほんとうに2時間以上待って、やっと現れた。

遠いし、黒山の人だかりの後ろから撮るわけだから、満足な写真は撮れなかったが、なんとか見られてよかった。

まだ、新型コロナウィルスの流行がそれほど深刻にとらえられていなかった2月上旬のことだった。

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お立ち寄りの鳥たち

2020年03月28日 | 野鳥

新年以降、地元の公園にちょっとだけ立ち寄った鳥たち。

カンムリカイツブリ

2月の後半、池に立ち寄った。

私は昼過ぎごろ見たのだが、3時ごろ見に行った人は、もういなかったという。

移動中にちょっと立ち寄って羽を休め、また移動先へ飛んで行ってしまったのだろう。

繁殖羽に変わりつつある個体だった。

地元の公園では、初めて見る。

ユリカモメ

1月初旬。これも昼過ぎに行ってみると、池の上を飛び回っていた。

私が見ているときは、着水することなく、池の上を何周かしたあと、彼方へ飛び去って行った。

お散歩していた方によると、午前中は池に降りていたらしい。

池の様子を偵察に来ていたのか。餌状況に満足できず、行ってしまったのかもしれない。

フクロウ

これも2月下旬。

連絡をもらって見に行った。

カラスに追われてあちこち移動し、ロストしてしまった。

フクロウは地元で時々見られるが、たいてい越冬個体だ。

このフクロウも、どこか繁殖場所へ移動していく途中の立ち寄りだったのではないだろうか。

でも、昔は地元でもフクロウが繁殖していたという。

地元の森が繁殖に適した環境になれば、夢ではないかもしれない。

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ジョウビタキ2020

2020年03月17日 | ジョウビタキ

地元の公園では、この冬きれいなオス2個体と、♀個体のジョウビタキを観察できた。

(この冬は、残念ながら庭にはジョウビタキが来なかったようだ。)

このオスは、新年を迎えてからよく見られるようになった個体で、色の美しさは、かつて見たオスの中でも、一二を争う。

黒はあくまで黒く、頭は名前にふさわしく真っ白。紋の白い部分も大きい。

こちらはもう1羽の方。こちらもそれなりにきれいなのだが。

私の通り道を縄張りにしているようなので、毎日のように出会えた。

ジョウビタキは、他の小鳥と比べても、群を抜いて縄張り意識が強い。

そして、警戒心はあまり強くない。

小鳥の中で、これほど堂々と姿を晒して平気な小鳥は少ないのではないだろうか。

むしろ、「そっちへ行きたいのに、邪魔だなぁ」と怒られているような気がする。

きれいで、かわいくて、気が強い、そこがジョウビタキの魅力なのだ。

 

こちらはメス

ジョウビタキは渡り鳥だが、近年日本国内でも繁殖し始めているらしい。

いつか、この気の強い小鳥がどんな子育てをするのか観察する機会ができるだろうか。

 

 

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ルリビタキ2020

2020年03月14日 | ルリビタキ

この冬は、ルリビタキ2個体を見ることができた。(昔はもっとたくさん見られたのに、2個体しか見られないのはちょっと寂しいが)

1羽はきれいな青いオス。

初めは水場によく現れたが、そのうち現れる場所が変わる。

▲水場に現れる。

▲上水に現れる。

▲ふと見上げると樹の枝に。

▲手すりの上

神出鬼没で、どんどん縄張りを変えて、今はどこへ行ったかわからない。

食べだめできない小鳥たちは、餌に乏しい場所にいつまでも執着せず、餌のあるところを求めて居場所を変えていくのだろう。

(ルリビタキは、それほど珍しい鳥ではないし、たぶんあちこちの公園などで見られるはずなのに、わざわざ別の場所から見に来る人がいる。

 そういう人に限って追いかけまわすので、餌探しに集中したい小鳥にとっては迷惑な存在だろう。)

 

もう1羽は、ルリビタキのメス

結構シャイなのか、あまり出会う機会がなかった。

ルリビタキは、メスに見える個体でも、若いオスだったりすることもあり、「メスだ」「若オスだ」と区別するのが難しい。面倒なので、私は「メスタイプ」で通すことにしている。

しかし、ルリビタキのオスは、なぜ羽の色がきれいな青になるのに何年もかかるのだろうか。

他の小鳥たちは、概ね1年で成熟して子孫を残せるのに、こんな小さな小鳥が、性成熟するのにも何年もかかるとしたら、命をつないでいくには不利すぎる。

そう思って調べてみたら、「遅延羽色成熟」Delayed Plumage Maturation(DPM) であると説明するサイトがあった。つまり、1年で性的には成熟し、子孫を残すことができるけれど、羽の色は成熟羽にはならないらしいのだ。

そして、メスタイプのオスは、きれいな羽のオスと争うことが少ないので、うまく縄張りを守る機会も増え、それなりに繁殖に有利だから存在しているという。

このサイトでは説明がなかったが、全部がメスタイプになってしまったら、争いは全部がきれいなタイプのときと同じになるはずだ。メスタイプがいると争う機会が減るのはきれいなオスの方も同じなので、両方が存在すれば、全体的に争いの機会が減るということだろうか。

こんな鳥は、他には身近にいない。かなり特異な進化だったのかもしれない。

 

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冬のカモたち2019~2020⑥ ハシビロガモ

2020年02月09日 | カモ類

ハシビロガモが地元の公園に飛来したのは、年が明けてからだ。

▲ハシビロガモの繁殖羽オスとエクリプスのオス(1月3日)

▲メスではないかと思われる個体

▲水面採餌するオス

▲休憩中のメス

今池では潜水ガモ(キンクロハジロやホシハジロ)がちょっと少なくなって、ハシビロガモが増えた。現在は3ペアぐらいが常駐している。

理由はよくわからないが、潜って採れる水草が食べつくされてきて、逆に水面に浮く餌が増えたのだろうか。

有名がハシビロガモのぐるぐる回り採餌を動画で撮ってみた。(逆光だったのが失敗)

https://www.youtube.com/watch?v=8AjJQ15fL8M

アラスカでは、ハシビロガモの雛も見た。

▲アラスカで見たハシビロガモの雛

雛というには少し大きくなりすぎている。

生まれたての雛も、こんな嘴なのかどうか見たかった。

 

ついでに、アラスカのカモの雛を。

アメリカヒドリ

コガモ

オカヨオシガモ

スズガモ

コスズガモ(日本ではあまりおなじみではない)

クビワキンクロ(遠い)

アラスカで見たカモたちはほとんど子育て中のメスばかりで、識別が難しかった。間違っているかもしれない。

 

 

 

 

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冬のカモたち2019~2020⑤ キンクロハジロとホシハジロ他

2020年02月08日 | カモ類

キンクロハジロは、地元の池で一番多く見られる冬のカモだ。

▲渡ってきたころのキンクロハジロはエクリプス状態(10月11日)

▲10月の群れ

▲群れ

▲キンクロハジロの雌雄

▲キンクロハジロの「羽白」

今年も10月に入って飛来し、月を追うごとに数を増していって、1月に入って70羽ぐらい見られる日もあった。

しかし、ここのところ少し数が減ってきている。

昨年も1月に70羽いたのに、2月には6羽に減ったことがあった。

カモたちは同じ池に常駐するわけではなく、日替わりメニューで近場の池を行き来していると思われるが、それにしても急な減りようだ。

まだ、渡りが始まったわけでもないだろうが、それでも少しずつ北へ戻り始めているグループと、南から戻ってきているグループがあるのではないかと考えたりもする。

あと、嘴に釣り針が絡んでいる個体がいて、野鳥観察者たちが心配し、レスキューするという事件があった。

▲針が刺さって変な動作を繰り返していたキンクロハジロ

▲野鳥観察者が発見し、ボート小屋の方が網で捕まえてくれて、針を外すことができた。

この冬の特徴は、ホシハジロが多いことだった。

日によっては、キンクロハジロと半々ぐらいの割合だった。これは地元の池では珍しいことだ。

▲ホシハジロのオス(潜ったあとなのか、背中にイトモがついている)

▲ホシハジロの正面顔

▲ホシハジロのメス

▲おっとりした正面顔

▲潜る

▲イトモを加えて浮上

▲イトモをくわえたままでカキカキ

▲のんびり休憩

 

みな盛んに潜っては水草(イトモ)を食べていたように見えるので、近所のカモたちで評判になっていたのかもしれない(笑)。

今年はもう1種、変わり種の雑種が飛来してきたが、それについてはもう少し観察を重ねてからレポートしたい。

 

キンクロハジロが渡ってきたとき、中にスズガモっぽい個体が混ざっていた。

スズガモもメスは嘴の付け根あたりが白いのだが、たまにキンクロハジロのメスでも白いくなっている個体がいるので、いつも論議を呼ぶ。

 

いろいろ調べ合って、やはりスズガモだろうということになった。

このスズガモもしばらく滞在ののちいなくなった。

つづく

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