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Person Finder (消息情報): 2011 日本地震
前回のつづき。
登りはじめから十分足らずで峠に到着。左に谷を見ながらトラバース気味の山道を歩き谷と道が同じ高さになったところが尾根の鞍部、すなわち峠だった。
標高の高い場所にある峠に較べると何てことはない昔の生活道の一部なのかも知れないがそれだけ生活に密着していたのだろうと思うと感慨深い。
一休みして反対側へと下って行く。北斜面なのでやや暗く、倒木もありやや荒れた雰囲気。峠の入り口を探している時に道を尋ねた地元の方も昔は良く使ったけど最近はあまり行かなくなったと言っていたことを思い出した。
尾根の北側の集落に一旦下り、入り口が見つからなかったもう一つの峠の反対側の痕跡を探すことにした。
川沿いの道を遡ると、道端に石碑が一つ。安政三辰年の文字が。江戸時代後期の建立だからといって今更驚くほどのことでもないが、150年以上も前から鎮座していると改めて思うとやはりすごいことだ。
入り口を探しキョロキョロしながら自転車を走らせると尾根の鞍部と分る場所に向かうであろう丸太で作られた橋を発見!やや興奮しつつも落ちたらイヤなので慎重に橋を渡り探索開始。ほぼ間違いなく峠まで通じていそうな橋だ。
橋を渡りその先には石垣が。確信に近い手ごたえを感じながら自転車を担ぎ先に進むと急に道が途絶えてしまった。
これまでの経験から考えると、藪漕ぎをして鞍部まで這い上がっても本来の峠道ではないことが多いのでここで撤退することにした。しかし実際は花粉にやられ鼻や目がもう限界に達しつつあったというのも理由の大きなところ。地元の方に話しを聞くことが出来ればもう少し頑張ってもよかったのだが、とりあえず一つの峠は越えられたので諦めることにした。
地図にもなく、その名前すら定かではない峠がそう簡単に越えられてしまうのもあまり面白くないなぁ、と強がりを口走りながら帰るしかなかったのである。
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登りはじめから十分足らずで峠に到着。左に谷を見ながらトラバース気味の山道を歩き谷と道が同じ高さになったところが尾根の鞍部、すなわち峠だった。
標高の高い場所にある峠に較べると何てことはない昔の生活道の一部なのかも知れないがそれだけ生活に密着していたのだろうと思うと感慨深い。
一休みして反対側へと下って行く。北斜面なのでやや暗く、倒木もありやや荒れた雰囲気。峠の入り口を探している時に道を尋ねた地元の方も昔は良く使ったけど最近はあまり行かなくなったと言っていたことを思い出した。
尾根の北側の集落に一旦下り、入り口が見つからなかったもう一つの峠の反対側の痕跡を探すことにした。
川沿いの道を遡ると、道端に石碑が一つ。安政三辰年の文字が。江戸時代後期の建立だからといって今更驚くほどのことでもないが、150年以上も前から鎮座していると改めて思うとやはりすごいことだ。
入り口を探しキョロキョロしながら自転車を走らせると尾根の鞍部と分る場所に向かうであろう丸太で作られた橋を発見!やや興奮しつつも落ちたらイヤなので慎重に橋を渡り探索開始。ほぼ間違いなく峠まで通じていそうな橋だ。
橋を渡りその先には石垣が。確信に近い手ごたえを感じながら自転車を担ぎ先に進むと急に道が途絶えてしまった。
これまでの経験から考えると、藪漕ぎをして鞍部まで這い上がっても本来の峠道ではないことが多いのでここで撤退することにした。しかし実際は花粉にやられ鼻や目がもう限界に達しつつあったというのも理由の大きなところ。地元の方に話しを聞くことが出来ればもう少し頑張ってもよかったのだが、とりあえず一つの峠は越えられたので諦めることにした。
地図にもなく、その名前すら定かではない峠がそう簡単に越えられてしまうのもあまり面白くないなぁ、と強がりを口走りながら帰るしかなかったのである。
…ちょっとした道でも、鞍部を抜ける道はおしなべて「峠」なんでしょうけど、そういう道が普通にあったり、毎日使ってたりするので、却って「峠」と付くと構えちゃいます。
そう考えると「峠」って名前がつくところは、精神的にも「そrっち」と「こっち」を分ける地点なのかもしれませんね。だから同じ土地の中にある鞍部を改めて「峠」と名付けることもなかったのかな、と。