いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝いなど。

尾根道を往く。2

2009-06-22 21:40:27 | 漕ぐ
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前回の続き。

二時間の担ぎを終えようやく目指す尾根上に到着。とりあえず写真を撮ったりしつつ一休み。ここで昼食かと期待したが我がリーダーの判断は「山頂でヒルメシ」とのこと。もちろん景色のいい山頂での食事は最高だが行動食の分量が少なかった私はすでに腹ペコペコ、最後の力を振り絞ってそこから二十分ほどの山頂を目指す。

しかし広い防火帯の尾根道を歩き始めると次第に南風が強くなり、ガスが出てきた。やはりここは標高1700米、下界は晴れていても天気は変わりやすい。

山頂は風を遮る植物がないので防火帯脇の平らな場所で食事を摂る事になった。ラッキー!

山岳サイクリング


メニューはいつものマルタイラーメン+おにぎり。風は冷たいぐらいなので熱いスープが美味しい。展望はないものの山でのメシは一味も二味も違うなぁ。

重い腰を上げ出発。
ゆっくりと休憩した後なので足取りもやや軽く無事登頂。

山岳サイクリング


晴れていれば奥多摩~奥秩父の山並みを見渡せるはずの山頂もガスで展望はあまりなし。しかし開けた山頂では多くの登山客が昼食を楽しんでいた。
記念撮影を済ませ、登山の方々が下りる前にと出発。いよいよ待望の下りだ。ここまで担ぎ上げた苦労が一気に報われる。

山岳サイクリング


開けた尾根をゆっくりと下り始める。ずっと走りたいと思っていた絶景の尾根。はるか遠くまで山々が見渡せるはずだったがガスった風景もこの標高ならではのもの。丁寧に丁寧に路面のデコボコを感じながら走る。

そしてこの山域のメインの尾根から逸れて森の中の尾根へ。テクニカルなつづら折れと広くなだらかな尾根道。

山岳サイクリング


一時間ほど下っただろうか、少し長めの上り返しの先には小さなピークが。一休みしようと自転車を降りるとこんな貼紙が…。

山岳サイクリング


そう、この山付近で昨年熊が出たという話は聞いていた。熊除け用の笛をここまでも時々鳴らしていたが、この看板を見た途端に笛を吹く回数五割り増し、二人が笛を持っていたのでピーピーピーピー賑やかな山岳サイクリングとなった。

その後一度トラバース気味の急斜面で倒木を乗り越える時に前輪がすべり転倒。更に慎重になりつつもトレイルライドを楽しみ20分ほどで熊に出会うこともなく下山。
今回も山岳サイクリングの醍醐味を味わうことが出来たことに感謝しつつ奥多摩湖畔の道をゆっくり走りデポ地へ。

晴れた空の下、戻った駐車場で飲んだ冷たいコーラがやたらとウマかった。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ははは… (さくらなみき)
2009-06-23 21:55:43
ここのところ、休みの前の日になると、雨が降っている希ガス。

「次こそ行こう」と思いつつ、いつの間にかマムシが顔を見せる気候に…
orz
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さくらなみきさん (nuruhati1559)
2009-06-23 22:25:26
確かに雨が多いですねぇ。ま、梅雨ですし…。
実はこのサイクリングで虫に刺され、今もふくらはぎがすごいことになってます。
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楽しそう!! (サイクロン)
2009-06-23 23:42:36
山下りが楽しそう!!
でも担ぎは大変そう。
熊に出会わなくて良かったですね!!
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サイクロンさん (nuruhat1559)
2009-06-24 19:52:24
漕いで一時間、担いで二時間半の登りは大変でしたが山の上の空気はサイコーでしたよ。
そして熊に怯えながらのサイクリング、スリル満点でした。
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Unknown (afrikle400)
2009-06-25 01:44:44
山登りをやっていた時、おかっぱ頭でラグビー好きの数学の先生が、”山頂で飲むもので一番ウマいのは何か”というお題を出した。俺は絶対に”ギンギンに冷えた水”だと思ったが、そのマスミ先生は”ビールだ”と言って譲らなかった。

時は過ぎ、俺もどちらかと言うと”ビールだな”と思える年頃になった。

...とそれだけの話です。
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afrikle400さん (nuruhati1559)
2009-06-25 22:56:48
今回の昼食で、私が昼食時に何を飲んだかはヒミツですが、やはり運動の後のビールはウマいですね。
しかしその先生って、国語の先生でしたよね。
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Unknown (afrikle400)
2009-06-25 23:05:56
失礼、絶対に国語でした...
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