さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

家紋 26 ≪蝶紋≫

2010年08月29日 16時03分00秒 | 家紋

 

蝶紋

(ちょうもん)

 

艶麗優美な姿態の千変万化
蝶紋は、桓武平氏の代表紋


昆虫の蝶をデザインとして紋章として用いたもの。
胡蝶の場合は、胡(=西湖)から異郷の蝶を意味する
らしいが、小蝶を胡蝶に置換えたぐらいにしか見えない。
 

 平清盛の父貞盛が「天慶の乱」を討伐した功
により、朝廷から鎧を頂戴した。
この鎧に向い蝶(対い蝶)の文様があったので、
これをとって平氏の紋にした、と伝えられる。


平家は、壇ノ浦で滅んだが、残党もいた。
平頼盛は、母池禅尼(いけのぜんに)が源頼朝の命を救った
関係から、六波羅に居を構え、朝廷に仕えることができた。
この一族を“六波羅党”という。


              

変り向い揚羽蝶         剣片喰揚羽          伊豆蝶  

 

               

    揚羽蝶              中陰蔦飛び蝶

 

         

  熨斗胡蝶         備前蝶        三つ反り胡蝶



 

    家紋の由来

 

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いつもありがとうございます。

 

 




『餝(かざり)抄』・・・蝶紋が文様から転じたと見られる資料
「加茂祭り使用車」には「透かし蝶の円」と記があり、
平維盛(重盛の子)が治承の頃用いていたとある。

『大要抄』・・・・・「蝶円は六波羅党 」と記がある。

『雲上明覧』・・・・・西洞院、松平、長谷、交野、石井の五公家



武家では、六波羅党の平氏が蝶の丸を用いている。
戦国期になって関氏、一門の亀山、神戸、峯氏らが使用。
桓武平氏では伊勢氏、つづいて織田信長。
江戸期になって大名、旗本など約三百家が用いた。




  蝶紋は、その描き方のスタイルで五つに大別できる。

① 飛び蝶
② 揚羽蝶(とまったポーズで羽を揚げる)
③ 蝶丸(輪蝶)
④ 胡蝶(真向きのもの) 
⑤ 浮線蝶、などの変形







見る知る楽しむ 家紋の辞典』 真藤建志郎著:参照
 『日本家紋総覧コンパクト版』編集 能坂利雄:参照 




 



 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです (ミカン男)
2010-08-30 22:10:56
お元気でしょうか??

嬉しいご報告なんですが…

実は来月入籍することになりました~(*´д`*)

ブログでも正式に報告するつもりです~(^-^)
返信する
ミカン男さんへ♪ (obichan)
2010-08-31 19:32:49
やったねー、おめでとう~!

とうとう所帯持ちになっちゃうのね。

新しい人生の始まりですね~♪

素敵な温かい家庭を築いてくださいね。
返信する

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