縄文人(見習い)の糸魚川発!

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我が除雪人生の中で最高のスコップに巡り合えた・・・金象印

2021年01月15日 07時58分58秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

我が除雪人生の中で最高のスコップに巡り合えたので、新規購入を検討している人にご紹介。

明治期に初の国産スコップの量産販売に成功した金象印(浅香工業)は、堅牢無比で使いやすく、その割に安価なので建設業者御用達の信頼のブランド。
除雪には氷状の雪塊を崩す、削るために平鍬が重宝しております。もちろんスノーダンプも活躍しております。
 
右からスタンダードば鋼製角スコ、その軽量タイプ「かるーいゾーショベル」、鋼製の「A柄パンチャースコップ#3」、アルミ製「D柄アルミスコップ#3」
 
これまでは金色の鋼製角スコを使っていたが、鋼材を薄くして20%軽量化した青い「かるーいゾーショベル」が、先端がブレード状に加工されているのでサクッと雪に食いつく感じが実に気持ちがいい。女性用に開発した軽量タイプとのことだが、重い雪質の新潟の除雪のためにあるようなスコップ。
写真では見えないけど「かるーいゾーショベル」の先端は、鋭角に斜めに成形されていて雪に食いつきがいい。
 
金象の柄がパイプになったタイプは、滑りにくいようにパイプに縦溝がつけてあり、グリップも太鼓状に膨らんでいるので持ちやすく、疲労度を低減してくれる心憎いアイデア。
 
また新雪時や屋根雪降ろしに使っていた大型の「石炭スコップ」も、アルミ製より鋼製のパンチャースコップ(穴開きタイプ)の方が雪に食いつきがよく、雪離れもよくて感激。
 
金象印の同形スコップでも、カタログ値はアルミ製の方が軽いのだが、持ってみると鋼製の方が軽く感じる。これは「すくい」部分を穴あきにした先端部分が軽くなった結果として、重量バランスが絶妙になったためらしい。
 
つまりは作業効率がよくて疲れにくいのです。糸魚川ならホサカ金物さんで売っております。
 
ポリカーボネート製が軽くて人気があるけど、雪玉が握れないほどのパウダースノーなら使えても、それ以外の雪質では剛性が低いので作業効率が悪く、耐久性もイマイチ。
 
1本だけ選ぶとすれば、鋼製パンチャータイプをイチオシ。
 
興味のある人は、下記「金象本舗」ホームページをご覧くだされ。
https://shop.asaka-ind.co.jp/shopbrand/0000000182/
 
各業種ごとのスコップが紹介されていて、観ているだけで楽しいです。