おじさんの一言

昨今の世、何かと驚くことが多いが、ポスト団塊世代のおじさんの呟きを聞いて欲しい。

ベネッセの顧客データ流出の意味

2014-07-12 18:07:44 | 日記
ベネッセコーポレーションの顧客データが大量に
流出した。

調査の結果名簿業者を転々とするうちに途中の
再委託された業者が不正にコピー、転売していた
ようだ。

しかし、名簿データの量については2000万件とも
言われており、極めて大量である。

通常、業務の一部に顧客データを扱う企業はデータ
の処理を依頼する委託先にも当然、守秘義務を求めて
いるはずであり、委託契約にもそのことが盛り込ま
れている筈である。

受託した名簿業者の犯罪は悪質であり、犯人を特定
して厳罰に処すことが必要だろう。

それにしてもベネッセの個人情報管理に関して言う
ならば、少し脇が甘くないか。一流企業にしては少し
お粗末のような気がする。
これでは顧客の信頼は大きく揺らぐことだろう。

また、名簿を買った某企業も道義的な責任を感じて
名簿をすべて削除すると言っているようだが、これ
って盗人が"盗品を返すから問題ないでしょ"ってこ
とと同じような気がするのだが・・・。

昨今、些細なことでも個人情報云々と騒がれる時代
だが、このようなことが起こるから個人情報に関し
異常なくらい敏感にならざるを得ない。

小生のマンションでも集合ポストには名字を一切出
さず、入口の表札プレートにも表示していない住戸
がそれなりにある。

そこまで、個人情報を出したくない社会はなんか
寂しい。

隣に住む方の顔はもとより、名字も判らない社会は
本当に正常だろうか・・・。
コメント
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