鹿はのどかに

少し前に、奈良へ帰っておりました。

本当に久々です。

今週くらい感染者が増えてしまったら、

また帰れなくなってしまっていたと思うので

ぎりぎりのタイミングですね。

ちらっと立ち寄った東大寺周辺は、

人がほとんどいなくて、いわば鹿天国。

がちゃがちゃしていない、のどかな光景。

どちらがいいとは言い切ることはできないのでしょうけれど、

急にインバウンドが増えたりする前の、

昔ながらの奈良の光景です。

小鹿が可愛くて癒されました。

正倉院の建物もながめてみたり。

天平建築ってのはえも言われない美しさがありますよね。

勿論ほかの時代の建物も好きですが。

行きたかった戒壇院千手堂にも行ってきました。

千手観音とお厨子、美しかった……！

鑑真和上像も、よかったです。

唐招提寺のものよりも、少し華奢なのかな。

あちらは乾漆、こちらは木造ですが、いずれにしても

動き出しそうなリアルさですよね。

久しぶりの奈良、ホッとする風景と寺社でした。

でもまた、感染者が急増してしまっていて、

果たして次帰れるのはいつになるのか。

お盆は帰れるんだろうか。

実際のところ、毎日通勤している人がいる程度の

近距離でしかないのですが、

それでも躊躇してしまいますよね。

ああ、早く落ち着いてほしい。本当に。