おじさんの一言

昨今の世、何かと驚くことが多いが、ポスト団塊世代のおじさんの呟きを聞いて欲しい。

”自己との戦い”

2014-02-27 07:38:19 | 日記
ソチの冬季オリンピックが終わった。
歴史のある競技、比較的新しく種目として
加わった競技と色々あった。

メダルリトになった8選手は何れも素晴らしい
パフォーマンスを発揮した。全ては日々鍛錬の
賜物であろう。

特にスキージャンプの笠井選手の41歳にして
銀メダルは群を抜いて素晴らしい。

今大会の傾向としては、日本のお家芸競技に
挑み続けた熟年層アスリートと新しいスポーツ
に挑み、新星のように現れた若手選手がメダリ
ストになったような気がする。

しかし、小生には女子モーグルで惜しくもメダル
には届かなかったものの、上村愛子選手のパフォー
マンスが忘れられない。

過去から着実に順位を上げて来ており、今大会に
おける彼女は集大成として挑んだ大会ではなかった
だろうか。

決勝に残った彼女の演技はターン、エア、タイム
ともに完璧に近い滑降に見えた。見ていて鳥肌が
立つ演技とはこのことだろう。

結果としては、今回もメダルに一歩届かなかった
が、スタート順のハンデ(早い順番のスタートは
採点の面で不利のようである)を克服しての4位
は本当に素晴らしい。

何にも増して、順位が確定した後の彼女の清々しい
笑顔が全てを物語っていたのではないだろうか。

”上村選手、あなたは日本の女子モーグルの第一人者
 であり、世界で4番目に強い選手なのです。
 今後もこの国の若手の育成に是非貢献してあげて
 下さい。”

と言いたいのは小生だけでしょうか?








コメント
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