いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝いなど。

知床が世界遺産に

2005-07-15 09:16:06 | 雑記
北海道の知床がユネスコの世界自然遺産への登録が決まった。海と半島の織り成す自然・生態系が評価されたとのことである。
登録にあたっては、<1>海洋保護の強化<2>ダムの改善を含めたサケ科魚類の管理計画の策定<3>2年後に調査団を現地に招く ことを要請したそうだ。

私はこれまで知床周辺には3回ほど行っている。


羅臼岳



知床峠



知床峠あたりから羅臼方面を望む



羅臼近くのサケが遡上する河口


まぁ私の場合知床に行ったとはいうものの、ウトロから知床峠を越え羅臼、セセキ温泉などに行った程度なのでほとんど知らないに等しいのだが…。それでも知床は大変すばらしい場所で知床の地名の由来がアイヌ語のシリエトク「大地の果てるところ」ということらしいがその通りの場所だと思う。

世界遺産に登録されることにより、今まで以上に自然保護やエコツーリズムが進んでいくのは良いことだと思うが登録されたことによって逆に自然破壊の恐れもある。

既に世界自然遺産に登録されている屋久島と白神山地は登録前と後で観光客が数倍になり、ゴミやトイレの問題が深刻らしい。
知床は元々アイヌの土地だったところを切り拓き、住み、観光地化し、そして国立公園や世界遺産になった。そして有名になり観光客が更に増え、ゴミで汚してしまっては何にもならない。

今後の行政の対応や観光客の意識が高まることを願いたい。


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コメント (7)
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