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再び みのもんた と年金(4)

2005-05-17 11:35:21 | Weblog
 今日もぼんやりと朝テレビを見ていました。
 みのもんた、最近年金関係のネタはやってくれません。

 と思ったら、8時19分(笑・・時間を確認しました)発言あり。

 「我々は一体何を信じたらいいんでしょうねえ、年金は崩壊。。。。」

 いや、だからそういう風にポロリと「根拠のない問題発言だけど素人に受ける言葉」を言わないで欲しい。しかも話題は年金の話じゃなかった。

 前々から言っているけれど「年金はこのままでは崩壊するから緊急に対策をとらないといけない」ことは確かです。でも崩壊と決まったわけではない。
 
 みのもんたは年金知識がないから、年金相談なんかできないけど、一度年金相談の現場に出向いて、「年金未納で受給権のない人」に「あなた年金がないです」と言う現場に立ち会ってみてくださいね。 そして、「どうして未納しなかったか」聞いてください。
 友人が「年金なんて潰れるから保険料払っても無駄だといった」という人がいるんですよ。

 あなた、その友人のテレビ版ですから。
 真面目な番組で、年金の危機を検討するならともかく、こういう風にサラリと年金の悪口をいうのはどうも許せません。コメンテーターも何もいえない。

 最新発表の高額納税者番付をみたら、みのもんた は2億円も税金払っているじゃないですか、ということは稼ぎはその倍以上は確実にあるはず。

 頼むから「みのもんた謝罪基金」を作って、貴方の番組をみて保険料未納をして「無年金になった人」を救済してくださいね。
 確かに年金は厳しい情勢ですし、将来はどうなるかわからない。でもそこまで言い切るなら、年金崩壊をしなかった場合の社会的責任があるはずです。
 
 1年に何億の金を稼いで、老後に年金なんか頼らずに生きていける人に、月々10万、20万円の年金の話をされたくない。しかもその稼ぐネタが年金の悪口というのはどうも納得がいきません。

 冒頭の話ですが、「一体何を信じるって、日本に住むなら日本国を信じる以外に手はない」ですよ。年金の崩壊=国の信用崩壊=円の崩壊=日本の崩壊 ですから。テレビ番組の司会なんかしているヒマがあったら、早々に海外移住をすることをお勧めします。一般庶民はそれができないから「覚悟を決めて日本国と付き合うしかない、年金も信じるしかない」、若い人なら仕事を求めて海外進出もできるでしょうが、中高年になったらそれも無理。

 諸外国は、長期滞在ビザや永住ビザの発行にはものすごく厳しいですけど、お金のある人は別扱いでウェルカム。どんとドル(ユーロ)をテーブルの上に積んだら、あれこれ余計な詮索をせず滞在ビザをくれるところも多いのです。

 あまりみのもんたのことばかり取り上げるのも気が引けますが、あまりの酷さについついキーボードを叩いてしまいます。

PS: みのもんたの収入を取り上げた新聞もありましたが、「出演番組は選んで欲しい」ですねえ。報道に関しては来年からのさらなる活躍期待していないです。