鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

公園のツミ

2011年10月22日 | オオルリ
マイ・フィールドには、10月になってもツミがよく現れる。
ツミが現れると小鳥たちが警戒して隠れてしまうので、小鳥を観たい季節にはあまりありがたくない。
この日は2羽で飛び回りながら、初めはセミを捕って食べていた。







そのうち、1羽が何かを捕まえてきたかのように、枝に止まった。


またセミかなとよく見たのだが、枝に隠れてよくわからない。そのうち、なんと折れた枝の内側の繊維のようなものを咥えた。



謎の行動である。
枝の中に虫でもいたのか?

下は、同じく10月の別の日、別の場所で撮ったオス。オスの方が見る機会が少ない。



こちらは、この夏近所で繁殖していた巣から落ちたと思われるツミの雛。


この子がどうなったのかはわからない。

今年は、都市公園のあちこちでツミが繁殖したが、その何羽かが秋になっても残っているのだろうか。


まだ通過するサンコウチョウ

2011年10月18日 | サンコウチョウ
秋の渡りは、例年と比べて時期が遅いと言われている。
なんとサンコウチョウが10月も下旬に入るという時期にまだ見られるのもそういう理由なのだろうか。
しかも、例年に比べてもかなりの頻度で通過していく。










このサンコウチョウは明るい茶色なので、メスだと思う。アイリングの青もあまりはっきりしない。そういうのは若鳥だそうだ。
今年は繁殖がうまくいって、多くの若鳥が移動中だということなのだろうか。

カケス、カマキリをゲット

2011年10月13日 | 野鳥
飛来したては用心深く、声はすれども姿は見えずのカケス。
この日はかなり近くで何度も鳴いていたので、粘って探した。

やがて双眼鏡の中に姿が入る。
何か緑色の獲物を捕まえてお食事する構え。
あわててカメラで連射。
撮り終わってカメラの画像を点検すると、ハラビロカマキリのよう。










カケスは数年前に多数飛来し、一冬を里で過ごしたことがあったが、その後は毎年ちょっと立ち寄ってはいなくなってしまうことが続いた。

山の実りが少なく、クマが里に下りてくるような年に、カケスも多くなると言われているが、今年はどうなのだろうか。

アオバト

2011年10月11日 | アオバト
アオバトの観察記録によれば、5月には桜の実を食べに、秋にはミズキやムクノキの実を食べにくる。
以前の記録では、ミズキに来たのは9月、ムクノキに来たのは11月だった。
今回は、ミズキに10月。