オフィス・ヤハのトホホな日々

エホバの証人の一プログラマが聖書研究と自転車の趣味等を徒然なるままに

使徒パウロの難船場所

2013年07月30日 | 聖書
    エホバの証人の週中の集会の聖書通読も、いよいよ「使徒たちの活動」の最後になりました。何度読んでも、ここのパウロの難船の描写は、聖書全巻の中で最も迫力ある記述であると感じます。やはり、ルカならではのリアリティーでしょうか。

    「ものみの塔」2004年8月15日号の“読者からの質問”でも詳しく取り上げられていましたが、難船が漂流した島が、地中海の有名なマルタ島である決定的な証拠が得られていないのも、また事実な訳で、マルタ島以外の場所の異説が出れば、クリスチャンが動揺するのも無理のないところです。

    しかしながら、カリフォルニアの元警官が、パウロの難船探索プロジェクトを立ち上げ、10年かけて遂に2000年前のものと鑑定された四つの錨を発見したという、ドキュメンタリーDVDが、2011年夏に発売されました。

    昨年、このブログでも紹介させていただきました、こちらを参照していただければ、ルカの記述に正確に合致した漂流地点の新説に納得していただけるものと思います。

    このDVDの信ぴょう性に関しての、エホバの証人側の公式見解はまだ確認できていませんが、こうした聖書の記述を裏付ける考古学的発見は、私たちの信仰を強める助けになることだけは確かです。

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