鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

ハゼノキ食堂のお客たち

2019年02月11日 | 野鳥

冬の野鳥たちは、季節の移り変わりとともに、次々と食べるものを変えていく。

今はハゼノキの実が旬のようだ。

アオゲラ

同じキツツキだが体の小さいコゲラもハゼノキに来た。

コゲラのくちばしに比してハゼの実は大きくてつるつるしている。呑み込むのにちょっと苦労しているように見えた。

ヒヨドリ

もちろん、苦労することなく騒がしく食べる。

ムクドリ

ムクドリも集団でやってきて、どんどん食べる。

今年は見ていないが過去の記録ではツグミやシロハラも食べにくる。

 

今年はシジュウカラも来た。

ちょっと落としそうだが、脚で押さえれば食べられそうだ。

そして、ジョウビタキも。

この時は、ハゼノキの枝にとまっただけだったのかもしれない。

しかし、過去にも来たことがあるので、食べるのではないかと思う。

これも以前に撮ったハシブトガラス

さすが豪快な食べっぷり。

ハゼの実は脂分もあるようなので、冬の栄養にぴったりかもしれない。

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柿の木食堂のお客たち

2019年02月06日 | 野鳥

柿はほとんどの鳥たちの大好物だが、柿の木の実つきは、年によって違う。概ね1年おきのように思う。昨年末は豊作だった。

人の目には赤く色づいた実がたわわに実っていると目るときでも、鳥たちがぜんぜんやってこない期間がある。たぶん渋柿でまだ食べごろではないからなのだろうが、鳥たちは食べごろになったことをどうやって知るのだろうか。ときどき試食にきて確かめるのか、それとも目で見てわかるのだろうか。

たいてい最初に来るのはヒヨドリとメジロだ。

 

ヒヨドリもメジロも比較的とがったくちばしをもっているので、つるつるして滑りやすい実の皮をつっついて中身を食べやすいのではないだろうか。

そして、そうやってできた破れ目を目当てに、他のいろいろな鳥たちもやってくるように思う。

ムクドリ

 

シロハラ

アカハラが来たのを見た人もいる。

スズメ

この破れ目を頼りにしている。

オナガ

オナガは、へたの傍の部分が好きなようだ。干し柿みたいに甘いのではないだろうか。

ハシボソガラス

カラスは、実を丸ごともぎ取っていくこともあったが、あれはハシブトガラスだったのかもしれない。ハシボソガラスは、不器用そうに枝をつたってきて、つっついて食べていた。

 

そして、コゲラ(写真がひどい。こんな角度からしか撮るチャンスがなかった。)

アオゲラが来ているのを見た人もいる。私は見るチャンスがなかったが、以前に見たものを貼っておく。

最後にホンセイインコも来る

たわわに実っていた柿の実は1月初めのころにまったくなくなってしまった。

 

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冬鳥といえばツグミ

2019年01月23日 | ツグミ

ツグミが飛来するようになると、いよいよ冬が来たと思う。

しかし、この冬はなかなかツグミの姿をとらえられなかった。

やっと写真に撮れたのは、12月半ばごろ。

ツグミは飛来したての頃は、樹木の上にいることが多い。主にムクノキやエノキなどの木の実を食べている。

それらの樹に来る鳥が総じてこの冬は少なかったように思う。

 

さて、近所の公園の柿の実がやっと熟して鳥たちが集まるようになったころ、ツグミも現れた。

それも1羽や2羽ではなく、10羽ぐらいの群れでやってきた。

こんなにツグミがいたのかとびっくりするやらうれしいやら。

年が明けると、いよいよ柿の実も食べつくされ、樹上の食糧が乏しくなる。

すると、ツグミたちは地面に下りるようになるのだ。

地面に落ちている木の実や落ち葉の陰に潜む虫やミミズなどを食べるためだ。

水を飲みに来たツグミ。

過去に個体識別ができるツグミがいて、それぞれ毎年同じ場所に渡ってきていた。頭に傷のようなものがあるグミちゃんと、背中にたくさんの白い斑があるシロテンちゃんだ。しかし、今のところ残念ながら見つかっていない。

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池の鳥たち

2019年01月09日 | カモ類

新年を迎えたある日、秋に雛を育てたカイツブリ一家が親子4羽でまったりと過ごしているのを目にし、なんだか正月らしい感じのする風景だった。

そばにはオオバンも2羽いたが、カイツブリ一家は気にする風もない。カイツブリとオオバンは比較的相性がいいのかもしれない。

 

この冬の水鳥たちの状況は、あまり多様だとは言えず、秋にミコアイサの雄が飛来したときだけは盛り上がったが、その後は注目すべきことがないように思えて、観察から遠ざかってしまった。

あえて言うのなら、オオバンが多く逗留しているということか。7~8羽を数えたことがあった。今年は特に何かオオバンが暮らしやすい要因があるのだろうか。

ここでは水に潜って水草をよく採っているので、水草が多いためだろうか。

あとは、いろいろなカモが日替わりメニューで現れるが、定着はしない。

ハシビロガモ(まだエクリプスの状態。今ではきれいな繁殖羽になっているはず)

ヒドリガモ(これもエクリプス)

マガモ

マガモはやっぱりカルガモと一緒にいることが多い。

 

オナガガモ(換羽が進んできているころ)

ホシハジロ(一時多かったが今は少ない)

カイツブリに目の敵にされていた。

オカヨシガモ

年末にも飛来したことがあったが、こちらは最近の写真。お休み中。

今でもそれなりの数が常駐しているのは、やはりキンクロハジロぐらいだ。(昨秋の写真なので、まだエクリプスが多い。)

シマアジが来たこともあったらしいし、コガモも観察されたようだが、私は見ていない。

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カイツブリ 2018覚書③

2018年12月31日 | カイツブリ類
●お茶の水池葦原ペア

お茶の水池では、雛が全滅してしまった水辺の小道ペア以外に、対岸の葦の中で営巣したペアがいた。



近い場所で営巣した2ペアがときどき縄張り争いをしたことも、子育てがうまくいかなかった一因だったかもしれない。

葦はかいぼり後に広がってきたもので、このような場所に営巣するのが本来のカイツブリの姿だろうと思われたが、巣の様子が見えにくく、雛が孵って巣から出てきたところしか写真に撮れなかった。





雛は4羽孵った。4羽の雛を一度に背中に乗せた親船はちょっと重量オーバーで沈みがち。
巣に急いで戻る親から、雛たちはぽろぽろ落ちて、あわてて追いかける姿が微笑ましい。



しかし、大きくなるまで無事に育ったのは2羽だけだった。

その後雛たちは少しずつ独り立ちしていき、親から離れて行動することも多くなるので、どの雛がどこの子だかだんだんわからなくなる。

お茶の水池の浮島で休む雛


潜って採ったのは水草(弁天池)


やったぁ!でも大きすぎ?


こうして今季はボート池で3羽、弁天池で3羽、お茶の水池で2羽の雛が無事に独り立ちし、今年のカイツブリの繁殖は終了と思っていた。

ところが9月になって、なんとお茶の水池で再び営巣が始まる。


件の葦の中だ。以前にも季節外れの時期に交尾したり、営巣行動らしきものが見られたことはあるが、それはペアの絆を確認する疑似営巣行為だと思っていた。しかし、今回は、ちゃんと卵も産んだのである。

このペアがだれなのかはわからない。新しくやってきたペアなのか、この葦の中で営巣したペアが2番子を育てようとしているのか、それとも雛が全滅したペアが再挑戦しようとしているのか。

雛が孵ったとしても、独り立ちするのは冬になる。うまく育つのだろうか。

そうした懸念もある中だったが、巣と卵はあの非常に強い台風にも耐え、無事に2羽の雛が孵る。





天敵のヘビの姿も減り、ライバルのカイツブリもいない中、雛たちは思いのほかすくすくと育った。(上の写真は11月の雛たち)

そろそろ独立できそうな12月15日の雛


今、井の頭池には数羽のカイツブリが見られる。冬場もここで過ごし、来年の繁殖に備えているのだろうか。かいぼり後、カイツブリの繁殖は順調になったと言っていいだろう。

池のカイツブリの許容数は3ペアぐらいなのではないかと思われるが、来年はどうなるのか楽しみ。



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カイツブリ 2018覚書②

2018年12月30日 | カイツブリ類
●お茶の水池水辺の小道ペア



ここも毎年1組は営巣する人気の場所。今年は葦の中に作る。
卵は5つあったようだが、孵ったのは4羽。



しかし、その後親の子育てに異変が…。



どうも片親が行方不明なことが多く、残った親がいらだち、落ち着かない。


まだまだ独り立ちできる大きさには育っていない雛たちをつっついたり、餌をあげなかったりする。





雛たちはやがて1羽また1羽と姿を消し、このペアの子たちは全滅してしまったようだ。

●弁天ペア

かいぼり後、毎年弁天池でも繁殖を試みるペアがいたのだが、よい営巣場所が見つからなかったり、ヘビに襲われたりで、孵っても育たなかった。
今年も初めはなかなか営巣場所が決まらなかったが、そのうちいつになくかしっかりした巣をつくっているのを発見。



卵は5つあったようだが、無事に孵ったのは4羽。



親たちはかいがいしく世話をする。餌も豊富なようだ。



雛は結局また1羽減り、最終的には3羽になってしまったが、すくすくと育っていった。





弁天池で無事に雛が育ったのは、かいぼり以来初めてのことだった。

③へつづく

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カイツブリ 2018覚書①

2018年12月30日 | カイツブリ類
今年で3回目のかいぼりを終えた井の頭池。外来魚がいなくなった池でカイツブリたちの繁殖はどうなっていくのか。かいぼりが始まって以来毎年記録を残してきた。

今年はかいぼり直後ということもあってか、カイツブリたちの繁殖の始まりは例年より遅かった。
例年通り、巣を作る場所をめぐって縄張り争いがあったり、なかなか場所が定まらなかったりしたが、結局初夏までには4組のペアが卵を産んで雛を孵すところまでいった。

●池尻ペア

ボート池の池尻はボートが侵入できないという利点があるが、問題は巣をかける場所が不安定であるということだ。



今年はこの桜の枝に水草などをひっかけて営巣を始めた。



卵を4個ほど産み、そろそろ孵るころというとき、巣は流され、卵もろとも沈んでしまった。



それでもペアはすぐに新しい巣を作りはじめる。



ここも決して安定した場所ではなかったが、一生懸命水草を運んできて産卵。



結局3羽の雛を孵した。



その②へ

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ミコアイサ飛来

2018年10月27日 | カモ類
地元の公園にミコアイサが飛来したと連絡があった。10年ぶりぐらいだろうか。



キンクロハジロやカルガモに混じっていた。
よく見ると、頭部に白い羽などが生えてきている。♂みたいだ。
カモにくわしい方によると、♂だとしても、成鳥のエクリプスか、今年生まれの若鳥かを判定するには、羽を広げたところを見る必要があると言われた。

初めはなかなか動かず、浮かんでいるばかりだったが、粘って待つとやっと羽ばたき始めた。







この最後の画像の白い部分を見て、これは若鳥(第1回換羽)なのだとわかったようだ。



何かを気にして上を見ている?

結局1日限りの滞在だった。
キンクロハジロなどに紛れて飛来したのかもしれない。
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富士山の奥庭にて②

2018年10月20日 | 野鳥
コガラもかわいい。

コガラはハイマツの実を食べにくる。







ハイマツの実はとても小さい。お腹を満たすには、たくさん食べないとならないだろう。

ときどき水場にも。



ヒガラとツーショット(ヒガラはぼけているけど)。





コガラも地元ではめったに見られない小鳥なので、かわいさを堪能した。
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富士山の奥庭にて

2018年10月19日 | 野鳥
奥庭に10月に行ったのは、初めて。

キクイタダキは1回しか撮るチャンスはなく、なかなか手ごわかった。


枝被りだろうと、逆光だろうとかまわずシャッターを押したが、ボツ写真ばかり。










いいところへ出てきたときは、ピントが合わない。


でも久しぶりにキクイタダキに出会えてよかった。




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沖縄宮古島にて その他いろいろ

2018年08月10日 | 野鳥
コウノトリ





宮古島でコウノトリが見られるとは思っていなかったが、豊岡から飛来してきた個体らしい。足環をつけている。

黒いクロサギと白いクロサギ





沖縄や奄美では両方が見られる。

クロツラヘラサギ



本島の有名なスポットでも見たが、こちらは宮古島にて。

ツバメチドリ





若い個体が多かった。下は幼鳥っぽい。



ミフウズラ

メス


メスとオス(オスの方が小さい)


沖縄の定番だが、今回もあまりよく撮れなかった。

シロガシラ





これも沖縄の定番。案外撮るのに苦労した。

カラスバト





奄美でも挑戦したが、今回もよく撮れない。

その他セッカとかズアカアオバトとか、さらにいろいろ撮ったが大した写真はないので割愛。










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沖縄宮古島にて マミジロアジサシとエリグロアジサシ

2018年08月01日 | 野鳥
マミジロアジサシは、初めて見た。



やはり番形成中だ。



お邪魔虫ならぬお邪魔鳥



他のアジサシより大きくて、翼の上面が黒っぽいので飛ぶ姿はちょっとギャングめいている。





実際ベニアジサシのコローニーにやってきて、何か狙っているような感じがした。



エリグロアジサシ





こちらは雛もいたが雛に近づくと当然ながらかなりモビングされる。
ちょっとだけ雛の姿を覗かせてもらったが、写真はパス。

アジサシたちは、沖縄の青い海によく映えていた。





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沖縄宮古島にて ベニアジサシ

2018年07月31日 | 野鳥
宮古島と本島で3種のアジサシを見た。
ベニアジサシ、マミジロアジサシとエリグロアジサシだ。

特に本島から船で渡った無人島には、アジサシたちのコロニーがあって、特にベニアジサシがたくさん見られた。







ベニアジサシはペアになっているようだったが、まだ雛は孵っていないようだ。
オスが海から魚をくわえてきて、メスに渡しているように見えた。







サンゴ礁の海の上を飛ぶベニアジサシをきれいに撮りたかったが、なかなか難しかった。







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沖縄宮古島にて アオバズクとコノハズク

2018年07月19日 | 野鳥
フクロウの仲間は夜行性なので、たいていは夜でないと活動しない。たまに昼間に見られることもあるが、目をつぶっていることが多く、時には目を開かせようと脅かす人もいたりして問題になる。

奄美や他の沖縄の島々でも今まではナイト・ウォッチングで探し、フラッシュを使ったり、一瞬ライトを当てたりして鳥にストレスを与えないと写真には撮れないことが多かった。

ところが、宮古島のリュウキュウアオバズクやリュウキュウコノハズクたちは、昼間に大きな目を開けて堂々と活動しているところが見られる。それだけ個体数が多いからなのだろうか。

亜種リュウキュウアオバズク





そこには、3羽の巣立ち雛と親鳥2羽が止まっていた。
全部を一度に画面に入れることはできない。

4羽を写す。


羽の模様が乱れているような状態なのが巣立ち雛だろう。

別の角度から3羽


2羽ならんでいるところ


みんな丸々とした目を開けて、こちらを見ているようだ。そのうち1羽の親が飛び立っていった。

亜種リュウキュウコノハズク

人と話しているとき、なんとなく目をやると、目の前に大きな枯葉のようなものが垂れ下がっているので、400mmのレンズを向けて撮ると、なんとコノハズクだった。



画面からはみ出してしまうので、ズームをひいて何枚か撮ると、さすがに飛んで逃げる。でも、十分近い位置に止まるので、いろいろな角度から撮ることができた。





こちらは別の個体





こちらは耳がしっかり立っているように見える。

昼間から鳴いているので、鳴くときは喉元が膨らむ様子まではっきり見ることができた。

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沖縄宮古島にて サンコウチョウとオオクイナ

2018年07月18日 | 野鳥
宮古島の水場では、サンコウチョウ(亜種リュウキュウサンコウチョウ)も水場に水浴びに来るという話だったが、これは手強かった。

水場の周りで腰を下ろしてどれくらい待っただろうか。やがて近くで「ホイホイホイ」の鳴き声が聞こえてきたので、息を殺して待ったが、水場へは降りてこなかった。
結局水場の周りをひらひら飛び回るサンコウチョウを「あっちだ、こっちだ」と目で追い回してやっと姿を捉えることができた始末。







しばらくすると、サンコウチョウは何かを捕まえた模様。



コオロギのようだ。くわえたまま、またあっちへ飛び、こっちへ飛びを繰り返す。



どうも近くに巣立ち雛がいるのではないかと思われ、そっとしておくことに。
前日の台風で巣立ち雛が吹き飛ばされたりしていないといいのだが。

亜種リュウキュウサンコウチョウと本土のサンコウチョウとは、ほとんど違いがわからなかった。


水場で待っていた時、期待していなかった鳥が水浴びに現れた。



オオクイナなのだそうだ。
私にとっては存在も知らなかった鳥だったが、昼間に見られるのはかなり珍しいらしい。





暗いし、手前の小枝が邪魔してうまく撮れなかったが、豪華なおまけとなった。





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