オーソレ、何それ?

私、o_sole_mioが好きな歴史、旬の話題、
賞味期限の切れた話題等を
適当に書きつづります。

気を取り直して気の重い話題を・・・

2009-03-03 10:25:37 | 時事
ということで、あと1ヶ月を切りましたが気を取り直して、アメリカからの話題を時間の許す限りお伝えしたいと思います。

といっても話題は気の重い経済に関するものです。
先週から株価は下落を続け、今日ダウの平均株価がとうとう7000ドルを割り、12年ぶりの水準とのことです。

先週、オバマ大統領が議会で演説しているのがテレビ中継されていました。いわゆる「一般教書演説」に相当するもの(一般教書演説は年頭に行うものなので、正式には一般教書演説とは呼ばないそうです)ですが、議会はかなりの熱気に包まれ、壇上にはオバマ大統領が、後方にバイデン副大統領とペロシ下院議長が控えるという陣容で演説をやっていました。

演説のかなりの部分を経済対策に使いましたが、環境にやさしい新たなエネルギー源の開発や、ヘルスケア政策(ジェネリック医薬品や輸入医薬品の使用を促して医療費を抑制するなど)に関する話が出ていましたが、肝心な経済立て直しの対策については、概念的な話に終始していたように思います。

議会は盛り上がってオバマ新大統領の演説をきっかけにしたい、という思惑もあったのですが、株価は全く反応しませんでした。オバマ大統領の演説をあざ笑うかのように、シティーバンクの苦境や住宅販売状況など連日株価の下落を促すようなニュースや経済指標が発表されました。今日もAIGの巨額の損失計上と政府の追加支援発表があり、火に油を注いだ状況です。

こちらで年末に言われていたのはダウの実力は6000ドルで、おそらく6000ドルを割る状況もある、そうなると日経は5000円割りもありうるのではないか、ということです。年末の株価の状況では、そこまではいかないのでは、という雰囲気があったのですが、オバマ大統領就任のお祝いムードも終わり、市況が現実モードに切り替わったようで、上述の予測が現実味を帯びてきました。株価は、経済的な実力だけでなく、雰囲気もかなり重要な要素となっています。バブルなどは実力を株価が上回る典型でしょうし、市況が悲観的になれば、実力よりも株価が下がってしまいます。

ということは、アメリカのこの不景気はまだまだ底を打っていないということであり、有名企業の経営破たんや、大量解雇・レイオフといったニュースはまだまだ紙面をにぎわせることなるだろうという、悲観的な状況にならざるを得ません。

またその影響を日本経済は受けるのか、というと更に気が重くなります。

NY株、12年ぶり安値 4日続落、6800ドル割れ(共同通信) - goo ニュース

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4 コメント

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創造力に期待 (o_sole_mio)
2009-03-06 06:50:53
アメリカは当分厳しい状況が続くでしょうね。
経済状況の悪化を示すニュースが、次々に飛び込んで来ますが、まだ膿は出きっていないようです。

ただ、ブレークスルーの源になる新しい何かを創り出す力をアメリカは持っていますので、世界のためにもそれに期待したいと思っています。
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アメリカはこれから (ミュジニー)
2009-03-05 20:42:07
厳しい状態になりそうですね。
ホントこの時期に大統領になるのはチャレンジングです。
ホント、世の中「戦争かも?」って感じもあるので
別のところで乗り切って欲しいです。
イギリスはオリンピック開催どころでは無い不況だし
ロシアは...
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焼け石に水 (o_sole_mio)
2009-03-04 10:56:52
アメリカの経済的な痛手は予想より大きく、現在露見している問題は氷山の一角のようです。

従ってオバマ大統領の経済対策は「焼け石に水」の観があります。

歴史的に見てアメリカが経済を回復させた時には戦争か技術革新が起きてきます。
今回は後者であればよいのですが。
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Unknown (すー)
2009-03-03 19:45:45
まだまだ景気は悪くなるってことなんでしょうかね。
オバマの政策は需要の創出につながらないのでしょうか。
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