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縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

すごいヤツ・・・ヒスイ加工の助っ人

2017年11月19日 10時03分31秒 | ぬなかわヒスイ工房

勾玉の内側の凹み加工する際に使う、リューターという回転工具の60番手の工業用ダイアモンドを蒸着した先端パーツ、1個500円で小分けします。

ヒスイ加工に必須のリューターと言えばアメリカのフォーダム。モーターとハンドピースが別れたタイプは使いやすく耐久性も抜群。ホームセンターなどで売っている一体成型の安物はハンドピースが熱を持ったり、水や切削屑がハンドピースに入り込んで内部が錆びるなど耐久性に乏しいのです。

 

量産する職人さんは一発で凹みが加工できる非常に高価な専用パーツを注文したりしていますが、少量生産の私は汎用性のあるリューター派。


私が愛用している180番粒度の先端パーツを観た原石屋さんがお店で売るようになって以来、使いやすく格安という事で人気が出ました。


そしてこの夏に私の意見を反映して、同じ形状で60番という市販されていない粗い番手を大量注文生産!

この粒度のパーツを個人で注文すると桁違いの高価になりますが、耐久性も切削速度も十分で、私の使い方なら1本で勾玉が30個以上は作れそう。

 

もちろん60番手で切削した後は、180番手での成形は必要ですが、とにかく仕事が早い! 

義理で20個も買わされてしまいました・・・私なら1年で2本は持つので使い終わるのに10年かかる・・・誰か買って(笑)



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