昨年怪我をしてからは行きなれた山ばかりでしたが、三連休の中日にいわゆる健脚コース的ルートを歩いてきました。
始発で出かけ、乗り換えの立川駅で朝虹。予報では朝の内には少し降りそうですが、そのあとは何とかなるようですので青梅線を西に向かいます。
今回の相棒との山行は四回目。町で飲み歩くことが多い友人ですが、私の足の状態を知っているので信頼できるオトコです。
奥多摩駅からはすぐに急登となり二時間。愛宕山を経て鋸山。気温はそれほど高くはないものの、湿度のせいか全身汗でずぶ濡れ状態。水分は多めに持ってきているので大丈夫ですが、ちょっとかき過ぎ。
鋸山まで来れば、もちろん上り返しはあるものの尾根伝いの快適なコース。
そして大勢の人がいる大岳山。朝虹でしたがここまで全く降られず。怪我をした左ひざは、普段通りの違和感はあるものの痛みもなく快調です。
ここで大休止をしてからいよいよ御岳山を目指します
登り始めから五時間ほど、全身デトックス状態で御岳山のケーブルカー乗り場に到着!ここでようやくビール解禁で冷え冷えの生を二杯ずつ。
ようやく落ち着いたところでケーブルカーで下山し、やや早めの時間からいつもの街を飲み歩くことになりました。
盛夏の間はずっと行けなかったいつもの山小屋に行って来ました。
登山口は涼しく歩きやすそう。先週の台風の影響はそれほどなさそうですが、風で落ちたらしい色づいた葉っぱが出迎えてくれました。
湿度はとても高く、上り坂になるとやっぱり汗が出てきます。かいた汗が蒸発しないので暑い!それでも一歩ずつ歩きます。
倒れてそれほど経ってないであろう大木があります。先週の台風なのかは分かりませんが、ある意味壮大な景色です。
山小屋に到着し、少しだけお手伝いをしたり散歩をしたり。カラマツが僅かに色づき始めたところです。
熱帯夜とは全く縁のない夜を過ごし、朝の気温は12℃ほど。季節が進みだしたようです。
朝晩少しは涼しくなってきたこともあり、早朝にランドナーのバーテープ交換をしてポタリングがてらいつもの狭山湖に出かけました。
キバナコスモスも最盛期を迎え、夏の終わりを感じながらも汗はいつも通りダラダラ。
狭山湖堰堤北側の東屋まで行き、見えぬ富士山をバックに写真を撮り一休み。
同じく休んでいたお婆さんと目が合い軽く会釈をすると、「今日は富士山は見えないですね」と声を掛けられました。
そこから話が始まり入間から旦那さんが立川の馬券売り場に行く途中に狭山湖で車から降ろしてもらって散策をしていることや、30年以上太極拳をやっているとのことで実演をしてもらったりしてあっという間の30分。
86歳という年齢とは思えな程しっかりと話すその姿は、やはり運動を継続することが重要なんだなぁと感じた蒸し暑い夏の終わりの朝でした。