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房総半島でゆっくりと丁寧に暮らす

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アンチョビドレッシング

2010-03-25 | アンチョビ
私が現在住む九十九里浜は、日本有数のイワシの産地です

私の実家のある兵庫県尼崎市で歴史を勉強した事があるんですが、

1600年代初頭には農業に干鰯(肥料)を使うことが一般的になり、

当時、瀬戸内で活躍していた海人崎(尼崎)の漁民が、遥々九十九里浜まで地曳網を持ってイワシ漁に行っていたんだとか!

なんとイワシ漁のルーツが尼崎にあったとは・・・^^



ご先祖様も遠い昔、ここまで来たんかー

だから、その時以来のDNAが騒いで、私も千葉県に移り住んだわけですね

えっ!ちがう???

そんなイワシの地での主なイワシの食べ方は

刺身以外に、なめろう、さんが焼き、めざし、みりん干し、卯の花漬・・・などなど

何か足りない??



私の大好物【アンチョビ】が作られていないじゃないか!!

【アンチョビ】はイワシを発酵させた地中海あたりの料理に欠かせない食べ物です

よっしゃ~

誰も作ってないなら、自分で作って販売するか!

と・・

2年前から構想、試作、保健所通いを繰り返しながら自家製アンチョビ作りをスタートしました



インターネットで調べたり、イタリア料理店してる友達に聞いたり、イタリア人に聞いたり・・

かなりの試行錯誤(インターネットは余りにも間違った情報が多く、鵜呑みにしてはいけない事も今回理解しました)

結果、ようやく納得の行く物が出来てくるようになりました

アンチョビが完成したところで、幅広い年齢層の方々にアンケート

本当のアンチョビ好き(家庭に常備)な人は、わずかで

ピザやパスタで食べた事があるという人がほとんど・・

「魚臭そうで嫌だ」という人も沢山いました

「こりゃーまんまのアンチョビ売っても、一部の人しか利用してくれないな~」

と思い

「なんかないかな~?皆さんが気軽に使える物?」

「そうや!簡単にかけるだけの物、ソースかドレッシングにしよう!」

で ↓ドレッシングにしてみました



原材料は米酢、菜種油、ごま油、アンチョビ、水あめ、天然塩、にんにく、たまねぎです

もちろん人工添加物は使用していません

味はアンチョビを全面に出さず、ごま油、にんにくの味も感じる和風に仕上げました

パッケージに至るまで、完全手作りです

ラベルの字は私の手書きで、一枚一枚手押しスタンプしてます

さすがに酢、油などの原材料、ペットボトルまでは作っていませんが・・・

いや、いつかそれも全部作りたい~って、どんだけ時間かかるねん!?

全ての材料、容器まで自分で作ったら、完成2030年頃?^^

内容量230ml 試験価格500円です

昨年12月から試験的に、地元で人気の農家のお店ごじゃ箱



今年からなのはなでも販売しています




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