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前回の続き。
山小屋に到着し目にしたその花見のような状況、とはいっても桜の花が咲いているということではなく完全に「花よりダンゴ」的視点、ブルーシートがいくつも敷かれた広場で大勢の登山客が宴会をしている。そう、この日は山小屋のお祭りとのことで豚汁や天ぷら、そして飲み物が無料で振舞われたのである。
![奥秩父 山岳サイクリング 奥秩父 山岳サイクリング](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a8/f8f9f0e674cd39f9a5e52527a3177c66.jpg)
![奥秩父 山岳サイクリング 奥秩父 山岳サイクリング](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/9f/d0a65429154028c35f87cfe8994515f1.jpg)
ここでMさんのお仲間数名と合流、さすが山サイエキスパートMさんのお仲間だけあってどなたも一目見てツワモノだということが分る。挨拶をしてしばし歓談、出された豚汁などを平らげた頃には大抽選会が始まった。こういう場で当たることが滅多にない私だが、今回も予定通り当たらず。それでもとても楽しい会だった。
万歳三唱をして散会、担ぎ上げたラーメンの昼食をすばやく済ませると人のいない極上の下りを目指し、一行は標高1700メートル付近を東へとトラバースした。
![奥秩父 山岳サイクリング 奥秩父 山岳サイクリング](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/0c/7913b13aa09a4b4f79ef8bbc0a37961e.jpg)
比較的アップダウンの少ない登山道を進む。快適なルートだが途中何箇所も倒木があり担いで越える。高原の空気の中を暫く走るといよいよ下りへの分岐点に到着した。
ここからは我がマウンテンバイク人生でもトップクラスの極上トレイル、適度な斜度、テクニカルなつづら折れ、全く登山客なし、路面は落葉松の落ち葉でフカフカ、というマニア垂涎(死語)のルートだった。もうこうなると写真を撮るヒマもなし、わざわざ自転車を降りて撮る気もなしなので途中小休止をした時以外はひたすら下っていた。気づけば風景すら楽しむことをしていなかった。
![奥秩父 山岳サイクリング 奥秩父 山岳サイクリング](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/67/4cf4214875f740ffeaf9df838817f9c3.jpg)
分岐点で一旦休み、そこからは割とゆるやかな斜面を下る。楽しい時間はあっという間に終わり、車道へと出た。
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しかしここからは再び大菩薩ラインに出て下りベースのクルージングで奥多摩を目指すのみ。気もラクだ。奥多摩に下って行くというのがいいではないか!
まだつづく。
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