雑記 夜更かしの毎日

働く主婦の日々のこと。
大好きなお芝居や音楽、その他もろもろ。

個人的、最近のチケット事情 MUSIC編

2005-06-15 | LIVE M
ひたちなか、行きたいけど…
物理的にも経済的にも無理!
それはともかく、ここ最近に確保できたライヴのチケットの事など。

まずはスピッツ
「あまったれ2005」後半分。先行でZEPP東京をなんとか確保。
でも11月の終わりだもんね。半年先かぁ。遠い…

11月までスピッツ抜きはツライので、イベントにも行くことに。
「J-WAVE LIVE 2000+5」 2日目。
出演者も充実のラインナップ! スピッツの他にウルフルズ、レミオロメン、GOING UNDER GROUND、木村カエラちゃん。
ウルフルズ、スピッツ以外はライヴ見るの初めて!これはものすごーく楽しみ
あとは仕事をどうやって休むかが問題… なんとか有休で、なんとか!
でも、このイベント、思ってたよりすごく楽に先行でチケット取れちゃった。
(危うく第一次先行予約に惹かれて、いらないクレジットカード、また作りそうになった。思いとどまって良かった~)
う~ん、こんだけいっぱいチケット出してるってのは、代々木体育館のフロアによっぽどの人数を詰め込むつもりなんだろうなー。体育館だから当然、床はフラットだし、手摺もないからロープのブロック仕切りだろうし… 当日がちょい心配。

明後日はスクーデリア・エレクトロ。渋谷AX。
「TOUR FINALIZER」 解散前、最後のライヴ。寂しい…
入場整理番号はなんとか2ケタ台。最後まで楽しんで来ます。

来週はアジカン。ツアーもいよいよ最終章。
4月、5月、6月と幸運にも毎月のようにライヴを見る機会に恵まれたけど、見るごとにすさまじい成長ぶりを実感させてくれたアジカン。最後の返信の答え、楽しみに受け取れそうです。
参加は20日の方。実は21日のチケットも取ってあったんだけど(先行予約時点で6月の予定がまったくわからなかったので、念のために。)、実際問題、ZEPPに2日連続はちょっと無理…、時間、体力共にねー。
なんとか代わりに行ってくれる人に21日のチケットは譲ってしまいました。残念だけど…
そのかわり、20日の整理番号はすごくイイの!
スクーデリアの2ケタですでに大喜びしてたんだけど、この日のチケットはその番号の更に半分以下 こんな番号、アジカンじゃ2度と取れないよねー、きっと。
なのに、問題発生!
いつもライヴ、一緒に行ってくれる知人が、この日はどーしても都合がつかずにキャンセル。
ホールならともかく、スタンディング、しかもアジカンに付き合ってくれそうな知り合いがいないのよー。もう、オバさんだからね。
ライヴまでもう日にちがないし、こんな番号のチケット無駄にしたくないし…
早く、ライヴ行ってくれる人、探さなくちゃ。ちょっとあせってます

6/7 AGAPE store#10 「仮装敵国」 サンシャイン劇場

2005-06-13 | LIVE S
楽しみにしてたアガペの新作「仮装敵国」東京初日。
いつも笑わせてくれるのに、観終わった後は、なんとなくモヤっとさせられる松尾貴史さんならではのユニットの10回記念公演。今回はキャストはもちろんだけど、脚本がとにかく豪華!
それぞれ人気劇団の脚本を手がける7人が書き下ろした、なんとも贅沢な15分ずつの短編が7本。それにダンスあり、歌ありの豪華な盛り合わせ

もう、開演前の注意事項アナウンスから面白い!松尾さんの二重音声で最初は日本語と英語で始まるのに、いつのまにかインチキ英語がめちゃくちゃなことを喋りだす。いかにも松尾さんらしいお遊び本編への期待が盛り上がる!

1、「素晴らしい愛をもう一度」 長塚圭史作
阿佐ヶ谷スパイダースの長塚さんの作品は、死体安置所が舞台。バスの爆発テロによる被害者の死体が並ぶ死体安置所。妻の行方を捜して一番乗りでやって来たサラリーマン風の男。妻の死体を目の当たりにして、嘆いている間にも浮気相手からの電話にはちゃんと出る。
それを聞きとがめたのは、すでに死体に変わり果ててるはずの妻。
自分の行いを妻と周り中の死体から責められた男は…
死体の辺見えみりちゃんがかわいい。(血、吐いてるけど。)
続く舞台変換はちょっとしたイリュージョン!

2、「MEAT DOLL」 倉持裕作
ペンギンプルペイルパイルズの倉持さん。アガペでは「しかたがない穴」の脚本も。(これ、面白かった!来月は「パリアッチ」もあるし、楽しみ!!)
今回はちょっとライトで不思議な話。いかにも怪しい自己開発セミナーのなんだか頼りない参加者が3人。セミナーでは肉体をただの肉人形だと教えられ、セミナーを受講すれば自己、他者を問わずに自由に操れるようになるという。半信半疑のままセミナーの前半を終了した彼らは、中途半端に肉人形を操れる能力を身に付けてしまい…
八十田勇一さん、福田転球さん、久ヶ沢徹さんのおとぼけ組と、春風亭昇太さんのインチキくさい講師ぶりが面白い。なのに動きはなかなかに複雑。そして、次への変換はその動きをそのままスライドさせたミュージカル風。

3、「潜入」 土田英生作
MONOの土田さんはわかりやすいコメディ。
時代はどうやら戦国時代。敵城に潜入して大将の首を狙うべく組織された7人の忍者部隊。颯爽と戦闘服に身を包みいよいよ作戦開始。しかし、内部には裏切り者と禁じられた部隊内恋愛があるらしく、作戦の行方も闇の中。
ここは可憐な、くのいちを演じたコング桑田さんがイイ!(ヒゲ生えてるけど…)
この後の変換はみんなで、宇宙か深海を遊泳しているよう。宇宙服(潜水服?)風のコスチュームでユラユラ舞台を漂ったり、ワイヤーで吊るされたりしながら次の舞台が整えられていく、いかにもG2さんらしい演出。

4、「危険がいっぱい」 千葉雅子作
猫ホテの千葉さんの作品は、どうやら核開発施設が舞台。
施設の建設で漁ができなくなり、清掃員として施設に就職したらしい2人の元漁師。規則を守るよう口うるさく注意する事務員を無視してお気楽に勤務中。なんとなく波長があわない新入りの清掃員は、なにやら過去の事故のせいで体に変調があらわれて…
無機質を絵に描いたような久ヶ沢さんに見応え。視線がどこ見てるのか全然わからない。
これ、本当に怖い話かも…

5、「理想の部屋」 故林広志作
故林さんは息苦しい密室劇。
軍事攻撃にさらされ、シェルターへの避難が続く国の、政府の執務執行用シェルターの中。
総理をはじめ、各大臣が閣議をはじめようとしたところに、シェルター内に盗聴器があるとの情報が。盗聴を防ぐ為にあらかじめ用意されていた隠語は、どうしようもなくマヌケで… とりあえず、パルコ寄って行く?
この後の舞台変換はまたミュージカル風。

6、「ONE ARMED FORCES」 後藤ひろひと作
お待ちかね大王作品はやっぱりさすが!
戦争の爆撃の合間、負傷を押して薬品ケースを運んでいる兵士が通りかかった場所には、何故か爆弾を片手で支え続ける一人の兵士。彼が手を離せば、爆弾が破裂して当たり一面壊滅は避けられない。なんとか爆弾をそっと下ろしたいが、上手くいかない。しかも運んできた薬品はニトロ。そうしている間にも、周辺の爆撃の振動で危険は増すばかり。しかも敵は、細菌兵器やら地雷やらも仕掛けてきて、いよいよ手も足も一歩たりとも動かせない。
大王らしいスタイリッシュな不条理劇。動きに制約をつけられた演技の面白さが計算し尽くされていて絶品!

7、「スポンサー」 ケラリーノ・サンドロヴィッチ作
ナイロンのケラさんの作品がトリ、と言うか「オチ」
旅館で食事をしようとしている訳ありっぽいカップル。女将が運んできた食事に口をつけたとたんに苦しみだす男。女と女将が共謀して男の毒殺…と、思ったところで「カット」の声。実はドラマの撮影中。やっと撮影が終わったところにスポンサーからの電話。製薬会社がスポンサーについたため、毒殺はNGだという。
それでは、と撮りなおしのシーンで女将が運んできたのは、バナナとビール。言い争ったあげくに食べかけのバナナの皮にすべった男が、頭を打って死ぬストーリーに。そこに「チキータ・バナナがスポンサーに…」とまた電話が…
何度撮りなおしても同じセリフをかんでしまう女将役の女優(?)や、まったくやる気の無い主演女優をなだめながら、撮りなおしを繰り返すスタッフと主演男優。ついに旅館の名物料理はタランチュラとなり、混乱する撮影現場で男優は一本目のテロで妻を失った男とすりかわり、女優はその不倫相手に…
7本のお芝居は全部この男の妄想だったのか、それとも最後の話だけが真実なのか。
最後にすべてをまとめて混ぜ返すような不思議な話。

やっぱり一筋縄ではすまされない、クセ者のスタッフとキャストが創り上げた舞台だけありました。
可笑しくて、面白くてずっと笑ってたのに、観終わった後はなんだかちくちくと、細かい擦過傷が痛む…
あれ、いつの間にケガしたんだろう、私?って言う不思議な気分。でも、クセになっちゃう
贅沢を言わせてもらえば、コングさんの歌、もっと聴きたかったなぁ。

ついに「BIGGEST BIZ」も決定!来年1月、本多劇場だって。早く観たいー!これも楽しみ



SLAM DUNK  10DAYS AFTER

2005-06-07 | BOOK
先月テレビで偶然に特集番組見て、思わず注文したDVDが届きました。かわいらしいシール付き。
「SLAM DUNK  10DAYS AFTER」
コミック「SLUM DUNK」が1億冊に到達した記念イベントのDVD。
見るほどに素敵なイベントでしたね。遠くて行けなかったけど。
DVDも黒板漫画が完全に収録されていて、思わず見入ってしまいました。人の気持ちに本当に到達する力をもった表現者の前では、誰もが自然に姿勢さえ正される… 作者とスタッフとたくさんのファンの直球のやりとり、ちょっと感動的でした。

特典映像のコミック名場面集を見てるうちに、ものすごく久しぶりに「SLAM DUNK」読みたくなって、コミックを引っ張り出して読みふけってしまいました。
ここのところ仕事が忙しいのを言い訳に、家事は手を抜きっぱなし。掃除も洗濯も溜め込んで、今日は貴重な休日だったのに!しかも夜は出かける予定。
まるまる半日、漫画読んで終わってしまった…
ま、いいかぁ~

「イン・ザ・プール」

2005-06-01 | MOVIE
仕事休みだし、水曜日で映画割引きだし、何か面白い映画見たいな~
で、見に行って来ました!「イン・ザ・プール」
何しろ公開してる映画館が、都内じゃ渋谷と新宿ぐらい。折角の割引き料金も交通費で持ってかれるわ。と、文句言いながら地下鉄を乗り継いでトボトボと渋谷まで。
平日の真昼間の渋谷は少しだけ物静かな感じ。12時からの1回目の上映、お客さんの入りは定員の1/4ぐらいかなぁ。回りを気にせずにゆっくり見やすい席を選べる、ちょうどイイ雰囲気。

映画はねー、すっごく面白かった!期待以上!
やっぱりスゴイ人でした、松尾スズキさん。
脚本家、演出家としてももちろんファンだけど、俳優としてもこのたまらない存在感が大好き!
ちょっと前にテレビで「空中ブランコ」見てて、阿部寛さんの伊良部先生もまずまずだったけど、やっぱり松尾さんの伊良部先生は最高!ヒョウ柄のブーツ、ステキ!
(原作は残念ながらまだ未読。原作のイメージとは、伊良部先生は両方とも違うらしいけど。はやく読まなくちゃ。)
ナニか企んでる目だけ残して、伊良部先生が“にぱ”って笑う瞬間が好き アーティストと同じ空気と振動を共有できる、生の舞台が一番好きだけど、ほんの僅かの表情や仕草もキチンと自分の目で確かめられるのは映像作品の大きな利点。超大作ではないけれど、エンターティメントに徹した秀作。
ホントに面白かったです。

見るからにいかがわしい伊良部先生に対して、患者役のオダギリジョーさん、市川実和子さん、田辺誠一さんはみなさん二枚目なのに、体を張った好演でした。
強迫神経症に悩むライター役の市川さんは、暴走して肥大する不安を抱えながらもホワンとしたキャラがとてもイイ感じのバランス。
オダギリさんはイケメンであればあるほど面白い役を、パンツはく暇もなく演じて実にいい味わいの演技を見せてくれました。

人間の正常と異常の境目なんて、ホントは曖昧だもん。やりたい放題の伊良部先生、これからの時代の名医なのかもしれない

帰る途中で携帯を機種変更。
やっぱり番号が変わるのはいろいろ面倒なのでボーダフォンショップへ行って来ました。
悩んだんだけど、あんまり評判のよくない3Gはやめて、V6にしました。
テレビやらFMラジオやら付いてるらしいけど、マニュアルをまだ全然読んでないので、まったく使いこなせず。なんとかなんないのー、あの分厚いマニュアル。まったく読む気にもならないんですけど…