トップの意思が組織を変える

裾野市の私設保育園で女性保育士3人が
暴行容疑で逮捕された。

日常的に園児に対する暴行、暴言を行って
いたようであり、また周囲もこの状況に
気がつきながらも見て見ぬふりをしていた
ようである。

果ては園長がこの事実を全保育士に対して
口止めしていたというから空いた口が塞が
らない。

今回の事件で裾野市の関係部署の責任者も
同事態を関係者から通報を受けていたにも
関わらず、市長への報告が3か月も遅れた
ことに関し、職責を全うしていないことで
更迭された。当然だろう。

裾野市長の熱い思いが同園の園長の刑事
告訴と不良保育士の逮捕まで行ったことは
とにかく不幸中の幸いである。

話は先日のサッカーワールドカップでベスト
16の試合でクロアチアにPK戦で惜しくも
敗れたことになるが、この試合のハーフ
タイムであの温厚な森安監督が選手に
"相手は死に物狂いで戦いをいどんで来るぞ、
お前らも球際に食らいつく気持ちで戦え"と
いうようなことを言ったとのこと。この熱い
気持ちが選手を奮い立たせたことは言うまで
もない。

組織の指揮官はこうあってしかるべきで
ある。自分はこの組織の全責任者である
ことを常に忘れないことは裾野市長の今回
の言動にも通じるところがある。